fukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

「私もひとりの女よ。好きな男の人に愛してほしいと願ってる」

両親のおすすめで!
『ローマの休日』を彷彿とさせるようなストーリーだけど、終わってみればイギリス・ノッティングヒルだからこそ生まれた、ノッ
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.0

個人的に、事件の真相が解き明かされる後編より、組織のしがらみや人間模様を中心的に描いた前編の方が面白かったかな。

大物俳優を並べれば良作が出来上がるとは限らないんだなということが分かったけれど、綾野
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.3

元上毛新聞記者・横山秀夫さん原作。
同じ横山さんの作品で比較するならば、『クライマーズ・ハイ』の方が好み。

本作は、警察広報担当と記者クラブとの確執が描かれていて興味深かった。
何となく、本作での記
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.3

アリス・ウォーカー原作の『カラーパープル』。ミュージカル調でとても見やすくなっていた!(正直、歌は一曲しか耳に残らなかったけれど泣)

レイシズム、セクシズムの根源にもなっていた当時のアメリカの社会構
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

大好きです!!!名作だと思いました。

お互いの価値観を否定することなく、哲学的な会話ができる関係性って素晴らしい。
あと、こんなロマンチックな恋愛にとてもとても憧れる笑

既にもう一度見返したい。
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

「孤悲」を描いた作品。
(『万葉集』における「恋」の当て字。目の前にない対象を求め慕う心情をいうが、その気持の裏側には、求める対象と共にいないことの悲しさや一人でいることの寂しさがあることの意。)
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枯れ葉(2023年製作の映画)

2.5

ん~奇しくも今日観たラブロマンス映画とは対照的に「陰」の部分をメインに据えたラブコメ(!?)で、上手く気持ちを切り替えられなかった。完全に個人的な問題だけれど。

でもごめんなさい、ちょっと最後まで観
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.2

観に行ってよかった!!!!!
『愛の不時着』は韓ドラの中でもかなり上位に入る好きな作品なのでさすがに越えてこないだろうと少したかを括っていた部分がありましたが…
『宝くじの不時着』面白い!!!
これは
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

鑑賞中、きっと自分はこの映画から大きな影響を受けるだろうな、と何度思ったことか!

教養を身につけ高尚な会話を繰り広げる登場人物たちに強い憧憬の念を抱いたとともに、パリ旅行前に絵画や建築、音楽、小説と
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

人の言葉ではなく、自分の言葉で伝えよう。教養を身につけて内面的に深みのある人間になりたい、と強く思わされた作品。

「愛とは完全性に対する欲望と追求である」(プラトン「饗宴」)
「自分を欺いて始まり、
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

綾野剛ーー!!

「綾野剛が好き」と言うと、大体の反応は驚きの「えー!?」。たしかに、好き嫌い分かれるのはわかる!けれど、この映画を観るとやっぱり「俳優・綾野剛が好き!」と嬉々として周りに話したくなる
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

主役を飾るのはこの人しか考えられない!と思わせるくらい、小林聡美さんは群ようこ作品との親和性が高い!

フィンランドにとてもとても行きたくなった。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.5

粋なタイトルとポスターに惹かれて。

誰が観てもどこか懐かしさを感じられる、自らの少年少女時代と照らし合わせて楽しめるような映画。
小さな島々がぽこぽこと浮かぶ長崎の海は、独特だし映える。

つよぽん
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.8

『らんまん』ファンとしては観に行かなければと、ゴジラシリーズについに手を出しました。

結果、おもろー!ゴジラの迫力えげつない!
序盤は恐怖のあまり笑いが止まらず、同行者に変な目で見られたけれど、中盤
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.3

とても有名な本作を今更ながら鑑賞!
ハン・ヒョジュちゃんは基本的にはまり役が多く(良作も多い)、本作もばっちりはまってて美しさが際立っていた。

一役を123人の役者が演じるという斬新な作品、あの有名
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

こりゃ、文字通りPerfectな映画だ!
どんな言葉を以ってしても、野暮ったくなりそうなので、この映画を観て感じたことは自分の胸に閉まっておこうと思います。
とても素晴らしかった。(唯一の欠点は、この
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キリエのうた(2023年製作の映画)

