大橋直樹さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.3

あのさぁ!こんなリアルなオーディション描写いらねぇんだよ!!
精神抉り取られるわ!!!
オーディション前に写真撮ってもらうのとかCMの時に書く紙とかまんまなんですわ
たぶん俳優はこの映画の全てに対して
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.9

ロッキーの意思を丁寧に拾い上げながら15年に作り上げた秀作です
中盤に入る試合シーンの臨場感は凄まじい
カメラと俳優が一体になってパンチを当てた、止めた、避けたの一つ一つに感動してしまうほど全ての動き
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処刑人(1999年製作の映画)

3.8

犯行前の準備→犯行後の推理→反抗中の事実
この編集が心をグッと引き寄せます
犯罪への抑止力ってのはもっと論じなきゃいけない所ですよね
警察が舐められっぱなしだと意味がないんだよ
SNSで潔白でなければ
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街の灯(1931年製作の映画)

4.4

大学の0年生プログラムで観たのももう8年くらい前なのかぁ…
マジで早く売れたい
頑張らなきゃ…

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

突き抜けたらなんでもエンタメになるんだなってすげー勉強になりました
自分は手数の多いアクションにあんまり興味なくて動よりも静にかっこよさを感じるフェチなんであんまりアクロバティックさで魅せるアクション
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.9

ある島の閉塞的場所で異母兄弟の兄が経営する風俗でこき使われながら生活している兄妹の話
自分から見てすごく距離感のある世界だけどその世界は社会の縮図でたまにくるパワーのあるセリフにずっと胸打たれる気持ち
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

愛と金の亡者たちVS愛する事をやめた探偵
戦争がファーストシーンである事から人を愛する事の危うさ、これによって人間は大量に人が死ぬ戦争を自分が大切な人を守るために戦うという大義を与えてしまうというこの
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

珍しく韓国映画
たぶん人生2本目とかやと思う
エンタメとしてちょー楽しいすわー
張り手一発で相手を気絶させる事に説得力のある俳優なんてなっかなかいないですよ
敵のキャラクターが被害者に恐怖を与える時の
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

3.0

基本的にノレなかった
ドラマを観てないのでそれは本当申し訳ない
理由としては特に音楽の演出は全編通して微妙
おそらくLDHのアーティストが歌っている音楽が序盤からクライマックスまでかなりの頻度で流れる
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

東京タワーが見下してくる感じ
東京が自分の居場所じゃない気がするあの瞬間が自分は嫌い
持っていた居場所の価値を再確認する3人のシーンにジーンとする
子供を育てるだけが人生のゴールでなくなった現代だけど
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HAZARD ハザード(2002年製作の映画)

4.3

暴力とドラッグがありふれたニューヨークという世界観で日本に飽きた若者二人と日本とアメリカのクォーターのアメリカ人の3人が他人に暴力とドラッグをばら撒きながらケラケラと生きていく数日間なのか数ヶ月なのか>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

別に悪い映画じゃないんですがバービーの映画としてはこれはどうなんだろうか?
女の子の理想の服装やスタイルを人形で実現させるという商品の映画化で理想なんてないっていうテーマ設定がされているのはどこの視聴
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Gメン(2023年製作の映画)

3.6

竜星涼さんが見事です
前半が結構ノリに置いて行かれてこれは楽しめるかなー?と思ってましたが竜星さん演じるキャラのパーソナリティが語られた所辺りから入り込んで他のキャラも好きになれるようになった
大好き
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

ハンソロが1番かっこいいんだから
帝国による独裁状態においてのアウトローはただのヒーローなのよ
圧倒的なエンタメ力ですよ
ほぼ何かが起こってる状態が2時間ずっと続くなんて普通お金がかかりすぎて無理です
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[Focus](1996年製作の映画)

3.7

絶品モキュメンタリーですな
テレビによる印象操作、加害へのカウンターとなる映画です
電波を傍受して盗聴を行う男
彼に密着するテレビマン
なーんか言う事がどんどん変わっていくテレビマンとそれに否定しきれ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

いわゆるどんでん返し映画
伏線を回収するタイプの映画
中盤まで処理しきれないくらいに登場人物も多く病院と警察署と回想と場所も多い
それがクライマックスに向かうにつれて回想の比重が大きくなっていくのが漫
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.8

