まりぃくりすてぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まりぃくりすてぃ

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チャンス商会 初恋を探して(2015年製作の映画)

2.7

わたしを泣かせたくて泣かせたくて泣かせたくてしょうがないこのメロドラマが、終盤のタネ明かし頃にはわたしを白けさせた。こんな反則に泣かされてたまるか!

だ・が、、、

本編残りあと数秒、というギリすぎ
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.9

捕虜収容所にて、坂本龍一扮する大尉が、デヴィッドボウイ扮する “俘虜ロレンス” とBLに陥り、戦争そっちのけで牢屋の中でディープキスなどを繰り返す。
目がイッちゃった坂本は「貴様はそれでも皇国の軍人か
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.7

愚者(道化)の無双は、楽しいに決まってる。音声が聴き取りづらいのが残念だけど。
私も、私の味方も、私の敵も、縁のない人も、み〜んなこれを面白がるね。太陽みたいな映画。

観た千人中千人とも「川島監督が
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物語る私たち(2012年製作の映画)

3.0

出生の秘密? ドレが本当の父親かは、顔見れば一目瞭然デスヨネ。横顔が特に似てるもん。(パケ眺めてもすぐわかるでしょ😉)

ドキュオタが作ったみたいな、opの個性出しと終盤の小ヒネり。

でも、長い
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

2.0

ジャガーザメが映った時になにこれたのしいと思ったほかは、どう受けとるべき映画なのか掴めなかったけど、音楽の響き方 (唄われ方) がつどつどいいかんじで、、 
エンドロールを眺めたら、序盤のジギースター
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袴田巖 夢の間の世の中(2016年製作の映画)

-

袴田巖さんの無罪が確定したら、日本政府は巖さんと姉の秀子さんに (お金の十全な補償だけでなく) 国民栄誉賞を贈るべきですね♪ 秀子さんを法相にするのもいい。そしてノルウェイの委員会は、ノーベル平和賞を>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.7

Xmas場面もあり、音楽ふくめて冬映画的な温かみが豪華✨ デボラ・フランソワは “金髪のオードリー・ヘップバーン” だね💖 フランス作品としての総合力にあたしはねじ伏せられそうになった ❣

タイピン
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タンジェリン(2015年製作の映画)

4.6

会話テンポ速ッ。切り返しパッパッにも、ついていかなきゃ。目が回りそう。
そんな始まり。個性的な人たち。女はどっち? どっちでもないの?
すごく暑げな12月24日、みんな半袖。南半球のどこ?どこ? 陽光
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.1

結婚生活が自動車運転みたいなものだとしたら、、
“普段から愛おしく整備して、上手く乗りこなして” 行き心地のよい人生を駆けたいね♪
でも、調子の落ちた二人の生活を、この夫ルーは、“フツウのAT車” に
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恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

2.0

助演女優のあざとい声と “災害カレンダー” がよかった。
遊びの加えすぎによる自壊は、確信犯? めんどくさいような内容全体あっというまに忘れた。


ところで、、
昼間、あたしの住む建物の向かいの五階
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.7

身を削るような幾人もの憑依。
一貫して高らかな画。音も。
このピュアと、尊厳と、冷静さと。。

空前絶後の褒め言葉をあてがうならば、これは “キンシャサの奇蹟” に最も近い映画のひとつだ。フォアマン対
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.6

明ケマシタラ オメデトウゴザイマス

わりと面白さがしっくりした……けども、あたしらのルサンチマンを焚きつけておいて放置の、イイコなニューヨーカー映画。終盤展開をぺたんこにせず〈狂〉に走らすべき
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.2

今日12月26日は、英国では BOXING DAY。(意味違うけど。)
うちらのヒーローがちょうど英国選手を凹して四団体完全統一したばかりでキブン良いんで、思わずリングのヒ…ロインさんたちをお招きして
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

1.3

大切な人同士💏🌆のアニバーサリー映画にでもなりそうなパッケージだけど、内容は陰気だった💦


先日、「夜9時に突然、遊園地🌃🎠🎡におでかけしたいと思い立ち、おうちでお二人様で準備する」夢をみた。閉園1
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ひかりのまち(1999年製作の映画)

4.9

ある人のオールタイムベストと聞き(そういうのって緊張するんだけど)、夏にclipしておいたが、この寒い季節に観てすごくよかった。人のぬくもりが、いい意味で恋しくなる。
人間って、いいな。すなおにそう思
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作漫画をクラスメート♂に借りて全巻読んで宮城リョータ推しとなって、幾星霜。ストーリーも主役の名前(桜木花道)さえも、うっかり忘れちゃってたけど、宮城リョータだけをずーーっと憶えてた。ストーカー
そん
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ダイアナの選択(2008年製作の映画)

2.1

ヒロインの得意技は、気に入らない男への股間キック。
そしてヒロインと友達が、銃乱射男に「どっちか一人を頃す。どっちがいいかな🍀☘️? ねえ、どうすべき?」とムゴい質問をされちゃう♪ 至近距離で。

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恋は光(2022年製作の映画)

1.1

キャンパスガールが頭にドリンクかけられたりするnon-noなCanCamなアバンタイトルの1〜2分だけ面白かった。
「出展された絵」も🙆
あとは🙅
恋の定義なんてどうでもよくない?

