新潟地裁に向かう彼らの様子は決してそのようには見えなかった。
この映画を観ているあいださえ、昭和に育った水俣病の方々と平成生まれの自分があまりにも隔絶されていて距離があるように感じてしまう。教科書>>続きを読む
初のソフィア・コッポラ作品。
日本版ウォンカーウァイのようなしっとりさ
圧倒的に断片で語られる超主観的視点が好みだ。
好きとか、気になるとか、本人もわからない理由で抑えられない。それは感情を超えて、本能。
'振られるくらいなら、何でもないふりをして近くからずっと見つめ>>続きを読む
"ジョゼフィンとジェラルフィン"という語感からもう…
初のビリー・ワイルダー作品鑑賞。
やばい、エフェクトついてる…ってくらいキラキラなマリリンモンロー。
現れた瞬間釘付けに。字幕も追えない…>>続きを読む
モノクロになったことで
初代ゴジラが蘇る。
情報量が制限され、日本的権威性、組織性がより際立つ感じがした。
破壊シーンは時代がひと昔引き戻される感じがして、新鮮な見応えあり。
緊急時こそ、良くも>>続きを読む
描きたかったことの、結末は突然知らされる。
衝撃のままに劇場を後にする。
「悪は存在しない」
その中で生きる人、やって来る人、行くこともない人。
電波の通じない森林の中はこわい。
私のための>>続きを読む
「世界の境目を閉じてセルライトを食い止めて!」
マーゴットロビー大優勝映画
結局男も女もわがままだよ両方…
この主人公のマインドって何をするにも重要
物事を楽観的に捉え
不遇な目に遭っても腐らない
今いる場所で自分を開花させようという大胆な勇気で
己の役割を全うする
「天使の歌声は道行く人を呼び込>>続きを読む
遂に観れた名作。なんだか只事ではない。
今この瞬間も何かを変えようと思えば何でもできてしまう。
あの日あの時の選択が違っていれば今の自分は全くの別人になっているかも知れない。
"この選択しかあり得>>続きを読む
七転び八起きで
真実に向き合った
彼らの7年
大事なのは結末よりその過程にあるのかも
他の方がレビューで書かれていた「メディアに出たがらなかった金子さんがこのように映画の主演として取り上げられること>>続きを読む
原作アガサ・クリスティ作品初鑑賞。
観るのに時間がかかった。
オリエント急行のPR映像とも言えるようなハードボイルドな撮り方。上質な質感のフィルム。
CGも多く時代と場面設定に忠実だ。なんとも豪華>>続きを読む
「すばらしい週末旅行だ」
人間×恐竜。
共存できない生命同士。
冒険できるのは怖いもの知らずだけ。
スピルバーグ監督作品。
うわぁ、さすが音から違う。寝室で一人真っ暗にして観てるとこええ…もはやホ>>続きを読む
恐竜の世界。ジョーズの海の世界と対比的に楽しもうかと。
ランドパワーとシーパワー。それぞれの利点を活かした攻防戦は見応え十分。
恐竜を戦争に利用する…
災害と同じように、人間が自然の上に立とうとする>>続きを読む
アニメという表現で日本の街を舞台に描くことで、それはかなり現実離れした風景に誇張されるが、普段当たり前の良さを捉え直すきっかけになると思った。などと考えながら観ていた。
「災害」と閉じ師。
異世界に>>続きを読む
「自分のことが一番わからない」
既視感があると思ったら、まるで自分のことみたいだった。
知人のお薦めで鑑賞。
現代都市生活の病理。敏感すぎたら息苦しいし、鈍感すぎたら嫌われるし。
自分って社会に適>>続きを読む
"叫べない人もいる。"
目の前の相手への無償の愛。
我で選択することの大切さ。
歪な現代がここまで映像にかたどられることが可能なのか、表現のふくよかさに釘付けだった。
都市化された現代を生きる上で>>続きを読む
何気にキアロスタミ初鑑賞。
音楽はほとんどなく、会話劇で語られる。
「あなたの映画が心の支えだ。」
「私は映画を準備している気分になりたかったのです。」
映画監督を偽ったことで、一時的に映画監督>>続きを読む
リバイバル上映最終日…やっと観れた。
ナイトオンザプラネット。地球上の夜。国も言語も違うのに、筋を一通り間違えただけのような互いに身近に感じられる小話たち。現実にいるなぁ〜と思わせられるキャラクター。>>続きを読む
会話劇の多さに驚いた。
処女作として楽しみに観たけどあまり空気感に馴染めなかったなぁ
しかし、一作目からこんな作品を作れるなんて。登場人物しかり、タランティーノのように一つのものに強烈な哲学を持っ>>続きを読む
本当の悪はどこに…?
