名門大学をそろって卒業した7人の若者のそれぞれの人生を描く青春群像劇。
バブル時代のトレンディドラマの元ネタと言われている作品。
ドロドロの男女関係も、80年代の雰囲気が全てを帳消しに(笑)
清>>続きを読む
インド独立運動の指導者マハトマ・ガンジーの波乱に満ちた生涯。
彼の人間性を描くには3時間という時間はあまりにも短過ぎるが、その偉大な功績を伝えるには十分であり、それだけで鑑賞する価値がある。
にし>>続きを読む
ある日突然レッサーパンダに変身してしまった少女の話。
親離れ・子離れをテーマとし、思春期の悶々とした心境をレッサーパンダで表現してしている点がユニーク。
作画や音楽も良い意味でディズニーらしくなく>>続きを読む
続編は、アトレイデス家とハルコンネン家の戦い。
話が領地の支配から唐突に宗教的な内容になって、何が何だか?
世界観は見事だが、それと面白さとは別。
前作よりは楽しめたが、前作同様やはり私の趣味に>>続きを読む
シリーズ最終章は、王の帰還と宿命の対決。
前2作を上回るエモーショナルな物語と迫力あるアクション。
権力に拘るが故に病んでいくところや、大軍vs大軍のバトルシーンなど、『LOTR 二つの塔』を彷彿>>続きを読む
シリーズ第2弾は、“はぐれ山”に辿り着くまでの旅路。
激流酒樽下り、よく喋るドラゴン、異常に強くて華があるオーランド・ブルームなど、前作以上に見せ場が盛り込まれている。
そして、「そこで終わるんか>>続きを読む
LOTRの前日談の第1部は、ドワーフ達共に旅立つホビットの話。
久しぶりの劇場鑑賞。
公開当時はLOTRとの比較であまり良い印象を持っていなかったが、壮大な風景と派手なバトルだけでなく、会話のシー>>続きを読む
ロック界を代表するドラマーたちにスポットをあてたドキュメンタリー。
登場するドラマーには皆、誰かしら影響を与えられたドラマーがおり、それを過去のライブや映画などの映像を交えてテンポ良く見せていく。>>続きを読む
高級娼館に娼婦として潜入した女流作家の話。
実話ベースの小説が原作。
『ミイラ取りがミイラになる』展開も、仕事とプライベートに区別がつくことで真の愛に辿り着く。
職業の貴賤や、女性が社会から受け>>続きを読む
夫の赴任先バンコクで性の悦びに目覚めていく女性の話。
主人公が色々な人物に導かれ、性の探究をしていく流れは、どこかキューブリックの『アイズ・ワイド・シャット』を彷彿とさせる。
有名なテーマ曲、バン>>続きを読む
ある惑星で異星人の宇宙船を調査する乗組員達の話。
やはり、エイリアンのデザインと存在感は唯一無二。
登場シーンは少ないながら、船内の閉塞感と船員が一人一人いなくなっていく展開で、終始緊張感を保って>>続きを読む
偶然知り合った美しい女に翻弄される劇作家の話。
『ツィゴイネルワイゼン』以上に意味不明。
ただ、要所要所にハッとさせられる画があり、鬼才と呼ばれる人の頭の中をそのまま見せてもらったと思えば、まあ納>>続きを読む
夢と幻が交錯するなかで狂気にとりつかれた男女の愛を描く。
唐突なストーリー展開や場面展開、本編とは関係なさそうな登場人物とその謎の行動。
正直よく分からなかったが、本作が傑作と言われているのは何と>>続きを読む
犬小屋に入れられ、暴力を浴びて育った男の話。
喪失と贖罪をテーマに、特異な境遇の特異な半生を描く。
既視感が強いことと、主人公の悲哀が然程感じられないのが残念。
娯楽映画としては十分楽しめたが、>>続きを読む
実在の4人の芸術家をモデルに描く群像劇。
人物紹介も時代背景も、決して丁寧な説明は成されないが、それが逆に観客の好奇心を誘う。
第二次大戦が絡む各々の体験が一気に時を超え、現代のエッフェル塔の下に>>続きを読む
eスポーツの全国大会を目指す学生たちを描いた青春ドラマ。
プレイヤーだけでなく、大会主催者側からの視点も入れて、競技の意義に触れている点が良い。
全般的にイマイチ派手さに欠けるのは、イマドキの高校>>続きを読む
殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦。
脅迫から共犯へ。
悲しくも悪事が育む友情や愛情。
人間の嫌な一面が淡々と描写されていくのが印象的。
画質のせいか、はたまた舞台が沖縄だからか、現代劇に感じ>>続きを読む
劇場版第3弾は、レッドリボン軍編をベースにしたパラレルワールド。
武道会で桃白白からどどん波を喰らった悟空がカリン塔まで飛ばされたり、天津飯が鶴仙人に気功砲を放つなど滅茶苦茶な展開ながら、46分で上>>続きを読む
家族に搾取されて生きてきた女性と、母親から虐待される少年の交流。
