fukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

さくっと見られる恋愛指南映画。(かんたんに表現すると)
テンポの良い会話劇で、ついつい見入ってしまった。

やはり注目したいのは清原果耶の演技。「おかえりモネ」「透明なゆりかご」などと比べるとかなり軽
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

マスコミの存在意義とは、何か。

あるシーンで、阿久津(小栗旬)は「毎日、夜討ち朝駆け。小さな子が死んだ親にどんな子でしたか?いい話ですねと相づちを打ちながら、あと一つ話を引き出せれば他の新聞に勝てる
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大空港2013(2013年製作の映画)

3.8

100分ワンカットで繰り広げられる群像劇。

掴みで斬新な設定に引き込まれてからの怒涛の会話劇、めちゃくちゃ面白かった!!😂

「あの人たち、みんな秘密を抱えてる。家族を守るために嘘をついてる。なんか
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

魂が震える音楽とはこのことかー!!ってくらい、最高級の音楽を存分に浴びることができる映画。鑑賞中は、ライブに行ったかのような感覚に陥った。

ストーリーは予測ができる展開ではあったけど原作未読で十分楽
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

これが世界中で続編が待ち望まれ、公開から一年半経っても尚絶賛されているあの「トップガン マーヴェリック」か~!
やっと鑑賞しに行けた!!ド迫力の映像と壮大な音楽に心を鷲掴みにされ、最高の映画体験ができ
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ミッドウェイ(1976年製作の映画)

2.5

アメリカ側の視点が知りたくて鑑賞。
戦争によって生まれた人の痛み、苦しみは終わることはない。

私の愛、私の花嫁(2014年製作の映画)

2.5

夫婦とかカップルとか、本当に深い関係になるには、互いの嫌なところを知ってからが本番なんだろうな、と感じた。
友人にも言えるけど、いくら親密な関係であろうと礼儀は忘れないようにしよう、と改めて決意。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

私にとって韓国の青春映画といえば「サニー」!

尊敬している韓国語の先生が「サニー」お気に入りだったようで、何タームかその先生の授業を履修していた私は全部で3回ほど観た。

シスターフッドを中心的に描
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

「普通」って何?

魚を愛してやまないミー坊は、劇中で「年相応の普通の子にならないと」という言葉をかけられる。

私もそうだけれど、「普通」という言葉がもつ意味に囚われて、悩む人って多いのではないだろ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

大会の記憶が鮮明に蘇ってきた。「ありのまま」を映すスクリーンに文字通り没入し、未だに信じられない展開を前に夢か現か幻か、その境を彷徨っているような感覚に陥った。
野球という、筋書きの無いドラマに胸が熱
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

「バーベンハイマー」で一度は鑑賞意欲が削がれたものの、大学院でフェミニズムを学ぶ者として、観なければいけない作品だった。

「バーベンハイマー」のミームを肯定的に拡散した公式アカウントのツイートはあま
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

試写会で生のキムタクとニノに興奮しすぎて映画自体はあまり記憶がない笑
ただただ彼らの演技を楽しむための映画、だと思います。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.5

「すべての悩みは対人関係の悩みである」とアドラーが述べているとおり、どんな種類の悩みであれ、そこにはかならず他者の影が介在している。
それでも私は、生きる喜びや幸せもまた対人関係が源泉にあると思う。
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.3

好きな世界観。なんだか文学的な作品だなぁと思ったらやっぱり綿谷りささんだった!

のんの等身大の演技は引き込まれるし何時間でも観ていられる。

「あまちゃん」の2人が再共演していたなんて知らなかったな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

共通の趣味をもつ者同士は価値観が近い可能性が高いけれど、例えばそれが映画鑑賞だとして、その作品を「好き」という話で盛り上がるのではなく、なぜ「好き」なのかまで踏み込んで話さないと、深くお互いのことを知>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

先の見えない就活で悶々とした日々を送っていた私を救ってくれた作品。

恥ずかしながら長年映画に対して苦手意識を持ち続けていた私がこの作品に触れることになったのは、何気なく見ていたNHK「あさイチ」映画
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