SPADAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.9

5年くらい寝かせてやっと視聴。想像してたより満足度高め。こういう低予算映画でサクッと見れて満足度並み以上だと、読了感が高いわ。まぁ謎の真相を解明するってわけではなく登場人物の脱出劇的に見れたしそれだけ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

世界観、役者の味評価。ストーリー的には割とサスペンスの王道をてんこ盛りにしており見覚えがある感じは否めないが、すっかり有名な杉咲花はじめ、個人的に大好きな若葉竜也しかり、ほんとに見応え充分。2時間あっ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

やっと見たぞ!そして、ゆかりの地だらけだったけど稲城大橋の目の前に二人が住んでたことに一番興奮した!!
オチもストーリーもまるっと知った上で見たけど想定よりも満足度高め。オタク気質のキャラクターとある
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オアシス(2002年製作の映画)

4.1

そんな落とし方なんかい!!
と思ったけど久々に見た良作。5年温めた甲斐があった笑
冒頭にただよう良作感から一転、あー選ぶの間違えたかなぁと思ったらまた一転ずっとのめり込みました。色々特殊そうに見えて普
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

ゴジラフリークではないが事前に高揚感持って臨んでしまったからかかなりギャップがあった。神木くんの演技とVFXもりもり昭和雰囲気、ミリタリー要素とゴジラの迫力は劇場と言う環境もありよかった。ただ、どうも>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

これ劇場で見れるメンタル絶対ないわ。
前作から三年にしては登場人物も舞台も様変わりしすぎでは?
相変わらずキャストは豪華だしどんぐもりの絵作りは怖さを助長する。
松坂桃李はガンダムスターダストメモリー
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

全体的に前評判は聞いてたけど結局思考が追いつききれなかった。マルチバースの秩序を乱す突然変異の恣意と立ち向かうマルチバースの劣等主人公がなんや勘やあって自分の力とSF都合が合わさって落ち着いたってこと>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

4DXでの鑑賞。2時間半ずっとスターツアーズ状態で立ち上がる時平衡感覚無くなってたけどそれに見合う見応え!レースガチ勢からすると時系列が変わってたり?するらしく違和感を覚えるらしいが、実話に基づいた内>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.1

リアルぼくなつ?(やったことないけど)
最初前半はあー、見るのミスったかなぁと思ったけど終盤にかけて涙がこぼれてきた。昔の友人にも会いたくなった。最高なのは久田の父ちゃんがカッコ良すぎたこと。歳をとる
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

任侠系の怒鳴り散らかすグロい系を見たことはほとんどなかったが、これはいい。2時間あっという間。松坂桃李の成長譚と泥臭い敏腕デカと陰謀抗争渦巻く裏社会サスペンスてんこ盛りの痛快劇とでも言いましょうか。血>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

3作連続で見たけど、これに関してはダイハードすぎた。その一言に尽きる

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.9

1,2,3,ゴーストプロトコル、デッドレコニングとみたから遡って視聴。アクション、ストーリーテンポよくすすむからあっという間。アクションありきでストーリー組み立てる斬新な製作背景が映えるのである。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

まってたよイーサン!こんな最終章に向けた駆け出し!
すっかりmiシリーズの背景もほとんど忘れていた私だが、そんなこと知らなくても160分あっという間!ところどころトップガンオマージュ要素があり去年から
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アイルトンセナ 〜音速の彼方へ(2010年製作の映画)

4.1

音速の貴公子ここに極まれり。
F1ファンではないが、いまだに彼の名前は頭から離れない。古舘伊知郎の付けた異名だけではなく、彼がレースの末に亡くなったことが印象深い。そんな彼が34歳で亡くなるまでの波瀾
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.8

配役だけでお腹いっぱいおもしろい。イメージ、近くの劇場でやる演目を豪華キャストでやってみた感じ。男子ならいつまでたってもこうなのかなと思わせる偶像劇的な感じかと思えばところどころギャグ的な妄想的な要素>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

だから、先へ先へ進むんだ。

ラジオジャーナリストとしての主人公が妹のお願いで息子を世話することになりほんのり静かに気づいていくのんびりした物語。未来や人生観を移民や被災地、いろんな子どもたちにインタ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

クリストファーノーランぶりに、監督中心でチョイスしてる作品の一つ。

邦画だからこそなせる作風だし、今泉監督の写す画角と対話シーン(特に一対一)は何回見ても飽きがこない。
リリーフランキーと有村架純の
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

人生は、こころのあり方だ

80年代のフランス?のとある劇場の話。差別や偏見など、過去に囚われる2人の男女の物語。緩急はなく、少ししんどい部分もあった。先を見て進む勇気と大切さを訴えてる雰囲気がなんと
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

