原題、“Magnum Force“
ラロ・シフリンの格好いい音楽と共に、いきなりオープニングタイトルバックにマグナム44が大写し。
誰かが銃を握っていますが、手首から先しか写っていません。爪の切り方と>>続きを読む
シールズといっても昨年国会前にいた彼等とは関係ありません。アメリカ海軍特殊部隊(SEALs)のことです。
SE=SEA、A=AIR、L=LANDで海空陸の頭文字。
グレーンベレーやデルタフォースと並ん>>続きを読む
イーストウッド監督、準主演。
コスナー主演。
二大スターの競演ですが、なんとなく映画全体の収まりが悪い印象です。
『許されざる者』に続いて監督として人の内面に踏み込もうとしているイーストウッドの意気>>続きを読む
「映画が観たい!」
「映画が観たいッ!」
「映画が観たあああいッ!」
「アルフレード!。ありがとう」
素晴らしき映画讃歌です。
何をおいてもそれが云いたいので、その他は省略です!
西部劇に“詩情溢れる“というとちょっと大袈裟かもしれないですが、西部劇にしてはとても柔らかみのある作品です。
モノクロの西部の風景が決まっています。
西部の大地と共に空と雲がうつくしい。イワシ雲が出>>続きを読む
2009年『第9地区』、2010年『スカイライン-征服-』と続いて2011年の本作。
遊星人の乗り物を堂々と真っ昼間に正々堂々全て見せるのは普通のことになりました。
それまでは、やましいところでもある>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いきなり猛烈な口喧嘩を延々としているカップルのシーンからスタート。
これは完全に別れるパターン!
と思いきや突然仲直りしてしまうお二人さん。要はぞっこんの仲(古!)とはこの事。
このカップルに彼氏の方>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人の良い泥棒のケイジ。
できの悪い泥棒仲間のジョシュに足を引っ張られ、仕事中に刑事にお縄になり檻の中(ケージ)暮らし。
お務め終えてシャバに出てきたはいいが、ジョシュに逆恨みされ、娘を誘拐されてしま>>続きを読む
オープニング・タイトルバック、「額に汗して働くっていいなぁ」的なスタちゃんの勤労場面です。
トラック運転手で肉体労働者で腕相撲レスラー、そして一人息子の父親が今回のスタちゃんの役柄。
石川三千花さ>>続きを読む
第二次大戦中のアメリカ軍は海に浮かぶ自分達のバカデカイ戦艦を、ドイツ軍のレーダーから消す実験をしておりました。
実験は見事に失敗して主人公は1984年にタイムスリップ、乗務員を多数乗せた戦艦は時空間に>>続きを読む
私が小津映画を観る時、決まって体感する二つのものがあります。
いつもスクリーンの真ん中やや上方でこちらを見詰めてくる出演者皆さんの視線がどうも照れ臭くて ・・・・
笠さん、原さんそんなにこちらを見つ>>続きを読む
新聞記者という職業。
ペンと脚で事実を積み重ねていき、真実を明らかにしようとする職業。
以前若い時に『大統領の陰謀』を観たときの感動が甦ってきました。
白日の元に曝すのは、本来は法や人々の信用の上に>>続きを読む
朝、新聞のラテ欄見ながら、
「今日はダーティハリー2やるんだ…」
と思ってた日の夜に、録っておいたこれを観ました。テレビ初放映ということ以外の予備知識無しで楽しみに観てみました。
イギリスの特別機動>>続きを読む
ケイブ・サバイバルです。
パプアニューギニアにある洞窟、“エスペリト・エサーラ“。
ジャングルの地面に開いたその洞窟の入り口である巨大な穴。空から見るとビックリ仰天のスケール!そりゃあこいつを題材に>>続きを読む
第二次大戦末期のヨーロッパ戦線。連合軍陣地に対して大挙して押し寄せるドイツ軍の戦車隊、加えて米兵への成りすましドイツ兵を送り込まれ、隙をつかれたアメリカ軍は退却させられて行きますが、果たして反撃はなる>>続きを読む
夢と現実と、恋と孤独と・・・・
ダブリンに住む主人公のストリートミュージシャン。父の店を手伝いながらいつかはロンドンに行って成功するのが夢です。決して若者といった感じではないので、青春ストーリーとは>>続きを読む
ストーリー、問題の不明物体、音楽、出演者の風貌、ヘアスタイル、ファッション等に80年代テイストがプンプンするSFです。
加えて60年代の『ウルトラQ』を彷彿とさせる雰囲気もあり私としては二重の嬉しさで>>続きを読む
ナチスドイツがチャーチルを誘拐しようとする物語です。
この作品、私にとって気になる二人の男優が出演しています。
「眠そうな眼をしている俳優は得をする」
何でもできる、役の幅が広い、そんな気がしてい>>続きを読む
この話、負け戦の最中の二世の誕生から始まります。
世代交代の話です。
世代交代ってタイミングが難しいですよね。人気シリーズは長きにわたると、皆直面する問題だとおもいます。
今作、新たに歩み始めるス>>続きを読む
奇面のみならず、照明に意匠を凝らた顔のクローズアップがやたら多い映画です。
アンソニー・ホプキンスは勿論のこと、ジャン・カルロ・ジャンニーニ、レイ・リオッタ、ゲイリー・オールドマン(?)まで、英伊米の>>続きを読む
時はアメリカ西部開拓時代。
白人として生まれ、アメリカ先住民族(シャイアン族)の中で育ち、再び白人社会へ戻り、また先住民族に、そしてまたまた白人社会へ。(ああ忙しッ!)
