yosukehaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

yosukeha

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ヒット・パレード(1948年製作の映画)

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セッションが最高だったなぁ〜。
スウィングよりその後のクールジャズ派だったけど、この即興みせられたら心躍る。

ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

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映画館に向かってる時から、「今日の一本目確実に寝るなー」と思ってたらちゃんと寝た。
冒頭寝るとストーリーとかどうでも良くなっちゃうけど、それもそれで良し。
80s感満載の映像に反して各々の愛への葛藤と
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一晩中(1982年製作の映画)

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青く暗い映像に冷たい印象を感じるけど、人の温度も感じる素敵な映像。
映像にカラックスを感じたけど、調べたら「アネット」の撮影監督だった。

アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学(1988年製作の映画)

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「東から」と比べたら楽しめた。
とは言っても、おっさんの会話が長すぎて一瞬寝たけど。
アケルマン二本立ては体力的に厳しいということを再確認した。

東から(1993年製作の映画)

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時間って有限なのか無限なのか途中からわからなくなってきて怖くなってしまった。
終始横にスライドしていく映像で、そこに映る人達や風景が映っては消えてを繰り返していく。

流れる音声にも意味がないんだろう
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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足裏のショットが撮れるのは、かなえだからであり真木よう子だから。そのショットにかなえという人間が詰まってたように思う。

終始静寂の雰囲気を纏って物語が進んでいくわけだけど、時折過度じゃないかっていう
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

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仕掛けの数が凄すぎるーーー。
推理小説読んでるような映画体験だった。
追い詰められながらも咄嗟の頭の回転で難を逃れるトニーのカリスマ性に憧れを抱いてしまった。(結局頓挫するけども)
カリスマ性と孤独は
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

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マイルス・デイヴィス目的で鑑賞。
ファムファタールの要素である、男を破滅させる女性というものにあまり魅力を感じないのでそこまでという感じ。

25歳で完成させたのは凄いな。
同時代のフランス人作家も3
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

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別れた?男女がアフレコで会話してるのエロいな
色の使い方とかインテリア服装可愛すぎる

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

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ロケーションうまいよなやっぱり。
本と演出とロケーションが凄くマッチしてるから余計にハラハラする。

ほつれる(2023年製作の映画)

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相変わらず人間の嫌なところを逃さず晒しあげるのうまいな(言い方悪いけどすごく好き)

何のためにキャストをそこに配置してこの場面を撮ってるかってのが凄く伝わってくる。
冒頭のシーンからの不倫旅行の流れ
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裏窓(1954年製作の映画)

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女がヘマして男に捨てられるのがオチかと思ったら、普通のハッピーエンドで終わっちまった。

フラッシュのシーンはどーやって撮ってんだ

ラブホテル(1985年製作の映画)

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緊張感漂いまくる長回しが凄すぎた。
ラストの足元を捉えるショット好き。

相米の演出、長回し、ロマンポルノと演者の立場になったら撮影がどれだけ辛かったか、想像するだけで吐きそう。

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

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圧倒的田舎の閉塞感がたまらない。
ここを抜け出したくて都会に来たけど、都会も都会で疲れるからたまにこの閉塞感が愛しくなる。
むしろ、閉塞感というより開放感にも感じるこの頃。

社会を彷徨ってる人間のド
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あ、春(1998年製作の映画)

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過去作と比べてものすごく落ち着いてるな。
家族映画というと小津って感じがするけど、内容は正反対。
典型的な古臭い男と女しか出てこない。
佐藤浩市がマイルドな雰囲気を醸し出してるからあまり目立たないけど
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風の歌を聴け(1981年製作の映画)

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村上春樹読者として一度は観とくかくらいの心持ちで鑑賞。
ヌーヴェルヴァーグみたいなことしようとしてるのは理解。
原作も短いし割と映画化しやすいのかなと思ってはいるけど、可もなく不可もなくという感じで
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

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これもまたいいな。
「スタンド・バイ・ミー」に似てるな。
子役のお遊戯会に似たようなフレッシュなエネルギーと三國連太郎のウイスキー20年物のような熟された味がとてつもなく効いてる。

思い出の記憶や場
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お引越し(1993年製作の映画)

4.5

過去作のちょっとぶっ飛んだ内容と異なって、
家族間の事柄が描かれてるのでとても観やすいし個人的に好みの作品。

相米慎二が子供の持つ力を信じる心は確かものだなと、この映画を観てすごく感じた。
それと同
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311(2011年製作の映画)

