eriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

4.5

戦後、フランス料理本を出版したアメリカ人のジュリアと、現代でその料理本のレシピを全て再現しブログに収めたジュリー。
異なる二つの時代で、どちらも家庭料理を作ることで日々の暮らしでの喜びを感じていること
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海がきこえる(1993年製作の映画)

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短尺の映画だった。甘酸っぱい、高校生の恋愛と友情の話。物語に波はなかったけど、見終わった後は、ほっと心が温まる感じがした。

紅の豚(1992年製作の映画)

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ジブリの中でずっと見る機会がなかった映画。主人公の男くさいけどとても心優しい性格と、女性の力強さに、見ていて気持ちが良かった。
戦争映画に思えなかったのは、実際の戦争に加担するのではなく、”賞金”とい
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

戦時下の一般市民のリアルな生活
実際に経験したことは無いけれど、コロナ禍を経て、国を持って何かに立ち向かう時、それまでの常識が覆ったりすることを目の当たりにした。
だから戦争が起こると、市民の生活、ま
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

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とてつもなく理不尽で、残酷すぎる。
本当にこんな時代があって、その時代のに生きた人は、選択権がなく、冷酷な考え方を強いられていたんだと思うと、すごくやるせ無かった。
小学生の頃、修学旅行で戦争の話をし
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私なりの解釈と感想。

少年の成長から”正直な生き方”、それと宮崎さんが見ているこの世界を見せてもらったような気がした。見る人によって、さまざまな捉え方ができる、こんな映画を作っているということが、素
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

夢vs恋は永遠の問題。
ミュージカル映画ということで、2人の感情の移り変わりがダンスで描写されていて、すごく圧倒された。丘の上で黄昏時に踊った時はまだ知り合い同士だったけど、グリフィス天文台で踊った時
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パラダイス・キス(2011年製作の映画)

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原作が矢沢あいさんやったなんて知らなかった。見てこなかったけどみてよかった。
ヒロインの心情が事細かに描かれてて、名言っぽいくさいセリフもあって、面白かった。流石。

リファッション〜アップサイクルでよみがえる服たち〜(2021年製作の映画)

4.0

1時間半弱という、ちょうど良い尺のドキュメンタリー映画。構成としても非常にみやすく、見る人に飽きさせないよう、3人の事業家たちにバランスよく焦点が当てられていた。それだからか、興味がある話題だからか、>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

差別意識の“根深さ”がたった30分の中に痛いほど凝縮されている短編だった。
主人公は本当に何も悪いことをしていないし、普通の生活を送っている。警官は、おそらく彼が何も悪くないことを自覚していながら、な
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

親友が巻き込まれた事件がきっかけで、彼女の人生は180度変わってしまった。加害者に対する怒り、忘れて触れないように生きてきた事件の傍観者たちへの怒り。
全て1人で抱えて、復讐に挑むことを生き甲斐とする
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.5

中身は子供のまま大人になったらこんな感じなのか!って感じで、見ていて普通に面白かった。
感受性は豊かだけど見た事がないものが多すぎて、子供の頭では理解できないことだらけ。でもそれを子供の頭で理解しよう
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

はじめは掴みどころないと思っていたけど、気づいたらどんどん引き込まれていった。面白かった。

悪者が懲らしめられるのでは無くて、救われたり助け合ったりという展開になるところが、予想がつかなくて毎回そう
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.8

めっちゃよかった。
主人公ムゲの境遇とか、周りとのすれ違いが切なくて苦しい部分もあった。それでもなお本人自身が成長して、人間の姿を取り戻しに行く姿に感動した。
最後の最後で日之出がムゲにサンライズアタ
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.8

始まりで、マレンが孤独になったときは本当に耐え難い気持ちになった。どうしようもないし救われない。同族の人に会った時もどうゆう関わり方をしていくのか、最初は見ていて不安な気持ちになった。
マレンはリーと
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