9642さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

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ケンちゃん! 面白いしお洒落だしカッコいいし。特に終戦直後の闇市でのファッションが良すぎる。文太さんの着てる革ジャンとか。山城新伍のジャケも良かったな。後半だけど渡瀬恒彦の乗ってるクルマも良きでした。

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

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ようやく見れた。ジュリーに首ったけ。しっかし文太さんも池上季実子も、みんな人間が剥き出しですごい。アフター学生運動、ビフォアバブルの1979年。それでも何もかもをぶっ壊したい衝動は存在したんだろうな。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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悲しい映画だった。キービジュからもっとイケイケの任侠モノを想像してましたが、全然違いました。良い意味で。綾野剛の好演はもちろん、加えて北村有起哉を推したい。薄幸な漢がこんな似合う人、なかなか居ないよ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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アイアムグルート。アライグマの方がグルートかと思ってたら違った。メタスペオペというか、ネオクラシックというか。でも、キャラ立ちがすごいから素直に楽しんで観れる。ヨンドゥが割りと好きです、クソ強いので。

戦国自衛隊(1979年製作の映画)

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『戦国自衛隊』ってこんな話だったんだ……。追悼、千葉真一。ミリタリーアクションだけどそれだけじゃなくて、ニューシネマ的な哀愁もありつつ、そもそも非戦の自衛隊の意義を70年代のロジックで問う作品でした。

少年の君(2019年製作の映画)

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貧困、格差、いじめ、受験戦争。しんどい題材にも関わらず、であるが故に、信じられないほどまばゆくて美しい青春映画になっている。キャストやスタッフの「何からも逃げない」という覚悟が感じられた作品でもある。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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「Fuck Ideology」というパンチラインが作中で何度も登場する。結局、カルチャーとプレジャーを殺戮するのはイデオロギーなんだ。個人的なオールタイムベスト。カルチャーが政治や戦争とたたかう物語。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

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キャプテンとホークアイが好きです。チームがチームとして動き始めたときのカタルシスは、半端ないなあ……。MCUマラソンを開始して、ここまで辿り着いて、ようやくワクワクしてきた気がします。ロキもがんばれ。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

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前知識が全く無くて見たので、舞台が現代じゃないことにびっくり。キャプテン・アメリカのルックは好きです、盾も好き。たぶん仮面ライダーとフォルムが似てるから。全体のシナリオは大味な気がしないでもないです。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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「貴族殺す!」が「貴族怖い……」になり、やがて「貴族も平民も……」に至る映画。特定の階層の批判や分断ではなくて、ゆるやかなる連帯と希望を描出したところが、本当に素敵だと思う。東京は綺麗な綺麗な幻の街。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

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セロンさま無双。しかしスーパーパワー系の無双ではなく完全肉弾ステゴロ上等系無双。人間ってなかなか死なないのかもと変なところ感心。さりげなく「Fight the Power」がクラブでかかってたの最高。

街の上で(2019年製作の映画)

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とても好き。10年、いやさ、20年以上前に死ぬほど憧れた下北沢の、気だるい感じがスクリーン越しにビシビシ感じられる良き映画でした。『おちょやん』に出演している若葉竜也と成田凌が共演しているのも楽しい。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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大好き! マ・ドンソク!! カッコよかったわあ……最高にグレートでした。高速鉄道というクローズドサークルのゾンビもの。2時間もつのかな? との心配は完全に杞憂。なぜなら、マ・ドンソクが最高最強だから!

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

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完璧なプロット。ポンコツ警官モノのド王道。コメディなんだけども、がっつり流血して人死が出るのは、やっぱりアメリカ映画だなと思ったり。エンディングロールで、明らかに本編と関係ない謎映像出るのも好きです。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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卒業式前日、アメリカ高校生のはっちゃけ。ダサいけど超クール、両方共存してる感じ、音楽もファッションも。そして、何者かになる前の存在が放つキラッキラな光芒は、国とか人種とか時代とか、問わないんだと実感。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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叔父と姪、静かな生活。本当に静かで、中盤までほぼ台詞がなく、劇伴もない。まるでドキュメンタリーのよう。大きなドラマや事件の解決でカタルシスを得る作品ではない。ただ、世界のどこかにある生活を見つめるだけ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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1982年生まれ、2001年から上京、以降本日までほぼ京王沿線で過ごしています。そんな人間には、グサグサ&グサグサくる映画でした。僕たちは菅田将暉くんに、有村架純さんになりたかった。無理だったけどね。

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

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うーん……正直、微妙でした。ピエール・カルダン氏がすごい人だと言うのはわかったけど、それ以外がまるで無かった印象。プレゼン映画。あと、存命人物の伝記映画をつくることって、意味&意義としてどうなんだろ。