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オウム潜入と東日本大震災を見比べて、森達也は
後者のような立場に食い込んでいくスタイルは向いてないと思う。
どれだけ配慮してるつもりでも、ラストの「撮ってません」と嘘つくことはどうなんだ。
発言をした
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A2 完全版(2015年製作の映画)

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オウム信者と対話しようとした人間とそうでない人間。
報道の乱雑さと杜撰な警察。
罪の意識が芽生えてきた信者とそうでない信者。
様々な対比を見せて、共生社会において最適解はすぐ出ないにしても、少なからず
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「A」(1998年製作の映画)

4.5

一貫してオウム信者とそれ以外の人間の会話が成り立ってない、オウムの教えが深く浸透して取り返しがつかなくなっている恐怖があるラストに圧巻。

ラストの荒木さんと森さんの会話で、森さんからの「オウム信者に
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

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演出も脚本もぶっ飛んでる。
監督の演出、撮影等々、それに応えた演者の力でとんでもない生命力を感じる作品。
若々しいエネルギッシュさは凄い魅力的である一方、少し気疲れする。
今のところ鑑賞した相米慎二作
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

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人気絶頂アイドルをブリッジ登場させるわクレーンで吊るすわ今ではなかなか観れない演出が多々。
でも面白さを見出せなかった。

黒沢清が助監督として参加。

葛城事件(2016年製作の映画)

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この世で最も憎たらしい存在に似てしまうっていう方程式。

団塊世代の象徴みたいな父親がキツイ。こういう思想持った人間がこの世で1番苦手。
けれど純度100の悪人ではなく、プライドの高さも何もかもサービ
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福田村事件(2023年製作の映画)

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人間がどのようにして地球上で生き抜いてきたか、個と集団が持つ狂気によって100年前の日本で起きた事件をドキュメンタリー性とフィクション性を上手くフュージョンさせて作品として昇華してる。
何より全配役が
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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コメディとしてもアクションとしても面白いのは勿論のこと、何よりテンポがいい
2人の生活とリンクしてメリハリがあるから物語の推進力も凄いし。

菅田将暉のマルジェラ のニット懐かし過ぎる。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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もう少し楽しめるかと思ったら、何一つ面白くないな。

ラストなんだあれ。
どうだと言わんばかりに投げてきたストレートがノビもキレもない棒球のような締めくくりで笑ってしまった。
映像もすこぶるおもんない
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祇園の姉妹(1936年製作の映画)

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初溝口
音質悪すぎてほとんど聞き取れないんだが。
あんまりクローズアップは使わないのかな。
会話も基本的に横、斜めから撮ってて、交互に映すようなことはしてない印象。

流浪の月(2022年製作の映画)

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絶賛松坂桃李期間のため鑑賞。
バスケW杯の広瀬すずのコメントの薄さに呆れていたけど、役者としては素晴らしかった。

先天的な小児愛かと思ったら、後天的なものだったのね。途中からそんな描写が続いていたの
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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松坂桃李、鈴木亮平の準備と演技に脱帽しかない。
松坂桃李やっぱ頭一つ抜きん出てる。

徹底的な暴力と複雑に絡み合いながらそれが解けていく脚本最高。
理性という能力を身につける前の人類を見せられてるくら
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バービー(2023年製作の映画)

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冒頭がキューブリック引用してた。発想が面白い。
映画撮ってるわけでもないのに、上手すぎて
してやられた感がある。

全体的に刺してくる内容だけどめちゃめちゃ笑える。
好きな映画のうんちく垂れ流すのはあ
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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開始3分で寝てしまった
今日はそういう日

普段アルコールを口にしない(好きでないし体質的にも)ので、アルコールに支配される日々が繰り返されているのが観ててダメだった。

船のシーンはすごく印象に残っ
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Winny(2023年製作の映画)

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俳優としても人としても個人的NO.1に追っかけている東出が、おもしろうな題材の映画に出ているということで観た。

稀に見る優秀なエンジニアが国から追放を受けるような形になるわけだが、(最終的に無罪を勝
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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ここ最近の映画で子供の葛藤を描く作品が多いけれど、どの映画も子役が優秀。
子供をいかにして魅せることができるかが問われてる感じがする。

構成としては削ぎ落とすところはガッツリいくし、余白の映画という
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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タイムリープ活劇
あまり活劇が得意ではないので、ウッとなり目を逸らしたくなったけれど全体的に楽しめた。
活劇の周囲を巻き込んで物語を推進する力みたいなものに乗らされた感じ。

ただのsfコメディでなく
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