MagnifyCoffeeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

MagnifyCoffee

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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.9

「最高の映画体験だった。」

その一言は自信を持って言える。

ネタバレは一切せず見るべし。

この映画の感性に「合う」人はひたすら号泣して映画の完成度にのたうちまわるだろう。

「合わない」人は眉を
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.2

ソウはパート2から全て劇場で見てきた大ファン。個人的には2が最高傑作で、そのあとはB級ホラー路線で「しょうがないから見てやるぜ」的に見てました。

本作も制作発表された時に嬉しいような、「また作るのか
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

これはね。流し見しちゃいけない映画の一つ。

コーヒ入れて、休日の昼に、スマホは置いて鑑賞しなきゃいけない映画。

さらっと見るとなーーーんにも残らない映画。

ただディティールを見ると「ああ、この監
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

一言で言えば90年代後半から2000年初期の学園ホラーのノリだった。(あのスクリームとか、ラストサマーとかの時代ね)

ベタでかわいい展開と、学園コメディの定番をしっかりと描いているので、特に真新しさ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.4

全くどうでもいい映画なのになぜか雰囲気で泣かせられた。


兄弟愛といえば響きがいいが、結局は犯罪は悪であるのでそれなりの結末へと向かうしかない。

ただ、その兄弟のパーソナルな部分にグッと密着してい
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イングリッド ネットストーカーの女(2017年製作の映画)

3.1

SNSに溢れる「リア充」アピールはうざいものである。

それはアメリカ人だろうが日本人だろうが変わらない。

国が違えどやはり「人の幸せアピール」を見ていい気分にならないのが人間の共通な感情なんだよな
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.5

うーーーん。

こんな綺麗すぎる映画はもう僕には響かないのだろうか。

映像も綺麗で、すごく「工夫」してるんだろうなぁというショットはありました。

でもストーリーやセリフが綺麗すぎて。拒否反応。
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

まず自分はブレードランナーに思い入れは一切ない。
見る前に前作の知識を調べ通して、劇場へ向かいました。

感想としては

「ノーラン監督が撮っても同じになりそう」

って感じでした。

音響の良さは「
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.2

うーーーーーん。

プロメテウスよりはよっぽどエイリアンらしい雰囲気で良かった。


でもやっぱり何だか「コレジャナイ」感が拭いきれない。

あの密室感とかサバイバル感というのがもうテーマからは外され
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.4

うん。


ひたすら猫に優しい映画だった。


猫に優しい映画が悪いはずない。(キリッ

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

4.0

すごく良かった。

細かい点とかツッコミどころさえも愛せるくらい楽しめた。

「怪獣とシンクロする」という前情報だけで見ると、いい意味で期待を裏切る人間ドラマにガツンとやられた。(こツンかなw)

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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

いやーいい映画だった。

長いけどゾクゾクする。

美術も綺麗すぎてたまらん!!

ぶっ飛んだキャラや突拍子も無いユーモアも程よい息抜きで優しい(これなかったら胃もたれしそう)

オールドボーイは全く
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.3

うーーーーん。
これは長いぞ。笑

アクションで2時間超えていいのはマーベル系とマイケルベイ作品だけだと思う。笑

100分に収めて、キャラクター紹介は40分以内であとはアクションを徹底してくれたら傑
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アイ・アム・マイケル(原題)(2015年製作の映画)

3.5

予想外に見やすくてびっくり。

もっとアーティスティックな作風かと思いきやスラスラ観れた。

宗教はアメリカの根本的な部分に根付いているので、「宗教ごときで。。。」なんて言ってられないのが現実。

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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.9

タイトル見て「あーまたこういうやつね」とスルーしそうでしたが、評判いいので鑑賞。

なんだかふと考えて思い出すとなぜか涙がぶわっと出てくるお話だった。

ネタバレ厳禁ではあるものの、「愛」と「時間」と
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.9

これは今まで見たSF映画の中でもトップクラスの映画だった。

SF映画の歴史にも名を残す傑作の一つになるかもしれない。

どこまでも澄んで、静かで、心の奥にある人間性を物語に写し出すような不思議な感覚
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ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

2.5

アダムウィンガードが監督をやると聞いたときは「こりゃいい作品なるぜ。。。」と思っていたものの、駄作でした。(震え声)

はっきり言うと、これは現代で作っても全く面白くはない題材ということ。

第1作で
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ミュージアム(2016年製作の映画)