ところで、このご
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

現代日本の出版文化史上最高最善のノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著)をTBS・東宝・読売・毎日あたりが組んで商業映画化する…という時点で〈駄作〉確定のはずだった。監督名>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0

娯楽映画として面白かった。

悪かった点は、特にないけど、まあ、恐怖を煽り立てる劇伴のウザさとか。エモ狙いのつもりなんだろうラストには、泣きそうにならず。
良かった場面は、ピクニック先での大尉の水平チ
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空のない世界から(2021年製作の映画)

2.9

ミニマムなキャラたちの大半が善人なので、ひりひりな中にもほのぼの(略して、ひのひの)。
強面オーナーと仁王立ち男児がmyオキニキャ❤ オーナー役小沢仁志さん(バーキンをお土産にちょうだい)と男児(お菓
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の方へ、流れる(2021年製作の映画)

2.1

最初の10分間ぐらいは面白かった。愛され袖…ってほどじゃないけど、ふふふ、手からね。
撮影照明担当者の貢献大。町の美しさ・主演女優のほんの少しの魅力があり、最後まで画は高所安定。

脚本と演出は失敗。
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初恋(1951年製作の映画)

3.0

私の最好き映画『ブラザーサン・シスタームーン』でお母さん役だったイタリアのヴァレンティナ・コルテーゼさんが、ここでは主演だ! センス良くて頑張り屋な、いい役者って最初からわかる。けど、ちょっと地味見え>>続きを読む

パラダイス・ヒルズ(2019年製作の映画)

3.0

レディーを高めてくれそうで、ネイル💅の最中に観たかった気がした序盤。ソフィア・コッポラがポリコレを不器用に取り入れながら『エヴォリューション』や『侍女の物語』似のコワめのを創ったらこんな感じ?かな〜と>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.9

暑苦しいインド人たちが寒苦しいイギリス人たちに虐げられ闘うのを日本のマッリさんはフーフー圧倒されながら観ました。CGをキホン肯定しない派なんだけど、熱苦しい気力&腕力&快復力の漢たちにとにかくカンパー>>続きを読む

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.9

前世紀のうちにいろんな人がいじくってた類いの素材なんだけど、21世紀的アプデがちゃんとできてるっぽかった。細部とか心情とか丁寧に作っていっててルックも編集も上々、主演のレベルも強!だから、ずっと物語の>>続きを読む

人生は二度とない(2011年製作の映画)

3.0

イキイキしてる。。

でも、誰にも感情移入できなかった。
主役男子3名(内面がマシな順に、アルジュン>カビール>イムラーン)と婚約者は、行動原理が雑だったり幼稚だったり自己本位だったりしたから、基本的
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.3

いちおう面白かった。超上手じゃないけど。みる価値あるかどうかってより、作ったことに価値ある系。一つの世直し快作が生まれるためには、百の社会派作が産み落とされておくべきで。ただのエンタメから左翼モテのや>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

3.5

◆あたしの流れ◆

東映製作ってことで、血ドバをおおらかに予想。

血糊量充実なので、「なにこれ東映っぽ〜」と当たり前を呟きながら観てる

途中いろんなことを思ったが、「東映〜」の範囲を特には超え
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とどのつまり(2022年製作の映画)

3.1

あたしは役者になりたいと思ったことは一度もない。ほんの短い人生、他人の書いた台詞を覚えて覚えて生きるなんてまっぴらだ。頭わるいし。

あたしはJS6頃、同クラの派手な女の子と一緒に考え出したストーリー
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.8

よくいえば「深田晃司クォリティーの現状維持」、わるくいえば「深田さんが深田らしさをやっちゃった。ニコニコニコ」。

「そんな綺麗な顔に生まれやがって」と十人中六人までの女性観客から軽く妬まれちゃいそう
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エメラルド大作戦(1981年製作の映画)

-

世界最高のベーシスト(☜ネックの角度が)であるビル・ワイマンが音楽を担当。のちの『フェノミナ』は虫映画🦠だから苦手!みれない!って人のために私が本作を貴重ナビ♡
80年代初頭のフンイキなんであろう “
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.5

インターコンチネンタルな活気が、ジュリエット・ベルト監督の後継者っぽだった。そんな序盤。私ら東洋人もローラースケートでも履いて交じりてぇ〜ぞ✨⛸

物語ってものには「濃さ×リアリティー」が最重要なのだ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

1.1

100%子供向け。全ベタ。ムリです。

“画と最小有効セリフ” で語らず、説明ナレーションがあちこちで鉄砲水状態。つよぽんのその自ナレーションが心こもってないし。。。(終わってみれば、つよぽんが出演し
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.6

「裏切られても裏切り返さない」──このセリフだけで泣くでしょ。

クリスマスに重病女性を笑顔にした一個のケーキが、日頃おしゃカフェや家で甘いもん喰いまくりの私のまなこに眩しい。

青パワーショベルとオ
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Viewers:1(2021年製作の映画)

4.0

ハキハキしてる!

小汚いと思ったら、意外に美度高め。
猫度あり。犬度もあり。ツルツルの水たまりに恋しました✨
ラストにもうあと+ワンテクすれば、さらなる強作に?

私の人生やあなたの人生の2分19秒
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