yosukehaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

yosukeha

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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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ホラー、社会的要素、演出、カット割がことごとく決まってた。
あと普通にコメディ。怖いというより痛グロい。
ボディホラー苦手だけど、そっちのベクトルに向きすぎてるわけじゃないから楽しめた。
あえて素人演
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グロリア(1980年製作の映画)

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過去作に比べて商業的な作品。
相変わらずカサヴェテスの作家性が爆発してて良い。
作家性超えて人間の真理を描くことに対して凄く誠実であり、残酷でもある。
あのラストを願ってしまうし違和感を感じないのも彼
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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現代なら思いつきそうな題材だけど、それに対して冷めることなくめっちゃ面白かった。
マリグナントの脚本家だそう。

ジャンヌ・ダルク裁判(1962年製作の映画)

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ドライヤーと違って淡々と描いてるなー。
史実やでてくる言葉のインプットがなされてないので理解が難しい。

スマイル(2022年製作の映画)

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ヒッチコック「裏窓」ばりの冒頭で始まり、音映像編集全てでトラウマ級の恐怖を体験させられた。最高の映画体験。

この映画のせいで自分にも取り憑かれるのではないかという恐怖が植え付けられて困った。

ネト
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女っ気なし(2011年製作の映画)

5.0

大好きな作品に出会った。

街と人物とそれらを捉える映像に、個人的なストーリーが完璧に作りあげられてる。けれど機械的ではなく血の通った作品に仕上がってるから、
ある種ドキュメンタリーを観ているかのよう
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少女ムシェット(1967年製作の映画)

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以前までのセリフ、ナレーションを可能な限り排して、映像でみせていくスタイル。(正式にはバルタザールあたりから)

絵画のような印象的なショットがマシンガンのように次から次へと出てくる。
個人的には、ム
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リング(1998年製作の映画)

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jホラーの原点みたーー。
映像音心臓抉られそう。
原作ものといえど面白かったなーー。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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SF感強すぎた。
過去作の感じを期待してたぶんちょっと違うなという感想。
映画史、社会問題等々彼のバックグラウンドが映画に反映されてるし、評論家の話を聞いてても凄みはわかる。
でもやっぱりジョーダンピ
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アス(2019年製作の映画)

4.5

題名の「Us」は「わたしたち」と「アメリカ」がかけられてるんだろうが、まさにアメリカ社会ないしは世界の縮図のような映画だった。

ラストのシーンは個人的にはベスト。
その結末はあっても欲しくないという
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

5.0

また大好きな作品が見つかってしまった。

ブレッソンの作家性と監獄って完璧な舞台設定。
自己認識に優れて尚且つそれの表現方法を熟知してる監督が良い映画監督だと改めて思い知らされた。
中盤から中尉の実力
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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金持ちの牛から盗んだ牛乳使って一攫千金狙うっていう、ある種カウンター的な側面は面白いけど過去作の方が好きだったなー。
冒頭の引用にもあったけど人間の愛やら友情やらを強く信じようとしてるんだろうな。
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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年始早々災害やら事故やらで鬱屈な日々でこれを観てしまうと、今後が不安で仕方がない。

「ドント・ルック・アップ」のような社会風刺映画。
なにより最近の社会情勢を見ると、
予言者なの?と言いたくなるくら
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バビロン(2021年製作の映画)

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こっちが引きそうになるくらい映画愛に溢れてた。ラストのモンタージュにはちょっと感動してしまった。
ラストのマニーと同じ感情になれた気がする。

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

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自分が嫌いなものが満載。
社会、男、女全てが典型的だったけど、決して固定概念ではない感じ。凄く気持ちいところつかれた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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インテリで文化的教養があり、「余裕」がある主人公が、自ら選んだ「トイレ掃除」という職業と人生を謳歌してる話。
おそらく低所得でも、いわゆるQOLの高い、幸福度が高そうな生活。
全体的にパッケージ感が否
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枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

最高にカウリスマキ。
バイオレンスがなくなってもハッピーエンドになってもカウリスマキ。
初期の作品を強く感じさせる映画だったし、彼も4部って呼んでるそう。

映画とは全く関係ないないけどブレッソン、小
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

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ジャン・ギャバン渋いな〜。
見たことあるなと思ったら大いなる幻影の人だったか。
名作なんだろうがちょっと時代を感じてしまう映画だな。

市子(2023年製作の映画)

1.5

期待大外れ映画だった。
物語が進むにつれて監督が思い描いているであろうベクトルと自分の感情のベクトルが反対に進んでいった。
映画と監督が密接じゃないし、一部の演者の演技が過剰で「演技してます感」が強す
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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女性が主人公の西部劇ロードムービーって新しいな。
好みかどうかは別として、この題材でも映画として成り立ったしまうって凄いなほんと。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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登場人物の多さ、画面の暗さゆえに理解するのがなかなか難しい。
日常と突如襲い掛かる非日常のようなものが妙にリアルで生々しい。

出来事一つ一つは余韻を残すことなく過去のものとなってはいくんだけど、積み
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正欲(2023年製作の映画)

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多様性って言葉が一人歩きしすぎている気がする世の中だし、この作品もそんな感じでまとめられてる気がする。
この映画が凄く面白かったのは、価値観であったりそれに伴う判断によって無意識或いは意識的にそれぞれ
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(2023年製作の映画)

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バイオレンス映画だと思いきやバイオレンスラブコメ時代劇で腰抜けた。
あんだけ首を斬りまくったのにあのラストは面白い。

時代劇って「首とってこい、腹切れ」だの間接的な表現多いから見過ごしがちだけど、あ
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第三の男(1949年製作の映画)

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こういう映画観ても楽しめなくなってしまった。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

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「さかなのこ」と同じくわんぱく少女を描くのが好きなんだろうなと。
上白石萌歌ハマり役でした。

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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社会人の立場からすると働き方改革って割とセンシティブな内容で、社内でも問題になりがちだと思うんだが、そういった事柄を誇張して脚本にしてしまうのはナンセンスすぎる。

例えば、テレワークは働き方改革と業
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

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監督自身も花子に対して若さを全面肯定せずに撮ってるなと感じる。
金稼ぎ、Wikipedia自慢、途中からカメラを回さない等々晒し続けてる。ましてや、若い感性を言い訳にしか聞こえないくらいに理由が話せな
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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初めてエドワードヤン観た。
2日半の出来事とは思えないほど濃密。
急速に進歩していく社会と自己を見失いつつありもがいてる姿を、時にユーモアを混えながら描いていて重苦しすぎない。
冒頭のセリフで、喜劇に
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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やっと観た。
観たい映画を映画館で観ないことに毎度後悔する。出不精ゆえ。

藤原季節の誠実さとクズさの絶妙な演技が良いな。どんな役にも少量のクズさが出てるのはもう藤原季節だよな。河合さんは言わずもがな
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サーチライト-遊星散歩-(2022年製作の映画)

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まなみ100%を観に行った時にトークショー来られていて気になったので鑑賞。
今泉作品、二ノ宮作品等々の助監督をやってる方。知らず知らずのうちに平波監督が関わってる作品観てた。

音楽の企画モノらしく、
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まなみ100%(2023年製作の映画)

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ちょうどいい時間だし青木柚も出てるし観に行くかー程度だったんだけどめちゃめちゃ面白かったーーー。

画面上に映るまなみちゃんが最高で、監督の思いに溢れてた。

青春から大人になる10年間で変わる身体的
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