2.8

まず一言。


すんごくつまらなかった。。。。


今年のぶっちぎりの邦画No.1は「アイアムアヒーロー」なんだけど、本作も陰ながら期待していた。


でもやっぱりやっぱり「邦画」の枠から抜け出せてい
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.8

これやんばい。超面白い。

漫画は20巻程度までしか読んでいないけど、やはりインパクトの一番ある大阪編だけで贅沢なGANTZの世界感が堪能できて酔えた。

個人的にはアニメとか漫画を全く受け付けない派
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

映画としてのクオリティは十分だった。

ただもっと愛の動きが見たかった。

もっとこの愛を見ていたいと思えた。

それがラストカットで画面が暗くなった瞬間に思った最初の感想。


同性愛の映画ではなく
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

うーーーーーん。
やっぱり自分はアニメ向いてない。

普段アニメを全く見ないけど、ここまでヒットしているから観るしかないかと思いレイトショーで鑑賞(台風で大雨だし良い暇つぶし程度に)

まず映像の綺麗
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

うんうん。非常によくできていた。

「悪人」の時から映像表現も凝っている監督だとは思ったけど本作も綺麗に撮れていて日本映画の安っぽさもない。

日本映画が避けがちなエグい表現もしっかりと描写してくれた
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.0

予告編が公開された時からアメリカで今年最も期待されて、本編が公開されるとともに「とんでもないクソみたいな駄作」と叩かれまくった話題の本作。

ここまで叩かれると、むしろどれだけヒドイ出来かを確かめたく
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

4.0

やっと観れた。

映画館で観たかったけど、チャンスを逃しDVDで鑑賞。

部屋を真っ暗にして、夕方6時から映画スタート。
カーテンから漏れる外の青白い夕暮れとマッチして、どっぷり映画の世界に浸れて幸せ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

相変わらずレフン節炸裂ですので、彼の作品がダメな人はこれもみちゃダメです。
いつも通り時間を無駄にしちゃいますからね。笑

きっと心の中で「レフン作品でも今回は楽しめるんじゃね?」と思っていると見事に
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

とにかく異色な怪獣映画だった。

鑑賞中何を見ているのかわからない不思議な感覚に包まれた。

政治映画、、、、?
いや、これは怪獣映画なんだ。

「ゴジラ」という一種の"ブランドネーム"を借りて、かな
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.1

成島監督は自分には合わないと確信した。。。。(震え声

邦画界では映像のクオリティも作風もレベルが高い監督なんだけど、いまいちノレないテンポで作品を撮るので自分はもう諦めました。

「八日目の蝉」と同
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.9

まてまてまて、、、、、、


これさ、、、、、


なんか普通に感動してしまったぞ。。。。(震え声


みんなの評価が★2つとかだけど、自分はほぼ4つくらいあげちゃうかもしれない。(震え声

ちなみに
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.5

これすんごい。
邦画のレベルを塗り替える作品の一つであることは間違いない。

原作は3巻までしか読んでいないものの、独特のユーモアと日本が舞台のゾンビものということで、それなりに面白いものだった。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

早速公開日に鑑賞。

この映画は評判がいいので、あえて自分が気に入らなかった点を書いてみる。(気に入った方々すみません。土下座)

ブリー・ラーソンは海外ドラマ「United States of Ta
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

こんなに純粋でシンプルに「愛」を感じる映画を久々にみた。

邦題が「はじまりのうた」なんていうから、「タイヨウのうた」かよ!YUIかよ!雨音薫かよ!(分かる人はここでわらってw)ってかなりタイトルで避
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.8

多くのレビューがあるのであえて端折りますが、
オープニング1話目で心がわしづかみにされます。

そして何と言ってもラストの「ハッピーウエディング」が素晴らしい。
ショートストーリーとしても完成度は高い
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

予告編を映画館でみた時から、これは見なければと思っていた作品。((映画館で見たいと思える邦画はかなり少ない)

テーマはシンプルに大人と子供と教育について。

聞き飽きたテーマではあるが、この映画は新
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.3

いやはや。これむちゃくちゃ面白かったです。うん。
素直にこんな意見がこみ上げてくる作品。

海外での評判が良すぎて、僕のなかでは「インターステラー」の大失敗があるので、期待をするのが怖かったんです。(
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.7

まさかのジャニヲタに囲まれて、公開初日の朝一で観てきました。

感想としては「あーーーもったいない!!」という1言。

題材もストーリーも魅力的なのに、正直言ってダレてしまった。

個人的にはこの話は
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.3

岩井俊二は「リリィ・シュシュのすべて」でドハマリ。
こんな作品を撮れる日本人がいるんだ!と中学時代に衝撃を受けました。

ふらふらする手持ちカメラ、自然光のような柔らかい光と、クセもありつつ自然なキャ
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