ちーくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スピード(1994年製作の映画)

4.5

再鑑賞。個人的にノンストップアクション、キアヌ・リーブスといえばコレ。やはり久しぶりに観てもめちゃめちゃ面白いですね。とにかく序盤から駆け抜けていくような怒涛の展開で突っ走っていくので、約2時間全く飽>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

3.9

面白かったです。自分がディズニーやピクサーというジャンルに求めているのは主に夢の世界であったりワクワク感であったりするんですが、本作は見事にそれを再現してくれたなと思います。もうとにかく「画」が楽しい>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.0

本当にしょうもない。一体俺は何を観させられとったんや。もうギャグが寒い寒い風邪ひいた。漫才、コント、落語、新喜劇まで多種多様のレベルの高いお笑いを日常的に見られる自分のような日本人にとってはもうこのレ>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.7

一人で黙々とゴミを積み上げる姿が泥臭くて好き。

フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.9

普通に面白かった。ワンシチュエーションの作品って相当捻られたアイディアや脚本がないとまず面白くないし、下手したらとんでもなくつまらないものが出来上がると思うので、ちゃんと映画として成立させて尚且つ面白>>続きを読む

アンストッパブル(2010年製作の映画)

4.0

実際に起こった事故に基づいている話だからあまり声を大きくしては言えないけど、映画としては結構面白かったです。やっぱり列車に限らず、乗り物が街中を暴走しているのって見慣れないから新鮮で面白い。本作のよう>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

4.0

MX4Dにて鑑賞。原作が鳥山明先生ということでワクワクしながら観に行きましたが、やはり面白かったですね。もう「ドラゴンボール」自体が僕の子供の頃の全てといっていいほど大好きなアニメなので、そんな自分が>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン作品。これも面白かったです。マックスは学力という面では確かに落ちこぼれかもしれないけど、生きていく力は絶対にあるタイプだからこういう人間は心配しなくても全く困らないと思う。こんなに>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.4

ファンタジーの世界なので色々言っても仕方がないんですが、ちょっと個人的には引っかかるところが多くてあまり楽しめませんでした。本当に捻くれた見方しかできないから、人間の欲深き醜さをまじまじと見せられてい>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.9

ウェス・アンダーソン作品。これ割と面白かったです。自分が普通にロードムービーが好きっていうのもあるけど、三兄弟の少し険悪な仲で始まった旅の中で、多少問題が発生しながらも元々あった絆を取り戻していくかの>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

観る前からサム・メンデス監督ということもあってかなり期待していたけど少し残念でしたね。作品の質感や雰囲気、映画館の中での日常などはとても自分好みなんですが、話の中でちょいちょい入ってくる不貞行為や病気>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.3

これ本当に好き。話自体は忘れていたけどこれだけは唯一観た記憶があって、好きだったという印象で再鑑賞したらやっぱり好きでしたね。物語はいたってシンプルで、特に嫌な奴も出てこないから気になるところがないし>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

前半に関しては半魚人という異色の存在に違和感が拭えなかったけど、後半にかけての純愛物語には何故か人間同士の恋愛と遜色ないようにみえて、観ているこちら側も胸が高鳴るような気持ちになりましたね。あとこれを>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

もはや一種の哲学やん。物語というより脳内の一つ一つの感情をキャラクターとして独立させて、一人の人間をマインドコントロールするという発想力を褒めたい。悲しみと喜びは相反するようにみえて実は表裏一体とか、>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

デヴィッド・クローネンバーグ監督作品。まず初めに、どうやらもう監督は80歳を迎えたようでその年になっても尚、このようなクセのある作品を創る精力は尊敬に値しますね。ただ、作品の内容はどうかというと、設定>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.2

これは自分には合わなかったなぁ。映像に関してはキラキラしていてワクワクするような世界が広がっていてこれは流石だなぁと思いましたが、物語の方が個人的には響くものがなかったかなと思いました。あと、音楽がメ>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

作品の内容自体は面白かったけど、いきなり会話をしなくなるのは人としてどうかねというのが疑問点としてずっとあったので、そこまで面白かったというわけではないですね。それこそ本当にガキじゃあるまいしもうちょ>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.2

