クラゲさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

読書ノート[19]

「BLUE GIANT」観て来た。

真っ向勝負のジャズには馴染みが無いけど、身体が内側から熱くなる。

本当に当たり前なんだけど、努力の先にしか誰かに何かを伝える力は無いんだ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.5

読書ノート[19]

「エゴイスト」観て来た。

先ずもってBL映画では無かったし、その詳らかさに思わず細目になってしまった。

そこにきての、鈴木亮平の仕上がり具合。

凄い俳優さんだねぇ。

物語
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「バビロン」観て来た。

豪華絢爛で大いに狂気を孕んだ映画業界の栄枯盛衰。

消費されるスター達を見てて、3時間越えの間、ずっと心の奥がギュッと縮まる感覚を抱えてた。

映画作品
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「ピンク・クラウド」観た。

作品の中での月日の経ち方が半端ないので、そこに考えを馳せると俺はゾッとしかしない。

失ったモノを数える人、受け入れる人、そもそも知らない人。

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ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「ザ・ソウルメイト」観た。

テレビドラマの様な雰囲気で、さらっと観れて楽しめた。

まさに“情けは人の為ならず”。

シリアスな場面でも、どこかクスッと笑えて、ラストでホロっと
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.5

読書ノート[19]

「キラーカブトガニ」観て来た。

カブトガニ怪人パニック特撮B級ホラー。

聞いてた通り成程に馬鹿馬鹿しいけど、それを愉しむのが正解。

怪人デザインだったり、劇中歌がどれも地味
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「NOPE ノープ」吹替えで観た。

青空の下で喰われて死ぬって、ゾワゾワするね。

F1みたいに高速で通り過ぎる人間の断末魔の演出が不穏MAXで大好き(笑)

含みの多い物語
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草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

4.2

読書ノート[19]

「草原に黄色い花を見つける」観た。

ベトナム農村部の原風景が兎角綺麗。

風の描写が印象的で、行ったことないんだけど、、、初夏の風に吹かれた様な気さえした。

主要キャラ3人の
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「ミッドナイト・ランナー」観た。

ギジュンとヒヨルのキャラがカッコ可愛くて堪らない。

おバカなんだけど、真っ直ぐで、アツい奴らなのよ。

アクションも泥臭いんだけど、そこが良
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「Swallow スワロウ」観た。

異食症がキーワードだったけど、根底に在るのは人に愛されたい、もっと言えば、自分自身の事を愛したいっていう差し迫った想いだったのかもと思った
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心霊写真部 劇場版(2015年製作の映画)

2.9

読書ノート[19]

「心霊写真部 劇場版」観た。

ホラー✖️鼻声JK✖️摩天楼オペラ(笑)。

前作は未鑑賞だけど普通に楽しめた。

部長役の人が元デカレンだったは、、、。

心霊写真に霊を封じ
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

5.0

読書ノート[19]

「正しいバスの見分けかた」観た。

25分のショートムービー。

やられた、最初から最後までめっちゃ好きだ、コレ。

夏の雰囲気も何気ない会話と表情も全部堪らん。

誰しも似た様
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レジェンダリー(2017年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「レジェンダリー」観た。

ヒーローになる前のトム・ホランドが主演。

既に目力が宿ってるし、やっぱカッコ可愛い。

聖遺物とか神のご加護とか、もはや死亡フラグ以外の何物でもない
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そこにいた男(2020年製作の映画)

2.9

読書ノート[19]

「そこにいた男」観た。

30分ちょっとのショートムービー。

実際の事件が題材っぽいので、もちろん救いは無い。

鳩の意味ってなんだったんだろ。

主役の女優さんの瞳が印象的だ
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「死体が消えた夜」観た。

ホラー?サスペンス?みたいな雰囲気で物語が進んでいって、中盤過ぎから一気に加速するのが良かった。

救われないけど勧善懲悪なラストも好き。

面白かっ
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.1

読書ノート[19]

「ジオラマボーイ・パノラマガール」観た。

冒頭でハルコ達自身が言ってた“浅はか”で“迂闊”な10代の恋物語。

その危なかっしさが苛々しつつ眩しかった。

東京で未成年をするっ
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サウスバウンド(2015年製作の映画)

3.0

読書ノート[19]

「サウスバウンド」観た。

“荒野の街道”をキーワードにしたオムニバスホラー。

詳細は分からない不条理系っぽいけど、そこそこグロいし、4つの話が別々の様で繋がってて、挙げ句ルー
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.7

