ちはなさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ちはな

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ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

3.0

まさに異文化交流
郷に入っては郷に従え

嬉しい時も悲しい時も歌があり踊りがある
人生を全身で表現するんだな

途中 あんな過酷な状況乗り越えてまで来たのに何をこんなところで油打ってんだよって思っちゃ
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男の優しい罪と罰(2013年製作の映画)

3.3

『世にも奇妙な物語』みたいな

時系列でちょっと混乱するんだけど
観終わると主人公自身の混乱具合と相まって納得だわ

思い通りにならなかった事、叶えられなかった約束は=裏切り

実は仕方の無いズレが生
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ふくろう(2003年製作の映画)

3.1

映画というよりなんだか舞台を観に行ったような感覚になった

どん底を味わった人間の妙な強さみたいな物が半端ない
生きるというより生き抜く執念

なんと言っても大竹しのぶさん圧巻ですな

果たして伊藤歩
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.3

やさしい
とにかくやさしいのだ

お父さんもお母さんも友達もみんなやさしい

観ているだけなのに
そのやさしさに触れると涙してしまう
その繰り返しだった

下手すると綺麗事過ぎて冷めてしまっていたかも
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.5

ドラマの時からのファン

シロさんもけんちゃんもタイプはちがうけど人が出来てると言うかホントいい人

今のはアドリブかな?って場面も二人の仲の良さ感じるしなんて言うか居心地がいいんだよなぁ

二人のこ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

2.7

太賀くんと若葉竜也くんってことで
期待値高すぎた

いくら本気で愛していても
相手に響かなければダメなんよね

愛されたい女はもっとわかりやすい愛情表現があったら満足したのか?

伝えなちゃ
でも伝え
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

『みんなどうかしている、もっと自由に生きられるのに』

実話ベースのサイコパスチックな美少年の話

ませてるだけのお子ちゃまじゃん
って思いでみてましたが
なんと言うかある意味とっても人間らしいという
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グローリーデイ(2016年製作の映画)

3.3

後味の悪さは天下一品

世の中には人知れず
こういう理不尽が溢れているのかもしれない

罠 Deep Trap(2015年製作の映画)

3.0

相当悪い方のマ・ドンソク
圧倒的な支配力!
ファンの方はあの目付き堪能して頂きたい

ジャンルで言ったらエロティックサスペンスとかになるんですかね?

気持ち悪いのと痛いのと異様な世界観で観てられない
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グロリアの青春(2013年製作の映画)

3.0

年齢を感じさせない行動ですねグロリア姐さん
まるで20代のような遊び方?

歳を重ねたからと言って恋愛上手になる訳じゃないな
まぁこの年代だと『家族』の存在は大きいもんな
簡単にそっぽ向くなんて出来な
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

生きている限り 重い十字架を背負っていくふたり

いつも素直に生きれたらいいのだけれど
人って どこかなんとなく誤魔化しながら生きていることも多い
そのほうが波風たてるより楽って逃げだな

劇中の舞台
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飛べない鳥と優しいキツネ(2018年製作の映画)

4.3

家庭にも学校にも居場所がなかったら
死んでしまいたい…って思ったりすることはきっと誰にでもある

でも みんなが実際死ぬ訳じゃなくて
その境界線はなんなのか

勇気があるないとか我慢出来る出来ない?
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

-

ドキュメンタリーならではの説得力というか
もう 観ているこっちとしては言葉がないのだよ

こんな過酷な現実が「日常」だなんて

閲覧注意ばりの映像も多くかなりしんどいけど
目を背けてはいけない場面ばか
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.5

初っ端から歯が折れるほど殴られたり
袋叩きにあったり
もう虐待のオンパレード

どんなに辛く厳しい状況であっても
少年はたった1人で生き抜く道を探す

『命』って一体なんだね?

この作品を観ていると
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

親友の二人が揃って結婚
いざ 憧れの結婚式!
しかし まさかのダブルブッキング的なお話

基本はドタバタのコメディだけど
本当の愛って?友情って何?みたいなとこ当然ついてくるから泣ける😂

誰もが幸せ
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ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.5

ラ・ミラン ファンとしては
もうちょっとグイグイ来て欲しかった感否めないんだけど
そこそこの笑いあり感動ありって事で
気楽に観て頂きたい
とはいえ
女性にも容赦ない暴力シーンとか相変わらずな韓国映画
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

4DXで鑑賞

どう考えても共存なんて無理でしょ?と
冷めた目で見ている私ですから
ストーリー云々よりやっぱり恐竜🦖の迫力だったり臨場感を楽しみました

男性よりも活き活きとしている女性達の活躍が目を
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

十代の女の子が妊娠して中絶する話

重苦しくてなんだかいろいろ切ないのだよ

一人で抱え込み何とかしようとする陰キャな主人公を支える従姉妹が神すぎる

セリフが少ないので
表情や仕草で心情を表現してい
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.2

息子の死をきっかけに母の人生が変わって行くっていう話

感傷的になり過ぎず
むしろ初老のありふれた日常が輝き出すっていう方にフィーチャー

私はドラァグクイーンのショーは
前の方が好きだが
総じてメイ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

