子どもの取り違えを描いた作品ということで、作中の息子と同年代の息子を持つ私、本作からクリティカルなダメージを受けそうな予感がしてずっと敬遠してきました。
が、他の是枝作品も結構観進めて来た感があり、>>続きを読む
最高だった『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。
アドニスの対戦相手として『ロッキー4』のドラゴの息子が登場するというこれまた漫画的な話。
結論から言うと、前作に負けずとても良かった!!
兎にも>>続きを読む
1990年、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国・北朝鮮大使館員の決死の脱出劇を描いた作品。
まずもって非常にパワフルかつダイナミックな映画。
ど派手アクションシーンなども多く、「やっぱ韓国映画の力量って>>続きを読む
実在した修道女の物語をベースに脚色を加えた『トータルリコール』『スターシップトゥルーパーズ』の(この作品の例示の仕方が適切かは微妙だけど笑)ポール・バーホーベン監督作品。
まずもって、これが実話ベー>>続きを読む
最近観た『そして僕は途方に暮れる』の三浦大輔監督による作品。
そっちは面白かったけれど、結論から言うと本作は微妙でした。
なんというかこう、物語に起伏が乏しいんだよな。
「就活」や「SNS」など>>続きを読む
2021年の公開時から気になっていて、その後全然配信とかレンタルとかされないなーと思っていたらしれっとu-nextで無料配信されていた。ということで即座に鑑賞。
かなり分かりやすい「正義」についての>>続きを読む
「作品全編がPC画面上で展開!」というキャッチ―な売り文句で大ヒット、サスペンス映画としても出色の出来だった『#サーチ』の続編。
ちなみに続編とは言え、PCやスマホなどのデジタルデバイスの画面上の>>続きを読む
究極の「馬鹿で~~笑」映画(褒めている)。
あらすじに記載されている範囲でネタバレなく言うと、序盤はある意味韓国映画らしい、忖度無しで景気の良いスプラッタ―アクション風味で、「うぉおおおお暴力描写の>>続きを読む
『TAR』で改めてケイト・ブランシェットの凄まじさを体感し、前々から気になっていた本作を。
本作でもケイト・ブランシェット、やっべぇ演技をやってくれております。。
そしてまた、ストーリーも面白い!>>続きを読む
コワスギシリーズ第3弾。
安定の面白さ。
どんどん一種の開き直りというかコミカルさを増しているシリーズだけど、このご時世にテーマを「河童」にするというところが、もうそのスタンスを体現しているよな笑>>続きを読む
とても良かった『マイ・ブロークン・マリコ』のタナダユキ監督作品ということで気になっていたもの。
すんごい評価が難しいけど、結果して「賛」。
すんごいイヤなところと、すんごい良いところが作品内に同居>>続きを読む
92分ワンカット、地獄のジェットコースター。
描かれるものは本当に地獄。
本作を見て私、自分が「集団心理のもと加害される」ということに異様なまでの生理的な恐怖を感じることに気づいた。
変な言い方だ>>続きを読む
友人が本作の続編『ブレードランナー2049』をベタ褒めしていたので、まずは1作目から、と思い鑑賞。
結論から言うと、「1982年の作品で」このレベルは凄い、といった「昔の作品なのに」という前提をなく>>続きを読む
あらすじ。
婚約者を惨殺された国家情報院の捜査官の男が、快楽殺人者である犯人の男の居場所を突き止める。彼はその男を昏倒させ、GPSカプセルを飲み込ませた後に解放。その後も罪を犯し続ける男に対し、残忍>>続きを読む
今泉力哉監督と城定秀夫監督が互いに脚本を提供し合い、R15のラブストーリーを撮影する「L/R15」という企画の一本。
そしめ本作は城定氏脚本の今泉監督作品。(逆が『愛なのに』)
結果して、かなり良か>>続きを読む
今年に入って黒沢清監督作品『クリーピー 偽りの隣人』『CURE』を立て続けに観て、
作品内に「不穏さ」「不気味さ」「違和感」をひたすらに充満させるその作家性に驚愕。
これらの要素がホラー作品に落とし>>続きを読む
今年のアカデミー6部門ノミネート、かついろんな方面から凄い作品という噂を聞いていたので楽しみに鑑賞。
まず言っておきたいのが、本作、純粋におもしれぇ…。158分となかなか長尺の作品だが全くダレる部分>>続きを読む
数多あるワンシチュエーションものB級パニック映画の一つだろうと思っていたら思いの外評判が良く、観てみたもの。
確かに納得。
この映画の推しである「高いところって純粋に怖いよね」が100パーで描けてい>>続きを読む
