子供たちは大人には言えない秘密を抱えて成長していく。ジュブナイル系とはまた違ったひと時の夏の思い出。
北欧から衝撃的な作品が、また出てきました。サイキックスリラー映画ではあるあるのエフェクトが凄いも>>続きを読む
まさかエスターが奮闘するお話だなんて思わなかった。でも、もちろんエスターは抵抗するで!狂気で!31歳!
前作について、私はそこまでハマっていませんでした。しかし、今作は色々とよく考えられていた作品で>>続きを読む
何かある被告人と何か不自然な弁護士のやり取りとこのストーリー展開は、先読みしない方が幸せなのかもしれない。
いい意味で二転三転?四転五転するようなお話で目が離せなくなる。ポスターにもある「この男を救>>続きを読む
予告の崖の上からダイブするシーンは圧巻!「よっ!待ってました!」と、歌舞伎の名シーンを見るかのよう。
崖の上からダイブするシーンをめちゃくちゃ広告で流していたために、「あの崖のシーンはまだか?」とか>>続きを読む
悲しい最年長シリアルキラーの誕生劇。それは、親からの抑圧と裏切られる現実によって狂気に陥るしかなかった。
前作「X-エックス」のシリアルキラーのおばあちゃんは、若い頃に狂気じみた環境下で生きていたこ>>続きを読む
製作手法のためか?実際にYouTube動画から映画デビューしたためか?作品の世界から現実の世界を巻きこむ物語。
CGに頼らずに製作にかけた期間7年。ストップモーションと実写を合わせて製作したとなれば>>続きを読む
駿監督純度100%映画。駿監督の自分語りであり、混沌とした自身の中の闘いの物語。
監督はいつも「今回で最後です」って言っておいて、次回作やっていているじゃないですか?という意見がありそうですね。でも>>続きを読む
未来へ残してはいけない「無責任」と沖縄県が抱える貧困問題。その現状を細かく作られた作品であり、注意喚起をする作品。
この作品によって、沖縄県が全国の平均を上回るほど若年層の貧困率が高い現状だというこ>>続きを読む
秘宝奪還屋の見事な終焉作。過去の英雄で時代に取り残された冒険家の居場所を見つける物語。
昔の栄光も何処へ?というぐらい老いを感じさせる姿になっていたインディー。そのうえ、舞台は昔の歴史を知る考古学よ>>続きを読む
色んな意味でちょっと凄いものを見せられた気分。思ってたよりもスプラッターホラーをしていた悪魔のプーさん。
まず、この作品は人を選ぶ分類の映画であることは前提にあります。数年前に本作の画像を見かけた時>>続きを読む
開始25分経過してからのワンカット長回し風アクションは、続編の本作でも健在。これをやり抜くだけでも凄い。
本作は前作の続編だけあって、前作を観ていないとキャラクターたちの背景が見えてこない部分もある>>続きを読む
一言で言って多様性。ラッパーが富裕層を連想させるオペラをやってはいけないと誰が決めたのか?
ラッパーだからとか富裕層の生まれでは無いからとかって、そんな理由で才能がある人からチャンスを奪ってはいけな>>続きを読む
過去のDC作品と向き合って、これから作られていくDC作品を見据えて、制作側の問題点を解消した作品。
フラッシュのドラマシリーズはほとんど観ていませんが、作中でフラッシュの誕生と葛藤と苦悩を1作でスピ>>続きを読む
"運命"とは何か?スパイダーマンとしての"定"と親からの"柵"が交錯しているよう。もはや全てから抗っている。
本作は何というか、前作の「スパイダーマン:スパイダーバース」の"運命を受け入れろ"という>>続きを読む
「こんなAI人形は嫌だ。」という問いにおとぼけな回答をしたかのような、ホラーでも少しコミカルなホラー映画。
「もう1つの現代版チャッキーと言った方がいい。」と、観る前に思っていましたが、やはり伊達に>>続きを読む
この渇ききった世界で、社会的に見て弱い立場の人に手は差し出しても、干渉し過ぎてはいけない。
公共サービスを取り扱った作品だけあって、訴えているものがある社会派な作品だと思います。
原作は1990年代>>続きを読む
心が荒んだ彼女たちは、倫理観はなくなり、衝動に駆られ、気持ちの悪い”怪物”となる。
人は不満が募れば募るほど、ここまで気持ちの悪い怪物になれるものかと思わされました。全編ワンカットということもあり、>>続きを読む
これは、怪物探しではない。誰もがその面を持っている。”怪物"ではない”人間”たちの魂の叫び。
この映画を観ていて、”怪物”とは何か?と問われているように感じました。それは、世間から見て”普通”から外>>続きを読む