二つの社会の間を行っては帰る“>>続きを読む
缶コーヒーのBOSSが演じる連邦保安官補のボス、ジェラード。
統率力、指示力、行動力で存在感抜群です。良く考えてんだか無いんだか、とにかく部下への指示が間髪を入れず素早い。ガンガン逃亡者を追い詰めます>>続きを読む
良いお手本を観た気がします。
岩松了演じる主人公が、赤木春恵演じる認知症の母親を介護をする様子が心に迫ります。
巷でよくある「認知症の人への接し方」のようなガイドは、認知症そのものの解説とハウツウ的な>>続きを読む
開巻早々またまた追いかけっこ!
しかもまたまたスーツ着て!
肉体派ボンドもここで一巻の終わり?級の場面が追いかけっこの中であるのですが、勿論復活します。そのあとボンドがなんと無精髭生やしていたのはい>>続きを読む
前作『カジノ・ロワイヤル』の続編。一晩に二本続けて観たので少々ごっちゃになっちゃってます。
追いかけっこが両作品ともボリューム満点です。高いところに逃げていく相手を追うボンドは、葉や茎をひたすら高い方>>続きを読む
お正月映画として劇場に観に行ったのが『黄金銃を持つ男』(1974)が最後ですからね。私、最近の007は初心者です。当時このシリーズも大分マンネリ感が漂っていて自然と遠ざかっていました。
子供の頃に会>>続きを読む
エド・ハリス演じる男の前妻(スーザン・サランドン)と後妻(ジュリア・ロバーツ)の確執を縦糸に話が進みます。
前妻との間にできた二人の子供の心の揺れ、間に入りバランサーとして苦闘する夫、家族のあり方を問>>続きを読む
子離れの出来ない父親。
飛び立とうと欲する我が子の脚を掴んで離しませんでした。
上手く飛び立てなかった子供。
自分の居場所を探すのに回り道はしましたが、自分の力でたどり着きました。
そんな親子の物語で>>続きを読む
老人クラブの団体さんご来場ッ!かと思うほど観客の年齢層が高かったですね。
ご夫妻でお越しの方も多いようでした。平成生まれとおぼしき人は見当たらなかったし、年齢的にはおそらく私は下から三番目くらいでしょ>>続きを読む
“話し“ではなく“会話“の上手な人って羨ましいなあって思います。勿論“話し“の上手い人もそうなんですけどね。
この映画の主人公、交渉人は正に会話の名手。会話の名手同士が丁々発止やるわけですから、そり>>続きを読む
「大切なことは、何をしたか、ではなく何のためにしたのかということです。私、そのことに気がつきました」
と主人公の侍の妻は言います。この物語の核心でしょう。でも優等生の雰囲気の宮崎美子に言われると、何と>>続きを読む
“アラビヤン焼きそば“、まだありますか?
子供の頃はアラビア人といえばあの袋に描かれていた人でした。
〔と、始めに小さい話を置いておくとこの映画の大きさがより大きく伝わります。かな?〕
アラビアの>>続きを読む
舞台はニューヨーク、時はクリスマスから新年という真夏と並んで恋愛黄金期間。
シャーリー・マクレーン演じる男運の無いエレベーターガールと、ジャック・レモン演じる上司運の無い男の恋物語。
上司の情事のため>>続きを読む
夜毎盛大な夜会を開いているアメリカの大金持ちギャツビーの恋愛物語です。
夜毎発泡酒350ml一缶を友とする私には、非常に遠いところにあるラブアフェアー。正直全く誰にも感情移入できませんでした(笑)>>続きを読む
この映画、主に70~80年代のポップミュージックが中心ですが、劇中音楽がときにマニアックなセレクションでビックリです。一体何曲使ってるのでしょう。
・Little T&A/The Rolling >>続きを読む
ローマ時代の壮大な叙事詩を映画化した超大作なのですが、何となくあっさりとした印象です。
奴隷制度の存在するローマ時代。奴隷のカーク・ダグラス演じる主人公スパルタカスの生涯を描きます。スパルタカスは奴>>続きを読む