「マスクは大事な人を守るためだ。」
ノーラン監督自らが深く脚本に関わっている、バットマン三部作ダークナイトトリロジー最終章。インセプション以来のノーラン作品鑑賞…!
第三次>>続きを読む
花様年華 続編
満を持して。香港返還から50年後の2047年の一年前というト書きに惚れて。
陳腐な表現になるけど、演出の趣味がなんて良いんだろう。
きたきた、モノローグ。男女の蜜月と別離のあれこれ>>続きを読む
哀しい男女を描くのにちょうど良い色温度。青がかった日々。
最初なにこのかっこいい人、と思ってたけど眼鏡を外したらライアン・ゴズリング様だった!
また「君に読む物語」観たいよ…
始まりと終わり。>>続きを読む
そこにいる必然性。
物を作る天才、人を配置する天才、いろんな天才が折り重なった人たちばかりなのだけど…
プレイヤーと、それを支える人と、支えることで逆にプレイヤーとなっている人と。
どんな生き方をす>>続きを読む
やっと鑑賞。
放浪する人びと。ノマドワーカー。野生の中で動物に近づく人間の生き物の面を垣間見る。
その様は、社会で生き延びていくのとは相反しているようにすら感じる。
「働きたいの」
常に社会の中で>>続きを読む
なんでこんなに惹き込まれる…?
天才としか言いようがない。
うわああ、最近思うけどやっぱり90年代に行きて〜〜(21世紀生まれの叫び)90年代に10代後半くらいが理想だから70年代生まれがよかったぁ>>続きを読む
なるほど!!
やべえ面白い!!という短絡的な感想しか出てこなかったけど、ついにジョーダンピールホラー処女作を観た!!という感じ
気づいた時にはもうしっかり遅い…
恋人であっても他人は簡単に信用しちゃ>>続きを読む
まるで自分の家のように都会の公衆トイレを掃除する男。
ヴィム・ヴェンダース監督作品、日本のおじさん版パターソン。横に恋人がいないのが少し切なくて泣けた。
流れるように日々は進んでいく───。
キャ>>続きを読む
「田舎に憧れているんです。」
小学五年生の自分と、旅に出る。確かに旅をするとき、そんなこともあったかもしれない、どうだろう。
久しぶりの地元に帰った時、もとの自分に引き戻される感じ。知らない土地に>>続きを読む
2024年、年明けの一本目。
まるでリアルジブリの世界。ディズニーにはないダークファンタジー。
誰かのトップテンに入ってて、ずっと気になっていた作品。いい作品だというのは分かっていたが、なるほど。>>続きを読む
広がる草原に連想されて、岩井俊二作品が観たくなった。
歳を取ったら、実と殻の区別がついて、小さいことは気にしなくなる。最悪なのは、若い頃の記憶があることだ。
思い出すのがつらい、ことはいっぱいある>>続きを読む
総天然色漫画映画!狸社会の七転八倒あれこれ。きっとどのシーンから見ても面白い!
さまざまなジブリドキュメンタリーを見漁ってからの高畑作品。どのシーンも躍動感があり見応え十分。
飽きずにずっと見られ>>続きを読む
「真実はより恐ろしい。」
電波の制御された世界。
もはや、電波を奪われた私たちは何も力がない弱者というのか。
怪しい何かが迫りながらもなかなか引っ張る展開で、もはやお母さんが魔女に見えてくる。
し>>続きを読む
大友監督作品を求めて。
こういう小さい企画を詰め込んだオムニバスいいですね。
第一話: 彼女の想いで
「思い出は逃げ込む場所じゃない!」
エヴァという女性の空想の中に入り込んでしまう話。
たしかに、>>続きを読む