昨今よく?作品になる、島や村系のはなし。ある日口を聞かなくなった親友に振り回される優しいいい人の主人公。閉鎖されて鬱憤に塗れた村の中で1人の男が変わっていく姿がなんとも言えない。人は少ないし、話はシン>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

優しく寛大にあれば、大歓迎さ。

たった90分史上、こんなに濃い90分はないのではないか。
時代背景や宗教背景に明るくなく鑑賞したが、この一家と近所の人たちが愛しくなった。苦楽を共にし、絶望にいても笑
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.3

シンシリーズ特撮の中でもとくに監督の愛を感じた。配役も演技もわりと庵野ワールドで固められた感じしたし、往年の憧れヒーローを自分の色に染められることに憧れを感じない人はいないと思う。

120分で落とす
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

同じ青の意味でも、ブルーピリオドとはだいぶ違ったな。

名前は聞いたことある漫画の映画版を評判から視聴。期待高くて少しすかしちゃうかなって思ったけどとんでもなかった。
王道胸熱音楽スポコン青春偶像劇!
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

星野源の、地獄でなぜ悪いを思い出した。この世の中辛いことばかりなんだからいっそ楽しんだものが勝つのであるという歌だ。

冒頭5分で引き込まれた。今から70年ほど前の映画と思えないポップさとテンポの良さ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.8

日本が舞台の海外アニメ。雰囲気がカートゥンネットワークで懐かし目な感じだが、内容は結構硬派。90分映画にしては重厚に作られてる印象。大きな振れ幅ないけど、ヒューマンドラマとしてしっかり鑑賞後の満足度は>>続きを読む

劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

3.5

ガラケー世代にささるかっこよさ。
本編同様に尻切れ蜻蛉なのがなんとも言えぬ…
半田健人まじイケメン俺も変身ポーズの練習します。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

視聴後思わず予告動画を見返して感じた、すっかりポスターに意識を取られすぎたと。3人の小さい頃は問題児だった主人公たちがひょんなことから英雄になる話。ユナイテッド93のような、箱物の中での実話をひたすら>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

戦闘シーンが漫画で見る何百倍もかっこいい。自分も乙骨になったかのような妄想に浸れます。

失礼だな、純愛だよ。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

いやー、パッケージで見ないと思ってけど感動の面白さだった!
SF青春サスペンスホラー偶像劇って感じ?ちょこちょここんな感じかなぁと読める展開だったけど前半中盤後半で結構模様替えする展開。登場人物も限ら
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

名前は聞いたことが誰でもある有名小説の映画のリメイク版。プライベートライアンや1917のように年々戦場のリアルさに追求した作品はあるが、往年の名作と言われたらこの題材の方が一枚も二枚も上手と感じさせた>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

開始5分で号泣。いままでの集大成にふさわしい内容だった。正直この映画版のストーリーがなくても割と綺麗に落ちてた気がするが、作り手の思いなどを想像すると本当に綺麗に着地できたのではと思う。ティッシュ20>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

確かに世の道与之介やウォールフラワーっぽいなぁと思ってたら前中盤それにとどまらないのは数々の演者さんの演技力ゆえだった。全ての俳優さんに拍手喝采である。
伝えたいことがわかりやすいようでわかりにくい、
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

実は主人公は國村隼な映画。というのは冗談だけどすごくいい役だった。
巷では花束みたいな恋をした、に似てると言われてるみたいではある。そちらを見たことない自分ではあったが、とても満足できた。ちょっと振り
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

統合失調症を扱ったあまり類を見ない作品。過去に何か同様の題材を読んだか見たかしたことがあり、主人公の症状を見てなんとなくイメージがつきやすかったが、全体を通してうまく本人と周りの苦悩が織り混ざってリズ>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

右も左も向いている目標は同じってのは刺さった。三島由紀夫が自害したこと以外あまり深くはしらなかったがとにかく頭がキレッキレなのが見て取れる。また学生闘争をしてた人々も時が経つと普通のおじいさんであった>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

今泉監督二連ちゃん。この人の作品の間の取り方は素敵ですね,ネトフリの倍速再生が馴染んだ現代には味わえなくなる旨味の一つです。

好きと執着の間って難しいですよね。齢を重ねるごとに少なからず経験積んで、
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

何気ない日常系ストーリー。
この齢になって味わうからこそ楽しく召し上がれました。

ちょっとセピアがかった画面と固定カメラをふんだんにつかった、低予算感と主人公の四千頭身後藤のようなフワッとした雰囲気
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