え?!それで良いの??!って所もツッコミながらニヤニヤしながら見ちゃったな
小沢さんが出演されてるんですがそこらへんのシークエンスがユルッユルでまあ確かにメインの物語は音楽なので許せるかなと
でも道路
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

感情誘導がうますぎませんか?!
第二次世界大戦中のドイツが舞台
主人公の少年は物語冒頭からナチス党に傾倒している
その主人公の目線で作品のカラーも作られていて冒頭はナチスの映像に対して軽やかな音楽が使
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スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

4.3

なんという破壊力…
00年代の国家や政治など大勢への反発、不満が大いに乗っかった日本にしか作れない犯罪映画
男二人の復讐の暴走と女の行き場のない怒りが混ざって最後には拳銃と爆弾による狂気が広がっていく
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

製品を大切にしたくなる映画でした
自分はスポーツを全くと言っていいほど見ないのでこの映画を観る資格がない
でもこの映画のビジネスとしての世知辛さやキャラの魅力と自信を持って突き進むパワーは十分感じ取れ
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

みんな若ーーー
ヨーロッパ企画の舞台の映画化という事でキャラクターが可愛らしく愛着が持ちやすい
演技の熱量がどんどん上がっていく感じも良い撮影ムードを想像できて良いです
永野さんは若い頃から愛嬌が素晴
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.0

20年前からずっと不景気で明るい未来が見えないってテーマで映画を作り続けられてしまう日本の悲しさ
その現実を見ないでいるから30年間一向に景気が上向く気配はなかったというこの絶望感は現代に見るとよりシ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.1

ケイト!!!
まあそれに尽きる
ヘイリーさんの表情の魅力がいかんなく発揮されてます
バンブルビーもベイ監督時代より圧倒的に、デフォルメしまくった可愛さでこの主演二人が可愛い!!ってだけでずっと見てられ
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.1

なんかもっとブラックユーモア全開映画と思ってたんだけども、意外にもしっかりとデッドプールのオリジンとしてカッコよくて流石アメリカ資本だぜと思った
ブラックユーモアも魅力の一つではある
刀を主体としたア
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.8

上手い話に良い事はないってこんなつきつけてくれる映画他にない
ラップに造詣がないからちょっと観るの難しいんだけど体が自然と乗り出してしまうこの感覚を楽しめば良いんだよね

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.6

菊池さん若いなー
主人公が幼稚性をはらんだキャラなんですが菊池さんの見せる表情があまりに幼く見えるのでお礼を言えないとか泣き叫ぶ感じが説明的に感じてしまった
これはキャスティングが上手いから感じた事な
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

4.3

東映の本気ガンアクション!
冒頭の引きつけ方うまっ!
音の付け方めっちゃ良い…音が俺をドキドキさせる
各アクションのシチュエーションも見せたいものを魅せるためにどうするかを考えて作られてるなとすごく好
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

4.0

きっつ…
なにかキッカケがあれば俺はやれるってみんな思ってんだよな
でも自分が変わろうとしなかったらそんな都合の良い出来事なんか起こんないんだよな
分かってるわ!!!
つきつけんな!!!
めっちゃ良い
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.9

なんでこんなずっと上手いの?
まずキャラクターの関係性の描き方が素晴らしいですね
僕ルパン3世ははじめましてだったんですが登場人物が順をおって出てくるので整理がとても滑らかにできます
そして演出の手腕
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.5

結構胸糞悪いな
これを初めて観た人類はさぞ怖かったでしょう
基本人間陣営の言い争いが嫌いでゾンビ映画も好きじゃないんだけどこの映画のはどっちも良い塩梅で正しく伝え方が悪いのでまあ嫌いではなかった

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.2

この歳の豊川悦司の使い方として1番いいよ
一夏の女の子の成長の話
何かで通じ合って知り合ってという何か経由で生まれる繋がりの温かさが素晴らしくて、また夏のキラキラが画面を通していっぱい伝わって良い夏過
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

ついにMCU追いついたぞーー!!!
そしてこの最新作が間違いない傑作だってありがたい幸せだ
ジェームズガン監督のポリシーみたいなものがすごく見える作品でしたね!
辛い気持ちでも笑い合おう、好きな人と一
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