負け犬チョンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

負け犬チョンミ

負け犬チョンミ

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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.5

映画のあらすじ読んで、もうこれは絶対見なくては!!!と思った映画。
見る人を選ぶ映画だけど、私はとても楽しませて頂きました。 
欲を言えば、もう少し大きい画面で見たかったけど。

無宗教な私は、元.娼
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.9

少々、人気俳優が出演するBL映画に飽きてきたので、この作品はスルーしようかと思っていました。

しかし、Youtubeで新宿二丁目のオネエ様達がこの映画について解説しているのを見て、やはり鑑賞しないと
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.9

アーナンド先生アクションやるんだ!(私が知らなかっただけです)

元ネタは未鑑賞だけど、映画宣伝で元ネタのPizza Hutのシーン見た記憶があるなぁ。

面白かったのだけど、この手の見目麗しい男女の
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.3

よく揺れる寝台列車に乗ってモスクワから最北の街ムルマンスクに行くなんて。しかも冬!
なんとノスタルジックで旅情に溢れるのでしょう!
ムルマンスクではオーロラも見れるらしいしね(※主人公はオーロラ目的で
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そばかす(2022年製作の映画)

4.2

メ〜テレ、良い映画作りますねぇ。
hisも良かったけど、これも地味だけど優しくて良い映画でした。

20年前にこの映画があったら、私ももう少し楽に生きれたかもしれないと思いました。

人懐っこくて、サ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

レビューを見て、飯テロ映画と認識して行きました。
なので、事前にカレーを補給して行ったので、想像していたほどではなかったけど、まぁまぁ、飯テロ映画。
主人公家族は、貧しいけどバラモンという僧侶の階級の
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

1.5

カニバリズム的なものかと思って見てみたのですが、全く別物でした。
と言うか、シェフが病みすぎて怖いって!!!マジで怖いって!!!
ブラックジョークものは好きですが、このブラックジョークは私には通じなか
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

レビュー読んで、ミステリーより恋愛比率高いのであろうなぁーというのは解ってました。
でも、美しい景色の中、美男美女がチチクリ合うって(笑) ハーレークインロマンスの世界じゃないですか(爆) 嫌いじゃな
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

『マガディラ』で身体能力の高さを見せてくれたラーム・チャランさん主演という事で、RRR見るのをめっちゃ楽しみにしてました。

バーフバリは、欧米人並みの高身長でモデル並みのルックスのお二人が主演だった
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響け!情熱のムリダンガム(2018年製作の映画)

4.2

音楽と踊りが大好き大国インドな映画

映画の予告見た時から、この映画に使われている楽曲に惚れ込んで映画館へ鑑賞しに行きました。
音楽とても良かったです。

インド各地でロケもされているようですし、ロー
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スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.8

まず、アーナンド先生の弟さん、よく茨の道をついていきましたね。
他に道がなかったからかもしれないけど。

IITを舞台にした『きっとうまく』×カーストによる激しい差別を描いた『カルナン』
を彷彿させる
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犬王(2021年製作の映画)

3.9

森山未來さんが歌う犬王のテーマが気に入ったので、映画を鑑賞いたしました。

ストーリーは好きだし、音楽も凄く良かったです。
代表的なインド映画をアニメにするとこんな感じになるのだろうか(笑)
うーん、
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カルナン(2021年製作の映画)

4.5

はぁ〜、長かった。けど、感動致しました。
音楽も伝統音楽っぽいのアリ、EDMアリで良かったです。

しかし、主人公カルナンの喧嘩っ早過ぎる性格はちょっと頂けません。
あと、カルナンのお父さんより、お祖
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ヴィクラムとヴェーダ(2017年製作の映画)

3.7

キネマ旬報シアターのインド映画祭で鑑賞。
インドあるあるのような気が。
スラムの集合団地が流石インド。屋上に板通して隣の棟と行き来できるようになっている(手摺なし)は、木造の足場まで設置。逞しい!!!
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マンデラ(2021年製作の映画)

3.8

まず、マンデラって、本当にあのネルソン・マンデラの事だったのね。
主人公が南アフリカのネルソン・マンデラから名前を取って、自分の名前をネルソン・マンデラにしただけなんですけどね。

基本的に良いお話で
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アクション!!(2019年製作の映画)

3.8

何でこの映画を録画していたのか忘れるぐらい前にCS放送を録画していたものを鑑賞。
何で録画していたか思い出しましたわ。タマンナー様出演だったのでしたね。

タミル語系映画だからなのか、バリバリのCGに
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

キネマ旬報シアターの副支配人さんオススメと言う事なので鑑賞してみました。
ヨーロッパの作品によくある、恋愛至上主義でホットなシーン多め的な映画なのかな?と、鑑賞前に勝手に想像していたのだけど、まぁ大体
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

外交官が内戦中の国を命がけで脱出するだけの映画なのに、流石韓国!!!
凄くドラマチックで面白い。

しかし、韓国映画の派手なアクションor銃撃戦があって→喪失→ハッピーエンドのパターンはちょっと飽きて
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僕の一番好きだった人(2021年製作の映画)