人生は、虐げられるもと自分で決めつけてはいけない。諦めずに挑戦することが大事だと。
色の鮮やかさや獅子舞の生きているような生命感のある動きなどのクオリティー、主人公の成長するお話、何も文句をつけられ>>続きを読む
多数派が自然とやっていても、何かおかしいと思ったら行動に移すこと。結果が如何であれ、続けること。
レーガン政権になるアメリカを舞台に、連んでいた友達を貧富や人種の違いだけで切り裂かれる。アイルランド>>続きを読む
いつの時代でも、掟に従っていては何も変えられない。謙虚でありつつ行動すれば、自ずと結果はついてくる。
マッド・デイモンとベン・アフレックのコンビがお送りする、お仕事のお作法映画とでもいうような作品で>>続きを読む
動物と人間は、話し合うことはできない。でも、何を思っているか考えることが必要。
主人公はロバのEOのため、一切何を思っているか言語化はされておりません。しかし、EOが何を思っているかというのはなんと>>続きを読む
栄光から失墜していく怪人(モンスター)が奏でるカルテットは、不穏で不快。ストレスを疑似体験する。
個人的な捉え方でしたが、冒頭から民謡がバックで流れるなか、エンドクレジット並みのスタッフロールが流れ>>続きを読む
最も暗いのは、日が昇る直前。不安が押し寄せる闇夜。その最中に、共に暮らしていた家族のお話。
全て新しくして歩み出そうとするフランス。旦那と離婚をしてこの先どうなっていくのか?しかし、家族に招いた家出>>続きを読む
ガーディアンズの集大成作であり、"ありのままを受け入れ旅立つ"ガン監督の新たな門出作。
本作はアライグマのロケットの過去が明らかになるものの、その過去が悲しいかったこともあって、作品全体的に暗い印象>>続きを読む
イルミネーションがイルミネーションの世界観で、任天堂のあの名作を徹底的に作り上げた!最高の"まんま"マリオ。
あのミニオンシリーズを生み出したイルミネーションと製作陣に任天堂の生みの親である宮本茂氏>>続きを読む
人が光を追うことは儚いのか?これが現実なのだから黙っているか。人生逆転劇のような呪縛を断つ物語。
良くも悪くも村のコミュニティを描いていましたね。それに主人公の父親が罪を犯して自ら命を絶ちましたが、>>続きを読む
「延命」による問題を提示しつつも、人は支え合いながら生きるものなのだと述べている作品。
今作も「PLAN75」や「すべてうまくいきますように」のように、歳をとり周りに迷惑をかけてまで寿命を延ばすこと>>続きを読む
終始ニコラス・ケイジ愛に満ちていた。本作を一言で「NKU(ニコラス・ケイジ・ユニバース)」と言ってしまいたい。
ここ最近の作品だと真面目にスレたことをやっていた印象で、90年代のイケイケの頃の彼に戻>>続きを読む
ブレンダン・フレイザーが映画出演から遠のいてしまった空白の時間を説明し、ファンへの謝罪の想いを表していた作品。
私の中では、ブレンダン・フレイザーといえば「ハムナプトラ」シリーズですね。小学生か中学>>続きを読む
人は余命わずかの時に人生を振り返り行動を起こす。黒澤明監督の名作のリメイク。
本作のオリジナルの映画は、私が高校生の頃に観ていました。そのため、予告のブランコにのる主人公の姿を観ただけで心を奪われま>>続きを読む
DC映画界隈で混沌としている中、安定した2作目でもあり、今後のDC映画をどうしていくかが気になるような感じ。
お話も良かったですが、私個人としては、最近の雲行きの怪しいDC映画に光が差し込んできたよ>>続きを読む
音声が無くなってしまった既存の映画を復元させる。母親だからといって、夢は諦めずに敬意を払いつつ。
この映画を観て真っ先に何かの映画に似ているから観ていられると思ったのは、「永遠の0」と「ドライブ・マ>>続きを読む
本作は、監督自身が結婚式でライダーコスをするほど、仮面ライダー愛が濃厚。でも、ほぼ無知識でも観れる「シン作」。
本作は当然ですけど、かなり初代の仮面ライダーを意識して制作されていました。再現をすると>>続きを読む
「ルールに遵守」なのは、日本の良いところでもありますが、時と場合によっては柔軟に対処しなくてはならない。
この事件の時代背景としては、まだGAFAMが成り立つ前に日本のIT企業や技術者も成長時期。W>>続きを読む
映画は、作り手によって見せるものを180度変えられる。暗い真実を明るい幻想にできる。
これは自伝でもありますが、個人的にはスピルバーグ監督ベストアルバムのような映画でしたね。映画撮影に目覚めたエピソ>>続きを読む