2.0

『すずめの戸締まり』と同じく、手放しに受け止めることの出来ない作品。
震災孤児を描くならば、観客の哀憐の情を誘うための単なる要素として描くのではなく、もっと徹底的に描いてほしかった。3時間あったわりに
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.2

もう自分は、童心を失ってしまったのかもしれない笑 否定的な感想で失礼します。

はじめて新海監督の作品を映画館で鑑賞し、スクリーンいっぱいのイラストの美しさには圧倒された。
ただ、3.11というリアル
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良い。良すぎる。本当に素敵な映画だった。
岡田さんの描くやさしい世界が私は大好きだ~(この作品は岡田さんの癖がだいぶ薄まってるけれど)
原作もぜひ読んでみたい。

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.5

最高の青春映画!
小学生のとき、地元の映画館で無料で観たんだけど、そのときこの映画に出会わなければサックスやろうと思わなかったかも。
楽器好きになったきっかけでもある『のだめ』もそうだけど、上野樹里ち
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

ルースターにひたすら感情移入してしまった。ひたすらアツい。パワハラともいえるシーンもたくさん笑
ジャズのファンとしては観ておいて良かった!

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

身体、尊厳、夢、希望…ありとあらゆるものをぶち壊したやつ、「くそ食らえ!!」だわ本当に…

2017年、ハリウッドの頂点に君臨していたハーヴェイ・ワインスタインによる性的暴行、隠蔽工作をNYタイムズが
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

シンプルなテーマを、映画でしかなしえない方法でめちゃくちゃ回りくどく表現するその心意気と技術がまず凄い!(褒めてる)

本場でウケてアカデミー賞何冠も取っているくらいだから、映画として物凄く完成度が高
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

映画界を牽引してきた名匠が名匠たる所以、ここにあり。


……と、通っぽく語っちゃったけれど笑、私、映画に関しての知識は全く持ち合わせておりません。
そんな自分を、今まであまり映画を観てこなかった自分
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.5

母の大のお気に入りで、私も子供の頃から何度も鑑賞してきた映画!

アトレーユが超かわいくて、それだけで眼福なんだけど、なんと言ってもこの不思議な世界観ね。ディズニー映画とはまた違う、夢と希望の世界がそ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

鮮明に記憶に残っている作品。
暗黒で未知な世界である宇宙の恐ろしさたるや。絶望感も甚だしい。

広い宇宙にただ1人取り残されるなんて、地球人からしたら孤独以外の何物でもないけれど、人間が存在しない宇宙
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.9

これはめちゃくちゃ好き映画。
GReeeeNたまらん~!

ベタな演出や無駄なシーンが殆ど無くて、映像の質感もとても好きな感じだったし、菅田くん良かった。片言っぽい「ありがとう」いいね!
アタックのC
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

1.5

面白くなかった…
キャストは十分すぎるほど豪華なんだけどな…とにかく大事なところを端折りすぎ!ストーリーが破綻していた。
観終わった後の虚しさよ…😭とても残念だった。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

内野さんの演技力…!紫綬褒章を受賞しているなんて、つい最近まで知らなかった。ケンジすごい。
シロさんはシロさんで、原作に忠実でとても良い笑

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

かなり好きな作品!さすが辻村深月さん。

心が熱くなる映画、最高です。

「THE FIRST SLAM DUNK」で日本のアニメ製作のレベルの高さに驚愕したタイミングで観ることが出来て良かった。

蜷川幸雄シアター「ヴェニスの商人」(2013年製作の映画)

4.3

猿之助のシャイロック、神がかってた。劇場という空間を支配しているかのようで、圧巻だった。素晴らしすぎて鳥肌止まらなかった。
中村倫也は、ドラマや映画とは全く異なる姿で本領発揮。元から好きだったけれど、
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

誰かを本気で応援する気持ちって儚く尊いものなんだなぁ。

高校のとき吹部で野球応援した自分の過去をすごく懐かしく愛おしく思えた。そのときはそれが「青春」だってことを一ミリも感じていなかったけど。

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IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR(2023年製作の映画)

5.0

小学生のころ「ドリームハイ」のIUに魅了され、代表曲좋은 날は何百回と聴いていたものの…、コンサートには行ったことが無かった。そのことをこんなにも後悔する日が来るなんて。

このコンサートは、「国民の
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