これ面白かった。まず全体を通して観た時に今から20年以上前の作品であるにも関わらず、これだけ細部まで徹底した作り込みがされてあるんだと驚きました。ストーリーも一概に子供向けというわけではなく、大人の視>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.3

ホラーとして観たら駄作だけど、コメディ映画として観たらけっこう面白い。ツッコミだしたらキリがないくらい気になるところしかないけど、青鬼みたいな爆発CGとか元気玉喰らったような爆破CGとかは滑稽すぎてめ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

M:Iシリーズ7作目。本作でシリーズを通して初めて映画館で観ましたが、このシリーズは映画館で観なければ魅力があまり伝わらないということを思い知らされました。大音響の音楽と大スクリーンで観るスピード感の>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.1

観ていて物悲しい気持ちになりましたね。観終わった後も不安を感じてしまう。こういうの本当にダメだ〜(いい意味で)。リアルな会話や空気感が自分にとっては重くて、特に樹木希林さんと夏川結衣さんの嫁姑関係は観>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.3

ラース・フォン・トリアー作品。実験的手法や人間の本質を突くような演出はやはり上手いなとは思ったけど、いかんせん自分は映画に関しては「本」より「画」を重視するタイプだから、全体を通してあまり変化がない画>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

3.2

デヴィッド・ボウイで疾走するシーンだけよかった。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.8

エリック・ロメール作品。前半30分くらいまでの都会と田舎の対立話を草原や木などの緑で囲まれた中で語っているところは興味深くて面白かったんですが、そこからの政治談義が少し退屈に感じて中弛みしてしまったよ>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

再鑑賞。最初観た時はあんまりでしたが、もう一度観直してみると、初見では思わなかった感情や面白さに気付けて名作と呼ばれる所以を少しだけ理解したような気がしました。その一例として、孤独を貫き通してきた一流>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.0

ラース・フォン・トリアー作品。後から調べたらこれはトリアー自身の精神状況が作品に影響されていて、うつ治療のために作ったということらしいから特に感想も言わなくていいかな。個人的には面白味に欠けた印象でし>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

観ているだけで楽しいとは本作のことを言うんですね。エンターテイメントを徹底的に追求するスピルバーグは凄い。面白かったです。

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.0

エリック・ロメール作品。これは普通に面白かったです。今のところロメール作品で一番ですね。話に嫌悪感を抱くこともなくサラッとしていてよかったし、なんといってもロケーションの素晴らしさですよね。街中のアー>>続きを読む

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.6

ラース・フォン・トリアー作品。題材からして不謹慎でエグさを感じる作品なのかなと思いきや、個人的には割とあっさりとしていた印象で肩透かしを食らいましたね。もっと乱交しまくってもっと醜態を晒しまくっても面>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて。「タワーリング・インフェルノ」に続いて観に行きました。感想としては、本作は割とエンタメ要素が入っていて娯楽映画の部分が強い映画だと思いますが、これもこれでしっかり面白かったですね>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.4

ミヒャエル・ハネケ作品。この気持ちは分からないなぁ自分には。長年寄り添った夫婦か最低でも妻や夫がいる身じゃないとこの気持ちは分からないんじゃないのと思ったけど、案外皆さん高評価で理解できるんだなぁと思>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.1

ラース・フォン・トリアー作品。直接的な性表現や性描写こそ多い作品ではありますが、自分はそれらを数学や数式、ピアノの音階、釣り、動物などに置き換える表現が真新しいというか斬新に思えて面白かったです。後半>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.6

ニンフォマニアックは一応Vol.1とVol.2で分かれていますが、基本的に本作は一部作でまとめてある中の続きという位置付けですね。これは正直言って要らなかったんじゃないかと自分は思う。やはり自分はVo>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

自分の理解能力が乏しいのと、仮面ライダーの知識も全くないから特有の言語が難しくて最初で見る気が失せてしまいました。アクションやCGはどう考えても巨大化して街をぶっ壊しまくる「シン・ゴジラ」、「シン・ウ>>続きを読む

満月の夜(1984年製作の映画)

3.7

エリック・ロメール作品。まぁ案の定自分としては何一つ共感するところも無かったし得るものも特にないのですが、これもまた不思議と観れる作品でしたね。いつもに比べて喋りこそ多いけど、全体的に物静かで落ち着い>>続きを読む