フィギュアスケート版の『牧神の午後への前奏曲』、元祖はこの人だったのですね。素晴らしい完成度の牧神でした。そして、荒い映像の群舞の中にいても、何処にいるか一目で分かってしまう美しさ。
代々木体育館で>>続きを読む
自分の中のマーロウは青二才なイメージなので、ミッチャムみたいな「男」として出来上がってる人が演じる違和感が最後まで払拭できなかった・・・でも70年代に求められた探偵像ってこんなだったのかな。
マロイ>>続きを読む
結構前に観た映画ですが、妄想らしき部分に対して、ああいう現実らしきものを見せてくるセンスがすごく印象に残っています。この監督なんかすごいなと思ったきっかけです。
たまに観たくなる映画です。めちゃくちゃ荒唐無稽なんだけど、意外とフィギュアスケート界をちゃんと描いている(いや描いてないけど)ようなところもあって、つまりはフィギュア界は元からこれだけ無茶苦茶ってこと>>続きを読む
俳優の身体能力を使ってディズニーアニメの動きを実写で再現してみた、みたいな面白い映像でした。彩度の高いカラフルな衣装もフルカラーアニメを意識しているんじゃないだろうか。赤と白のシマシマパンツは当分忘れ>>続きを読む
キッドから牧場の話を聞いた時のダラスの瞳が、月光を受けてキラキラしていた所がすごくいいなと思いました。
おっさん2人が思いきり賑やかに送り出してくれるラストシーンも良かった。
007ものの亜種として移植されたフィリップ・マーロウという感じでした。70年代の雰囲気は目に楽しい部分もあったのですが、スタンウッド姉妹のお色気要員扱いが酷すぎて相殺されました・・・本来は彼女たちの人>>続きを読む
村上春樹訳の影響をかなり受けてる頭で観ました。ガイガーの美形の同棲相手とか、アグネスの小柄な婚約者とか、ハードボイルドな世界観では省略されてしまいそうな人物がフィルム上にちゃんと登場しているところに心>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
過去二作と比べると相当エンタメに振った印象でした。舞台となるヴェネチアの光景と屋敷はとても美しく幻想的だったのですが、そこにホラー表現が乗っかることで、まんまディズニーシーとホーンテッドマンションみた>>続きを読む
ほっこりしたくて観ました。
芦田愛菜さんの輝きを抑えた高校生感は神掛かっていました。
BL作家役の古川琴音さんもいい雰囲気でした。
三つの遺体が運ばれる葬列と吊るされる一人の男、という強烈な図から始まるところにオーソン・ウェルズらしさを感じました。
デズデモーナは正真正銘の潔白で本当にひどい話な訳ですが、エミリアの不実の疑いは実>>続きを読む
石田ひかりが出てきた時だけ画面がパッと華やぐ女優力にはすごく感心しました
原作履修済みです
リベラル界のプリンスである民主党出身アメリカ大統領の息子と、伝統と保守の権化であるイギリス王室のプリンスが恋に落ちるお話
俳優さんたちはみんな魅力的で、丁寧に作られた愛すべき作品>>続きを読む
今までの宮崎駿作品のどれかほんの一部分でも印象に残っている人なら観る価値はあると、個人的には思いました。
駿は私たちを残して行ってしまう気満々でした。0.2マイナスなのは、後半ちょっと力尽きてません>>続きを読む
俺様刑事しか出てこない話だったらつらいなーと思っていたのですが、相棒のアサドさんが有能で出来た人物だったので最後まで観ることが出来ました。ボーイミーツガールの悪夢版みたいな怖い事件でありました。
このレビューはネタバレを含みます
スピルバーグ監督の自伝的作品ということで、ユダヤ系の少年サミー・フェイブルマンが両親に連れられて初めて映画を観た日から、いよいよ映画人となるべくスタジオに足を踏み入れる瞬間までが描かれていました。>>続きを読む
母がミュージカル好きで、子供の頃から一番何度も観てる映画かも知れません。
このレビューはネタバレを含みます
家族に誘われて観に行きました。公開からしばらく経つのに観客が多くて、マリオシリーズが広く愛されているのを感じました。
以下は蛇足です。
ピーチ姫が実力とリーダーシップを兼ね備えた人物として描かれて>>続きを読む
色々考えさせられるし、子役の演技力はすごいなと思うのですが、こりゃないなというのが正直な感想です。
家族になる選択、子供を持つ選択を重ねてきた同性カップルに対して、「世界を救うための選択をしろ」と押>>続きを読む
公開当時ティーンエイジャーを連れて映画館で観ました。古川琴音さんが特に印象に残っています。
BBCのドラマ版が印象的だったので、古い映画版も見てみたくなりました。こちらはこちらで想像以上に面白くて完成された作品でした。
結末は小説とは違います。そこも含めてカメラワークや屋敷の間取り、光の使>>続きを読む
ヨーロッパの老舗ホテルをあっさり買収しちゃうマネーパワーのエピソードはほんの枕で、そこから「みなさんまだご存知じゃないでしょう、新しい中華系リッチの世界をお見せするわ」ってめくるめくストーリーが展開す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コロナ禍の時、こちらのドラマシリーズの独特な雰囲気は日常から連れ出してくれるいい気分転換でした。なので今作はお礼も兼ねて劇場で観ようと決めていました。
あの衣装を着こなした露伴先生と泉さんを大画面で>>続きを読む