現代社会の問題てんこ盛りな内容。
登場人物それぞれに不幸を抱えながらも、何処かで救いを見出す展開。
透明感のある音楽と鯨の鳴き声>>続きを読む
世界最弱のサッカーチームの監督に就任した男の話。
良い意味でフットワークの軽い演出、重過ぎず軽過ぎないストーリーと、押し付けがましくないメッセージに好感。
マイケル・ファスベンダーの演技も、いつも>>続きを読む
歌番組やバラエティ番組でしか見たことがなかったので、改めてパフォーマンスの凄さに驚いた。
衣裳に若干時代を感じる以外は、現代でもウケると思う。
『ジュリアに傷心』『ギザギザハートの子守唄』の疾走感>>続きを読む
自作が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていた女流作家の話。
映画『マダム・ウェブ』同様、状況が上手く活かされていない(強引な)印象。
後出し設定が多過ぎで、オチも然程驚かず。
全般的にア>>続きを読む
明治末期の北海道を舞台にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描く。
原作は未読。
雪山のロケーションを活かした撮影に、派手なアクションが映える。
後半、登場人物が増えてきた辺りからテンションが下がったのが>>続きを読む
大事故にあったことをきっかけに、未来を予知する能力を手にした女性の話。
『マイノリティ・リポート』+『スパイダーマン』な趣。
デジャヴ表現が単なる“反復”にしか感じられないのが残念。
酷評する程>>続きを読む
雪山の山荘で起きた転落事故を巡り、容疑者とされた女流作家の話。
よくできた“火サス”と言ってしまえばそれまでだが、あることをキッカケに論点が変化していくのが面白い。
「小説は事実よりも奇なり」な展>>続きを読む
「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーのドキュメンタリー。
49分という短い時間の中に、ギュッと凝縮した感じ。
昔からのファンは物足りなさを感じるかもしれないが、私の様なニワカには、コ>>続きを読む
国王ルイ15世の最後の公妾の生涯を映画化。
王室の日々を丁寧に描く一方で、どこか現代劇の様なアプローチをしている点が興味深い。
また、“王に背を向けてはいけない”ことからくる“後退り”の仕草が何と>>続きを読む
女性2人の友情と逃避行を描いたロードムービー。
成り行きで起きた殺人に始まり、巻き込み、巻き込まれな展開。
2人のサバサバしたキャラクターと明るい時代背景も手伝ってか、終始楽しい雰囲気。
ラスト>>続きを読む
「クイーン」が、1981年11月24、25日にモントリオールで行ったコンサートの模様。
IMAXスクリーンいっぱいに広がるパフォーマンスと宇宙船のような照明に、終始釘付け!
音響も美しく、中でもド>>続きを読む
寡黙な青年将校とその妻の愛と生きざまを2部構成で。
“フィクション”と断りは入れているが、五・一五事件から二・二六事件までの激動の時代を力強く描いている。
それでいて、公開当時(1980年)の雰囲>>続きを読む
小さな町にやって来た前科者の女性の話。
閉鎖的な田舎で四苦八苦という有りがちな話ながら、徐々に過去を仄めかす演出で魅せる。
ネットや携帯が無い時代、全国から送られてくる手紙を通して町が一体化してい>>続きを読む
PMSに悩む女性と、パニック障害に苦しむ男性の交流。
決して大袈裟に描かず、ありふれた日常の中の出来事として捉えている点に好感。
また、人を夜空の星に、人生を夜に準えている点が秀逸。
必要なのは>>続きを読む
怪死した母のもとへ帰省しようとする男の話。
例えるならば、統合失調症患者の妄想をそのまま映像化したような印象。
もしくは、分かりやすいデヴィッド・リンチ作品と言うべきか。
ストーリーは有って無い>>続きを読む
同名ホラーゲームの映画化。
舞台となるレストランのレトロなデザイン、機械仕掛けのファンタジックなマスコットには興味を惹かれるが、“過去の出来事”との関連性がイマイチ判然としないために、素直に楽しめな>>続きを読む
地下鉄を乗っ取った犯人グループと、地下鉄運行指令室に勤務する男の戦い。
アクションは殆ど無く、地下鉄を止めた後は、ひたすら交渉劇(会話)が続くが、最後までダレずに見られた。
スコットの演出力と、ワ>>続きを読む
心優しい武士と、そんな夫を理解し支える妻の絆を描いた時代劇。
森の中で1人黙々と剣術の鍛錬に精を出す男の姿が印象的。
クセは強いけれど誰も悪い人が出てこないのも良い。
ただ、映画『椿三十郎』を彷>>続きを読む