前作が、複雑化したMCUの世界観に慣れてしまっている目線で観た場合、真っすぐなヒーローものとしてシンプルに面白く感動するレベルで楽しめたので、本作への期待は大。
鑑賞した結果、まぁ「可もなく不可もな>>続きを読む
白石監督のオリジナリティー発揮し過ぎのモキュメンタリー・ホラー『戦慄怪奇ファイルコワスギ!』シリーズ第2弾。
全作でもヤバいやつの片鱗を見せていた工藤Dが本領発揮。
めちゃくちゃヤバくて嫌なやつな>>続きを読む
最高だった『最強殺し屋伝説国岡』の続編。
ジャンル的には、殺し屋を題材としたコメディー要素の強いモキュメンタリー形式のアクション作品、みたいなことになるだろうか。
いやあ本作も、前作の良いところを>>続きを読む
怪作『ライトハウス』のロバート・エガース監督最新作。
その時点で期待値マックスなんだけど、あらすじを見るに、「なになに…。ヴァイキングの復讐譚…?いまいち食指が動かないが大丈夫かいな…?」と思ってい>>続きを読む
2005〜2009年にかけて、ボリビアのとある村で実際に起こった事件をベースに書かれた原作を、『テイク・ディス・ワルツ』のサラ・ポーリー監督が映画化したもの。
まず驚くのが、この作品の時代設定が2>>続きを読む
おお。なんか知らんが面白い。
全編通して毒っ気しかなく、人間のイヤ~なところを「階級差」といところに着眼してバンバンに炙り出していく。
このイヤさも非常にリアルで、人間にとって普遍的というか、誰の>>続きを読む
『ある男』で日本アカデミー作品賞を受賞した石川慶監督作品。
ちょっと、脚本の粗が目立って存分に楽しめなかったというのが結論。
なお私は原作を読んでいないため、どこが原作由来でどこが映画オリジナルかと>>続きを読む
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『何者』の三浦大輔監督作品。
もともと『何者』を観ようとしてたんだけど、レンタルショップで偶然目を惹いた本作を手にし、
後で同監督と知って小さな偶然に驚いたもの。
結論>>続きを読む
アカデミー賞監督賞受賞作品。
って言うことでそれなりに気を張って見たけど、良い意味で肩透かしをくらうような不思議で素敵な作品だった。
「貧困、人種差別、性差別、ドラッグ」と言ったあらすじに散在する>>続きを読む
前評判に違わず、とても面白かった!
ちらほら言われているように、へっぽこ集団が仲間を信じ、力を合わせて困難を乗り越えていくというところはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと同じ旨味成分を含んでいる。>>続きを読む
179分という上映時間に映画間での鑑賞に踏ん切りがつかずに来たが、レンタル&配信開始ということで、ついに鑑賞。
いや、おもれぇわ。おもれぇ。
179分とかなんのその。むしろ、「え、ちょっと待って、>>続きを読む
敬愛する白石晃士監督の『コワスギ』シリーズがついにU-NEXT配信へ。狂喜乱舞。
この白石晃士監督、私がJ-ホラーの最高峰と位置付けるモキュメンタリーホラー映画の大傑作『ノロイ』の監督ということで、>>続きを読む
以前どなたかの『虎狼の血』のレビューで名前を目にし、深作欣二監督初期作品(一つも観たことない)だったのと、そのタイトルの圧倒的なインパクトにずっと気になっていたもの。
(タイトルのインパクトでは個人的>>続きを読む
なんか知らんけど相当良かった。
「主人公含め、登場人物全員の善意をドライバーとして駆動していく系映画」であり、やっぱ数ヶ月に一回はこういう作品を摂取しておくのが私のシネマライフの充実に向けては良いな>>続きを読む
『ロッキー』シリーズのスピン・オフ。
アポロの子どもをロッキーがコーチングするというテーマからして胸熱だが、鑑賞した結果、総合して期待を上回るめちゃくちゃ熱い作品だった。
まず尊いのが、作品中で試合>>続きを読む
Filmarksのウォッチリストにずっと入れっぱにしていたんだけど、ついに鑑賞。
こういう、観たら絶対面白いんだけれど、なんとなく観ないままになっている作品って結構あるなーと思ったり。
年金生活を>>続きを読む
難病と闘いながら将棋に打ち込み、29歳の若さで早世した将棋棋士・村山聖の生涯をつづったノンフィクション小説の映画化作品。
(Wikipediaからほぼコピペ)
本作を観て思ったのが、「やっぱ役者って>>続きを読む
あれ?そんな悪くない。。
結構ネガティブな評価のほうが多めに聞こえて来ていたし、『シン・ウルトラマン』も観ていたので「ああ、またあんな感じなのかな」と思って特に期待してなかったんだけど。
いや、と>>続きを読む