【人は人吾は吾なりとにかくに吾が行く道を吾は行くなり】 哲学者・西田幾多郎の言葉
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの手による1954年に製作された珠玉の代表作。悲痛な運命に弄ばれながらも純>>続きを読む
【脅迫にも妥協にも負けず掴んだ勝利】
スティーブン・ソダーバーグ監督が実話に基づいて制作した痛快なサクセスストーリー
〈あらすじ〉
交通事故に遭い、さらに賠償金も取りそこねた無学で無職のシングルマ>>続きを読む
【変身の哲学】
スパイク・ジョーンズ監督の長編デビュー作
俳優ジョン・マルコヴィッチの頭へとつながる穴を巡る不条理コメディ。ジョン・マルコヴィッチ役のジョン・マルコヴィッチ本人は勿論、チャーリー・シ>>続きを読む
【都会に天使はいない】
スイスの名匠ダニエル・シュミット監督がライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の戯曲『ゴミ、そして都会の死』を映画化した作品。ファスビンダー自身もヒモ男フランツ役として出演し>>続きを読む
【女王蜂と働き蜂、共依存の部屋】
ドイツの異能ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督脚本の1972年の作品。
〈あらすじ〉
ドイツのブレーメン。輝かしいキャリアを築きながらも、二度の結婚に失敗し>>続きを読む
【史上最低の映画監督、命を吹き返す】
ティム・バートン監督×ジョニーデップ主演「アメリカで最低の映画監督」と呼ばれたエドワード・デイヴィス・ウッド・ジュニア(通称エド・ウッド)にスポットを当てた伝記>>続きを読む
【代替可能な母】
アニエスヴァルダ監督、主演ジャン=クロード・ドルオと妻クレール・ドルオとその子供たちという実の家族が演じているヴァルダ初期の代表作。
〈あらすじ〉
妻テレーズと子供たちと暮らす>>続きを読む
【ローマの平日】
リチャード・ドナー監督、グレゴリー・ベック主演の70年代ホラーの金字塔。
〈あらすじ〉
舞台はローマ。6月6日午前6時。外交官ロバート(グレゴリー・ベック)の妻が男の子を生むも>>続きを読む
【夢と芸術が眠る街、銀河に灯るパリ】
ウディ・アレン監督、オーウェン・ウィルソン主演の2011年のファンタジーコメディー
〈あらすじ〉
ハリウッドで成功した若き脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン>>続きを読む
【人類のプロメテウス、殲滅のカウントダウン】
クリストファー・ノーラン監督のアカデミー作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞等最多の7冠を受賞した作品。
〈あらすじ〉
第2次世界大戦下。アメリカで>>続きを読む
【雪山の南北決戦】
クエンティン・タランティーノ監督の生涯の10フィルムのうちの8作目。『ジャンゴ』の時代観を踏襲する部分も多く、差別のオンパレードで、8人の人物が雪山の一室で騙し騙されを繰り広げる>>続きを読む
クエンティン・タランティーノ監督の素顔に迫るドキュメンタリー。
タランティーノ作品は最初に『ワンス・アポン』から見始めて、残すは『ヘイトフル・エイト』のみ。寡作だが、一本一本に命が籠っていて、こんなに>>続きを読む
【目には目を歯には歯を悪には悪を】
クエンティン・タランティーノ監督の3作目。有名な『キル・ビル』と『パルプ・フィクション』の間に制作されたためかあまり注目されないが、70年代テイストを前面に押し出>>続きを読む
【僕は日曜日には走らない】
ヒュー・ハドソン監督が実在のアスリートのパリオリンピックでの実話をモデルに制作したスポーツヒューマン作品。アカデミー作品・脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞した名編。
〈>>続きを読む
【不可侵領域】
シャンタル・アケルマン監督の代表作。
〈あらすじ〉
シモンはパリの豪邸で祖母とメイド、そして恋人のアリアーヌと暮らしていた。アリアーヌを心の底から愛していたシモンだったが、その強い>>続きを読む
【俺たちはいつでも二人で一つだった】
デヴィッド・クローネンバーグ監督の異色スリラー映画。
〈あらすじ〉
一卵性双生児の兄弟であるエリオットとビバリー。社交的で野心家の兄エリオットと、内向的で繊細>>続きを読む
【人生という待ち時間を共に過ごす人】
リチャード・リンクレイター監督の「ビフォア・シリーズ」の一作目となるロマンス作品。
〈あらすじ〉
ユーロトレインの車内で偶然出会ったアメリカ人青年ジェシー(イ>>続きを読む
【B級ホラー風ポルノを撮る若者たち】
㊗️レビュー200本目!!!!
