一度観始めるとやめられないやつで今回も200分。フレド好きだなあ。
大きな俯瞰ショットで始まり、狭い部屋でサックスを吹くシーンで閉じるというセンスが最高。
剥いていくと家族のドロっとした話なんだけどおとぎ話っぽくする手腕がウェスアンダーソンだなあ、と。
探偵役の医者が突然登場したり主役と思ってた人が殺されたりで割とざっくり進行するけど悪くなかった。
主役のマックスのキャラになれるのに時間がかかったけど、しばらくするとビル・マーレイのシャツの色と音楽にサポートされて気持ちよく観れる。
ウェスアンダーソン一作目。どう転ぶかわからない行き当たりばったりな感じが面白い。
評判のやつ面白かった。横溝正史の世界観による鬼太郎前史。原作との繋がりも完璧。
装備や小物、兵器などの美術の作り込みが徹底してて、自分的にはそれを楽しむ映画。
トレーダーがワイン農園を相続する話。どうでもいい点だけど子役とラッセルクロウが全然似てない。
死期が近い大人と自閉気味の子供のロードムービーでイーストウッドぽいと思ってたらマーベル版西部劇という評で合点した。
当初アロノフスキーが監督する予定だったらしいけどそれはそれで観てみたい。
アクションはくどくない。コメディ部分も楽しい。バランスが良くて疲れず飽きない。やっぱりこの監督上手い。
明らかにオリジナルを超えたリメイク。最後まで弛まない熱い西部劇の傑作。
9.11直後の大正義米国軍の映画。撮影はすごい。さすがリドスコ。戦争ものとしてはB級。
視聴後にフォルサム刑務所のライブ盤を聴いて「Hurt」のPVを観るまでがワンセット。
この謎解きの構造をわかりやすくダレずにまとめたのを感心したのと、なんといってもタイトルが良い。
王道ラブコメおとぎ話 Featuring メグライアン(全盛期) 平成を強く感じた。
「カッコーの巣の上で」よりも「ブレックファストクラブ」とかのはみ出しだ若者の青春映画の系統でそれをよりシリアスにした感じかなと。アンジーが魅力的すぎる。
家族の復讐の話なのに前カノと盛り上がったらいかんでしょ。良くも悪くも娯楽映画だなーと。面白いけど。
ジェイムズ・マンゴールド2作目。警察不祥事の揉み消しを探る保安官の話でしっかり練られた良作だった。
海難ものではタイタニック、ポセイドンアドベンチャーに次ぐ傑作としてずっと推していきたい。
汚い部屋と重度肥満と4:3の画面サイズで観る側にはストレスしかない絵面の中、ブレンダンフレイザーの目が良い。
結構な部分が日米の文化ギャップの描写に充てられてドラマの内容は薄い。ガッツ石松が捕まるシーンの台詞は名場面。
ネタバレを知ると評価が変わる。というかネタを知ってから観た方がよくて、知らなければただの胸糞映画になる可能性。
80年代は気楽な時代というのがよくわかるサスペンス。女性が蔑ろにされるのも時代性か。一応リドリースコット。
ノアが神の使命と人間性の間で苦悩する話、でラッセルクロウが追い込まれる大洪水以降の後半は面白かった。
「レスラー」と続けて観ると対になっているという監督のコメントがよくわかる。
子供向けの話でももう少し捻りがあるぞ。青臭いトムクルーズがみれる。
深夜に観たくなる世界観。ただ話も画もデッカードのキャラも暗いので見るたびに寝落ちする。
これは「ロッキー」「レイジングブル」並の傑作。この監督、前作はどうしようもない駄作撮ってたのに…
パニック映画をクローズドサークルにして宇宙に持ち込むという発想が飛んでる。普通誰でも宇宙は広いものと考える。