「メランコリック」観た。

思いの外、すっごい好きな作品。

何回も破綻フラグが立つのにフラグはブラフでハッピーエンドにこぎつける。

主要キャラの和彦と松本にある種の清々しさみたいなモノが垣間見れる
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大事なことほど小声でささやく(2022年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「大事なことほど小声でささやく」観て来た。

あくまでゲイはエッセンス程度で、主題は喪失と如何に向き合うかって感じがしたな。

話を聞いて貰えないって、ハタから見たらあんなに胸が
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

読書ノート[19]

「グリーン・ナイト」も観て来た。

2022年ラスト鑑賞作品。

俺にはストーリーが難解だったんだけど、粛々とした雰囲気とひたすらにゴシックな映像美がバンギャの心を刺激する(笑)

RRR(2022年製作の映画)

4.1

読書ノート[19]

「RRR」観て来た。

179分のインド映画。

インドの植民地時代の話なので悲惨さもあるけど、湯水の様にお金の掛かったボリウッドの怒涛のエンターテイメントの大波に押し流されて楽
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

読書ノート[19]

「THE FIRST SLAM DUNK」観て来た。

最大限まで漫画である“訛り”を残したままアニメにしてる感じ。

だから、オジさんのノスタルジーにも強く作用しつつ、タイムラ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」観て来た。

水族館好きには海洋生物のデザインが素晴らしい。

もう人間はその姿を捨てて、みんなナヴィになればパンドラの為にも良いんじゃな
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「マッドゴッド」観て来た。

台詞一切無しのストップモーションアニメのダークファンタジー。

正直、1ミクロンも意味が分からなかったけど、全シーンのデザインの凝り具合が狂気の沙汰
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「哀愁しんでれら」観た。

狂気の正当化。

マトモな人は誰も居なかったけど、じゃあどうしたら良かったのかっていう正解若しくは良解を示せるのは一体誰なんだろ。

少なくとも俺には
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

読書ノート[19]

「すずめの戸締まり」観て来た。

前半までは“含み”の多い表現だなーなんて思って観てたけど、後半はもぅダメだ。

“おかえり”が無くなってしまった“いってきます”のどうしようもな
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劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 冥き夕闇のスケルツォ」観て来た。

前回の続編とはいえ、アスナの強くなり具合がエグめ(笑)

今回はバトルパートも多くて
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.2

読書ノート[19]

「ブラックアダム」吹替えで観て来た。

遂にドウェイン・ジョンソンがピタピタスーツのヒーローに!!

カッコいい!!

車に乗ってなくても“ワイルド”で超“スピード”でした(笑)
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「殺人鬼から逃げる夜」観た。

兎にも角にも、もどかしい。

それに尽きる。

そして、足が速い。

スプリント並みに。

靴下なのに(笑)。

殺人鬼役の俳優の目がイッてて良き
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母性(2022年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「母性」観て来た。

最後まで居心地の悪さの様な感じをずっと抱えたまま観終わったけど、それでも面白いからタチが悪い(笑)

母と娘っていう関係性の間には、血の繋がり如何に関わらず
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

読書ノート[19]

「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」観て来た。

物語の要所要所で湧き上がる“もし生きてたら違う未来だったのかなぁ”って気持ちがリアル。

皆んなで喪に服して、想いの行
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「DUNE デューン 砂の惑星」吹替えで観た。

冒頭から壮大。

そして、お察しの通りのto be continued(笑)

続編気になるねぇ。

衣装も素敵だし、ティモ
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血を吸う粘土~派生(2019年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「血を吸う粘土 派生」観た。

前作のラストに至る迄のまさに派生話。

そこに繋げて、更に着地点に到達させてるのが良かったな。

CGが入りつつ、グロシーンも派手になって、特殊
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

3.7

読書ノート[19]

「血を吸う粘土」観た。

粘土が人を襲うっていうトンデモ展開なんだけど、良い感じに気持ち悪い特殊メイクが好き。

芸術を生業にしようとする人達の才能に対する嫉妬や劣等感が、都会に
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王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.8

読書ノート[19]

「王宮の夜鬼」吹替えで観た。

朝鮮王朝のお世継ぎ問題✖️ゾンビパニック✖️刀剣アクション。

何も考えずに気楽にハラハラしながら観るのが正解。

面白かった。

黒幕チャン・ド
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

4.0

読書ノート[19]

「左様なら今晩は」観て来た。

小粒感のあるラブストーリーが作品の雰囲気に合ってる気がした。

幽霊と人間との恋路っていう、もうどうしたって叶わないフラグが最初から立ってるので、
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