タイウェスト監督の新感覚ホラー。
〈あらすじ〉
1979年、テキサス。6人の男女が、それぞれの野心と思惑を胸にポルノ映画を撮影>>続きを読む
【映画は嘘か?真か?お祭りか?】
1963年公開のフェデリコ・フェリーニ監督の代表作として知られる自伝的作品。
〈あらすじ〉
映画監督のグイド(マルチェロ・マストロヤンニ)はある日、自分の体が空中>>続きを読む
【善悪の力と運命の力】
J・R・R・トールキンの世界的ベストセラー小説「指輪物語』をピーター・ジャクソン監督が映画化した3部作の第1弾。世界を滅ぼす魔力を秘めた、伝説の指輪をめぐるファンタジー作品。>>続きを読む
【人は無関心ではいられない】
ダーレン・アロノフスキー監督×ブレンダン・フレイザー主演のヒューマン映画。ブレンダン・フレイザーはこの作品で2023年度のアカデミー男優賞を獲得した。ほぼ全編が主人公チ>>続きを読む
【夜が訪れない恐怖】
クリストファー・ノーラン監督が初めて監督した大手映画スタジオ作品。ワーナーブラザーズとの良好な関係は本作から始まり、その後彼は連続して9作ワーナーのもとで作ることになる。キャス>>続きを読む
【死を着飾る女性】
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」ことアニエス・ヴァルダが脚本・監督を手がけたフランス・イタリア合作のドラマ映画。癌検査の診断を受けた女性の検査待ちの2時間をドキュメンタリー風に描>>続きを読む
【自由と闘争のジークフリート】
クエンティン・タランティーノ監督×ジェイミー・フォックス×クリストフ・ヴァルツ×レオナルド・ディカプリオ×サミュエル・L・ジャクソンが送る西部劇ムービー。
〈あらす>>続きを読む
【血縁のどうにもならなさと素晴らしさ】
小津安二郎の代表作。東京で暮らす子どもたちを訪ねた老夫婦の姿を通し、戦後日本における家族関係の変化を描いた不朽の名作。
〈あらすじ〉
尾道で暮らす老夫婦・周>>続きを読む
ロブ・ライナー監督の1986年公開のノスタルジックな青春映画。スティーブン・キングの『The Body』が原作。
〈あらすじ〉
オレゴンの小さな田舎町。優秀な兄を亡くした文学少年ゴーディ、勇敢なリー>>続きを読む
【船上のゆりかごから墓場まで】
『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督・脚本ジュゼッペ・トルナトーレ×音楽エンニオ・モリコーネ×主演ティム・ロスが織り成す幻のピアニストの生涯を描いた作品。
〈あらす>>続きを読む
【中絶の不可能性】
オードレイ・ディヴァン監督×アナマリア・バルトロメイ主演のヒューマンドラマ。アニー・エルノーの自身の実話を基にした小説「事件」が原作。
〈あらすじ〉
舞台は1960年代のフラン>>続きを読む
【博士の異常な研究】
ワイマール憲法でお馴染みの1919年のドイツでロベルト・ウイーネ監督の指揮で、制作・公開された革新的なドイツ表現主義映画の代表的な無声映画。現代ホラーの原点とも言えるアイデアに>>続きを読む
【落ち目のスター返り咲き】
トム・ゴーミカン監督×ニコラス・ケイジ主演のケイジ自身のセルフパロディーコメディー映画。
〈あらすじ〉
多額の借金を抱え行き詰まるハリウッドスターのニック・ケイジ(ニコ>>続きを読む
【種族の存亡を賭けた母と母の戦い】
前作はリドリー・スコット監督だったが、続編の本作では、今や映画界の打てば飛ぶ飛ぶヒットメーカーの若きジェームズ・キャメロンが監督に抜擢された。
〈あらすじ〉
ノ>>続きを読む
【私は、スズメの明日】
新海誠監督の2022年のアニメーション作品。
〈あらすじ〉
宮崎の田舎町に住む17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、ある日扉を探しているという旅の青年・宗像草太に出会う。 彼を追っ>>続きを読む
【ティーンが選ぶ理想のバイト先ランキング一位】
アラン・モイル監督のレコードショップで働く若者たちの青春ミュージックコメディー。
〈あらすじ〉
深夜12時まで開いているエンパイア・レコードの売りは>>続きを読む
【アリはクスクスを食い尽くす】
ニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによって1974年に制作されたドイツ映画。
〈あらすじ〉
舞台はドイツ・ミュンヘン。未亡>>続きを読む
【贖罪の決意】
クリント・イーストウッド監督が自身で主演を務め、アカデミー作品賞を受賞した西部劇映画。
〈あらすじ〉
1880年のワイオミング。娼婦に傷を負わせた2人のカウボーイに懸賞金がかけられ>>続きを読む
【バナナの皮のセレンディピティ】
モンゴル・アカデミー賞常連のセンゲドルジ・ジャンチブドルジ監督のモンゴル映画。
〈あらすじ〉
ウランバートルに住む女子大生のサロールは、両親に言われるがまま原子力>>続きを読む