閉鎖的な極限状態にそりの合わない男二人

そりゃカオスだわ

謎が謎を呼び 一体何が真実なんだか分からないけど
モノクロだからこその迫力と
ほぼ二人芝居で惹き付ける俳優陣見応え有り有り

...で 結
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.8

可愛がればいいってものでもなく
時に厳しさも必要で
そこにはいつも「愛」がないといけない

親を亡くした子供を引き取るって双方にとって大変な事
まだ幼い子供なら尚更自分が一番愛されたい訳で

子供のジ
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.4

さすがフランス
このなんとも言えない
性に対して貪欲&おおらかな感じ

登場人物それぞれの思惑が交錯する

若い情熱が勝つか 大人の冷静さが勝つかみたいな女の戦いも見もの
こう言っちゃうとドロドロ劇っ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

話の筋は王道中の王道で最初から最後まで予想通りなんだけど
出演者のキャラクターが良くて惹き付けられる

ルビーの家族はとてもオープンで
普段から言いたいことも言い合ってるし
それぞれの『役割』を全うし
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

学生の友達のノリっていいよね

ハチャメチャやったり
その場に流されたり
喧嘩したり
冷静になったり
自分を奮い立たせたり…
卒業間近のドタバタ劇だけど
めちゃくちゃ沁みる

笑って泣いて最後はこっち
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私が、生きる理由(2011年製作の映画)

3.7

『理由のないゆるしは罪ですよ』


被害者がゆるす事も
加害者が更生する事も容易な事ではない

ゆるす事は自分を悲しみや辛さから解放することになるのか?
宗教で救われるどころか逆に苦悩が増してる感じ
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.7

なんとなくしょっぱなから不穏な空気感

幸せなんじゃないのこの家族?からの
話が進むにつれ理不尽で胸糞悪ぅ~
時にジワジワ時に大胆に攻撃して追い詰めるの怖すぎ

寡黙な夫にしっかり者の妻
ケビン・コス
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彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

3.9

都会でこんな事あるわけないと思いつつ
観ているうちに
いや 有り得る…に変わる
それくらい 話に引き込まれてしまう

無人島(?)に流れ着いた男と引きこもりの女
なんの接点もない二人が繋がっていく様が
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

最後に笑うのは誰?

みんなお金が好きなのね

一見 いい人そうに見えても
大金目の前にすると『欲』がぶわーっと湧いてくるっていう様がなんともリアル

あっちもこっちも話が進んで
時系列途中で?になっ
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シークレット(2009年製作の映画)

3.6

とりあえずこの頃のチャ・スンウォンが
ビジュアル的にかっこ良すぎたので
もうストーリーはおまけと思って観れば
結構楽しめる


夫婦揃って巻き込まれたってことより
夫婦揃って何やってんだか?って感じ
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泣く男(2014年製作の映画)

3.7

『俺はただ…疲れてる』


観てるこっちも疲れます
女性にも容赦ない暴力とか
痛い やめて~!

見終わってみれば既視感あるようなストーリーだけど
アクションだったり銃撃シーンだったりは見応えあり
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

『誰も否定など出来ない』


改めて思う
スティーブン・キングって凄くない?

スーパーの中が まんま社会の縮図

いろいろな価値観がぶつかって
問題が次々に出てきて
どう行動するかは自分で決める
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.6

野望に欲望

日々の生活の中で足りないものを埋めようとする力はやがて怒りとなって…

話は胸糞だけど
少女たちのパフォーマンスや秘密の隠れ家がとても印象的

大人も子供も持っている表の顔と裏の顔

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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

なんて言うか…
凄いんだか凄くないんだか
とにかく微妙

出演俳優さん達流石なんだけどな

川に毒撒いたらあんなん出来んの?とか
なんで怪物の行く方向にみんな逃げるの?とか考えちゃいかんのやろうね

セシボン(2015年製作の映画)

3.3

『あなたは私のために何が出来る?』


実在した店や史実を元にしたお話だけど
メインの恋愛部分はフィクション

なかなか手に負えないタイプの女子に
よりによってピュアで一途な男子がのめり込んじゃって拗
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黒く濁る村(2010年製作の映画)

3.7

『コソ泥は物だけ盗むが本当の悪魔は人の心を盗むものだ』


なんかいろいろ怖いのよ
そんで尺が長めでちょっとしんどい
結末早よ!ってなる

村の雰囲気も建物もそこに住んでる人達も怪しい
宗教絡みで怪し
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前科者(2022年製作の映画)

3.0

幸せに暮らしていれば誰も他人を傷つけようなんて思わない

自分さえ良ければ…って価値観があると犯罪はなくならんよね

しかし無給の国家公務員である保護司さんの存在って凄い
熱意と善意が相当ないと出来な
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