3.9

キネマ旬報シアターのトークイベントにて鑑賞。

ストレートに愛を表現する ゆう に、かなえ は小悪魔。
私は、この映画の中の1日の出来事は、「ゆう の思い出なのかな。」と解釈しました。

そして、かな
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

BLドラマ『美しい彼』に嵌まって、原作も読んでみました。
『美しい彼』の原作も面白かったので、同じ凪良ゆう先生が原作の本作を鑑賞してみました。

文のキャラクターが、『美しい彼』のネガティブ・キングの
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ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.2

特別、ベルイマン監督のファンと言う訳ではありません。
気軽に旅行に行けないコロナ禍の昨今、スウェーデンの小島の夏を味わいたくて鑑賞。

内容にはイマイチ付いていけなかったけど、スウェーデンの夏を楽しむ
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

エロコメディ。
笑った。直感で鑑賞して正解だった。

女子高生のお父さんとお母さんは、娘がオジサンを誘ったなんて1mmも思っていないのね!
深くは書かないけど、うーむー。

最終的な多田の判断としては
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.0

原作のファンです。
映画の前4作は、「原作の日本語訳が悪いのか?」と悩むぐらい、カール,アサド,ローセのキャラが原作と違ったので、4作目の『カルテ番号64』は見ていません。

役者が代わったと言う事で
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.5

人生2本目のギリシャ映画。
しかも、1年で2本のギリシャ映画を見る事になるとは。
因みに、人生初のギリシャ映画は『テーラー』。

今回の『林檎とポラロイド』、『テーラー』共に年代不明。共にスマートフォ
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英雄の証明(2021年製作の映画)

4.2

あらすじを読んでまず感じたのは、この映画絶対ハッピーエンドはないのだろうなーという事。
映画を見終わって感じたのは、大好物の不条理系映画ではないか!!!
正直者は損をする、負のスパイラルの巻。
どのエ
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ドンバス(2018年製作の映画)

3.2

あらすじを読んだイメージだと、DAUシリーズ戦争版。まぁ、映画見てもそんな感じ。
確かDAUシリーズもウクライナで撮影されたのですよね。

シュールでした。
現在のウクライナの戦争を予見するような内容
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

4.0

Filmarksで気になるコメント読んで、他の映画を観る予定だったのですが、コチラを鑑賞致しました。

きっと、大半の人が大好きな捕らわれのお姫様を救え!的な映画の70代(?)女性版。

見終わった後
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春原さんのうた(2021年製作の映画)

3.5

言葉が少な過ぎて、あらすじ を押さえておかないと、何がなんだか解らない映画だったと思います。
でも、優しい空気が流れていて、悪い映画ではなかったですよ。寧ろ、いい映画。

親族や友人に気にかけてもらえ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

豪華俳優陣に惹かれて鑑賞。
動体視力が弱い上に、語学にも弱いので、内容が頭に入ってこない。
しかも、フランスが舞台のくせに、ほぼ英語だから、何か安っぽい。
ただお洒落なだけの映画でした(笑)

レア・
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牛久(2021年製作の映画)

3.9

お花畑ムービーばっかり見ていても私の脳に宜しくないので、たまには日本の恥部を曝すドキュメンタリーでも見ようと思い鑑賞しました。
思っていたよりも視聴しやすい作品でした。

収容施設の劣悪さは、入国管理
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.1

2021年の年末に、不覚にもhuluの配信でこのドラマに嵌まってしまい、原作も全巻読破。
ドラマの続きが見たくって、いつもは行かない映画館まで足を運びました。

2週間で撮影したと言う話だったので、ど
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

キネマ旬報シアターの濱口竜介監督特集で鑑賞しました。
主演のキム・ミンジュンが好きなのもありますけど。
2010年当時、キム・ミンジュンは既にスターであったのに、このようなミニシアター系の作品にも出て
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The Hand of God(2021年製作の映画)

2.5

映画館の上映予告を見て、『フェリーニに恋して』や『落下の王国』みたいに、「綺麗な景色と、シュールな話が見れる映画なのかしら?」と勝手に想像していたのです。

確かに、ナポリの景色は、コロナ禍で手軽に旅
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his(2020年製作の映画)

4.2

地味だけど、優しい作品でした。

この映画に対して、単なるBL作品と言ってしまって申し訳ないが、日本のBLドラマ&映画、ホント、繊細で優秀。良い作品が多い。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

「最近の日本の映画の実写って、人気俳優を主人公にした中高生向けのデートムービーしかないよね。」と思って避けていたのです。
でも、『ドライブ・マイ・カー』を2021年の年末に見てから、考えが変わりました
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

ウクライナ応援上映で見てきました。
私的には、ウクライナ応援と言うより、内容が面白そうだから。

正直、『異端の鳥』を見てしまってから見ると、インパクトが薄い。

映画中盤のアントニオが住んでいるソ連
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