両目洞窟人間さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あまねにっき(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

物凄い疾走感。
どうやら監督自身の日記を再構成した内容なんだろうけども、どれがどういうことがあって……ということはわからないんだけども、とにかくそれぞれの何かあったこと、言い換えればそれまでの監督の人
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2021年の三宅隆太監督の映画ベスト10で1位に紹介されていたので早速見てみました。
12分の短編だけども、あまりにも長い絶望を歩いたような気分になりました。多分、これ以上長く描写をされたり、製作者も
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

モルカーがブレイクしていた時にも公開していたけども、その時に見逃して、今日やっと見ることができた。
観て本当によかったって思うような恐怖と痛みに満ちた短編だった。
あのオオカミがやろうとしていたことの
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公がガラスを破ってサンディを抱きしめた瞬間にボロボロ泣いてしまった。本当はその時にはサンディを抱きしめてくれる人は誰もいなかったから。もしあの時にいたら?って思うけども、そういう解決の仕方じゃない>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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「え!?どういう話!?」って混乱からの「え!?こういう話!?」って驚きと「え!?こういう話でここまでやるの!?!?」って嬉しい展開まで、超面白い映画でした。終盤のあれ、状況は凄惨だけど、あまりに凄くて>>続きを読む

ことりのロビン(2021年製作の映画)

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超キュートが30分続く最高の映画。
要するには「各々には得意不得意がある」ってことだし「置かれた場所で咲いていこうな」ってことだけど、やっぱり自分に得意なことを見つけること、そして得意なことを見つけな
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黒い家(1999年製作の映画)

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うわー!超最高じゃん!
小さな嫌なことから始まり、徐々に徐々にその嫌なことが巨大化と増加して、更に息苦しくなるほど決まりまくった映像と神経を逆なでする編集(突然細かいカットをつないだり、異音をぶちこん
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用心棒(1961年製作の映画)

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最初30分、構図はやべえし、ダイナミックな絵で均衡状態を魅せてるのはわかるけども、正直だるいな…って思っていたら、仲代達矢が登場してからどんどん面白くなって、どんどんかぶりついて見てしまい、ラストは超>>続きを読む

V/H/S ネクストレベル(2013年製作の映画)

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ギャレス・エヴァンス&ティモ・ジャイアント監督の『Safe Haven』だけ見返した。
やっぱテンションの高い中、本当に見るも無残な最悪なことが起こりすぎてそれが最高な短編でした。
当時流行ったPOV
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

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うわー!超面白えー!!とぼけた大学教授が突如として殺し屋に狙われる!次から次に何これ何これ!ってことが起きまくり、一々洒落た展開や洒落た編集と洒落たセリフにもう楽しくて仕方ない!
やべえ奴ら勢揃いって
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街の上で(2019年製作の映画)

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友人に勧められて『街の上で』を見てきた。めっちゃ面白かった。最初は自分とは違う文化圏の人の話だ…と思って見ていたのに、気がついたら我の事のようにあわあわしたり、笑ったり、しんみりしたり。なんていうか、>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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試写会で見ました。
物凄く好きな映画だった!
誰にでも「いい映画だよ〜!」って勧められる夏映画な一方で、私の今年の偏愛映画になってしまった。
それは郊外のショッピングモールだったり、ショッピングモール
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ゴジラ(1954年製作の映画)

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超怖かった。原爆や水爆への恐怖と空襲のトラウマ。ゴジラという怪獣の設定もそうだけども、ゴジラによって逃げ惑う人々の動き方、「また疎開かー」というセリフ、横転した電車の中で怯える女性の表情、子供を抱きし>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

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久しぶりに見た。
一生見ていられる映画なんじゃないだろうか。
かわいいくて、不気味で、気持ち悪くて、気持ちいい!
自分にとっての好きで理想的なものがぎゅっと詰まっていて本当に好きな映画って、改めて思い
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闇動画8(2013年製作の映画)

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心霊ビデオ同人誌「霊障」でも言及されていた"邪教"が気になり見たのですが、この"邪教"が飛び抜けて良かったです!
次々起こる怪異、えっ?と時空間が捻れる恐ろしさ、終盤の呼びかける友人のこの世のものじゃ
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

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超面白かった~!!!
そんで超笑った~!!!
けども、主人公親子の関係性が、今の自分と重なりまくって、嗚咽漏れるくらい泣いてしまった。この映画でこんなことになると思ってなかったから不意打ちのように喰ら
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ラスト・クルーズ(2021年製作の映画)

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あのダイアモンド・プリンセス号での集団感染が、当時の乗員乗客の映像と証言で語られる。あの時の、何が起きているかわからない、だから恐ろしい。という感覚を思い出すような作品。
広がっていく感染。そして恐怖
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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うわー!!超面白え!!そんで超すげえ!!!突然テレビが二分後の未来を映し出したことから始まる、過去と現在と未来の時間のパズル!!「時間に殴られろ」ってキャッチコピーは伊達じゃなく、脳震盪起こすくらい時>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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難解な映画だと勝手に思っていたけども、全然そうじゃないというか、「倫理的に完全にアウトなことだけども、その気持ちはわかってしまうし、そのわかってしまうこともまた嫌だな……」ってことについての話だった。>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

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『スパイの妻』を見ました。めちゃくちゃ面白かったです。

大まかなあらすじくらいしか知らなかったので、まさかこの話が、太平洋戦争の中でも"あの恐ろしいこと"の話だとは思わなかったのでかなりびっくりした
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

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90歳を超えた祖母と見た。最初は入り組んだ登場人物に「これはだれで~」とか話し合いながら見てたけども、途中からあまりの面白さに二人共無言になった。
初めて「犬神家の一族」を見たから、えー!こんな事件だ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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冒頭からあまりにすごい映像で「人の想像力ってすげ~~~!」って泣いてた。
人の想像力ってすげ~~~ってなり続ける2時間半だった。
5回くらい泣いたし、元気があったら駅の階段の駆け上がりたかったし、松任
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

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なんせ、ねこのために深夜3時に買い物に行ける人である。そりゃ好きになってしまう。しかも、深夜の買い物なのにわざわざスーツをちゃんと着ていく。しっかりしてるのかズレてるのか、よくわかんないけども、ただこ>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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何度もチャレンジしては途中で寝ちゃってた映画(具体的なシーンだとあの眼球作ってるおじさんのところでいつも寝ちゃう)だったんですけども、なんとなく見始めたら最後までついに見ることができた。
それどころか
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

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ライターの加藤よしきさんが昔に絶賛していたのを思い出して、見てみたらめちゃくちゃおもしろかった…!
冒頭の刑務所の暴動から、まるでそこでカメラを回していて後に編集したかのような臨場感で手に汗握る…どこ
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アップグレード(2018年製作の映画)

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超最高!超サイバーパンク!!!
半身不随になったけどもチップで身体復活。妻を殺した街のダニどもを全員死刑に処す!って感じだけども、この半身不随をチップで動かしている…となってからの主人公の身体の動きの
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