チャチャChadさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

チャチャChad

チャチャChad

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声もなく(2020年製作の映画)

3.9

これは良かった。切なくてもどかしくて、悪い方にしかいかない雰囲気がずっとあって心苦しいからこそ、ちょっとの楽しいひとときが美しく見える。
少女二人ともかわいいし上手い。イキってた男が呆気なく殺されてて
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.8

『現金に体を張れ』とタイトル似ていてどっちがどっちのストーリーだったか忘れがちだけど、どちらも面白かったからいいか。
こちらはイケオジが印象的で終始渋い。緊迫感した銃撃戦のやりとりが好き。

A級(ラ
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落ちこぼれの天使たち(1987年製作の映画)

3.8

分かりやすい王道な製り方だけどなかなか面白くて好き。生徒みんな個性的で良かったけど、最初の荒れ具合からすると急に良い子たちになってる違和感が少しある。こういうお話は、あの先生いなくなったらもうダメなん>>続きを読む

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

2.8

これはあまり好みじゃなかった。緊迫感が伝わってこなくて弛んでしまった感じ。こういう仕事はするもんじゃないなと思った。

B級(ランク詳細はプロフィールに)

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.9

不思議ちゃんが無意識に巻き起こす小さないくつもの奇跡。
「分かんないけどさぁ…分かんないけど、なんか泣けるじゃん」

A級(ランク詳細はプロフィールに)

夏時間(2019年製作の映画)

3.7

大袈裟なことは起こらないけど退屈なわけじゃない。ハッとするカットがいくつかあったし雰囲気も良い。気持ちがすごく表現されていて痛い。ほとんど喋らないおじいちゃんの存在感がなかなか。
弟がおっさん顔でかわ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.8

王道の映画の製り方なんだけど、納得の感動作なんだよ。
ロケットを飛ばすシーンはどれをとってもワクワクするし見守っている街の人々の一員になっている気にさえなる。なんだかんだ言ってロケット飛んだらみんな嬉
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.7

難しい歳頃なのね。
子どもちゃんすぎてイライラしたけど、最後はちゃんと良い子ちゃん。
友だち健気だし先生いい人だしママきれい。何が不満なんだ?と思うけどそれが17歳か…。
作品中のアニメーション映画も
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.8

若い子らの考え方についていけない自分がいた。面白かったけどご都合だなぁ。猫かわいかったけど都合よく使われちゃったね。

A級(ランク詳細はプロフィールに)

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.5

少女2人がただかわいい。ゆったり静かに、って雰囲気は悪くないけど眠くもなる。

AB級(ランク詳細はプロフィールに)

レニー・ブルース(1974年製作の映画)

3.0

ダスティン・ホフマン上手いなぁ。過激だけど社会と闘う姿はお手本。
ちょっと好みじゃないお話だったけど。

B級(ランク詳細はプロフィールに)

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.1

これはすごい。これまた重たい。天秤じゃ到底測れない。
この映画の中で起こっている現実は作られたものと見れても紙一重の現実が実際の社会と思うと怖ろしくて泣きそうになる。
時間を感じさせない見応え十分な作
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュの世界観だった。
ストーリーはそんなに面白くないけど、雰囲気とか町とか会話とか全ての登場人物に味があるところとか、なんか好き。

AB級(ランク詳細はプロフィールに)

テンダー・マーシー(1983年製作の映画)

3.8

落ちぶれてるのに大物の存在感がある。主演男優賞も納得。
派手さはないけど静かでじんわりくる良作。終わってから時間の経過とともに良さがジワジワくる。
カントリーミュージックが全部良かった。

A級(ラン
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.8

急に事件起こるし時は流れるし前後の親子関係も掘り下げないのにまだ序盤だったら、息子の曲だけでこの先引っ張れる?と思ったら…
なるほど、そう持っていきたかったのか。
そりゃ悩むよね。引き際良かったし、音
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

3.5

どこの学校にもありそうな男子生徒たちの日常。学徒たちのアホなじゃれあいが簡単に壊れてしまう戦時下。無邪気な感じが続いてからの終盤の展開に苦しさが増す。あとからくる良さがあった。

AB級(ランク詳細は
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ラスト・ソング(2010年製作の映画)

3.0

なんて感情の浮き沈みの激しい娘なんだ。多感な頃にしてもなかなかめんどくさい。キレイなわけでもないし好きになる要素が見つけられない。
ストーリーや演出はベタだけど悪くない。素敵な場所だしその辺りはいいん
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

こういう問題をテーマにした作品大好きだし、とても良い雰囲気に撮られていた。
サーリャがとっても魅力的。言葉少なめなのも気持ちが伝わってくる。
お父さんの雰囲気も演技もそれっぽくて良かった。やっぱり子ど
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どら平太(2000年製作の映画)

3.4

やたらつえーな。そりゃ上手くいくわ。
役所広司はすごい俳優だけど、めっぽう強くてカッコいい役はなんだか違和感があった。殺陣のキャラじゃないというか…
味のある役者ばかりだしお話しもそれなりに面白かった
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.5

アニメにするの面白いし、内容がヘビーなのでアニメで正解かもしれない。

冒頭と最後の方と、灰色の影みたいなのがひたすら逃げている画が不気味で不穏さを物語っている。

ところどころ実際の映像が映るところ
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.0

アルコール中毒は怖いなぁ…見てられない。
ほんとの人みたいだったので演技が上手かったということだろうな。
90年代感ある雰囲気は良かったけど、お話しは好みじゃない。

B級(ランク詳細はプロフィールに
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

見応え十分だけど、これは重たい作品だなぁ。
すごく良い雰囲気だったのに女の子のちょっとした言葉で街全体が一変する。希望か絶望か…どうなっても気持ちよくは終われない。それを象徴するラストだった気がする。
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.2

これは素晴らしい!
現在と過去のシーンが自然に繋がっている映像が上手いし、田舎や湖の景観も美しくて見惚れる。
かわいい子どもたちを通して教師が成長していく、単なる恋愛ものになっていないところも良くて要
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

ストーリーはベタだけど、ゲームの世界を上手く表現していて楽しかった。キャラクターみんな可愛く仕上がってるし、キノコ王国のすべてが可愛らしすぎる。
昔のスーパーマリオのゲームはやってたので、懐かしい敵や
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しわ(2011年製作の映画)

3.8

ヘタなホラーよりずっと怖い。
いい作品だったけど、我々みんなの行く末だと思ったら平常心では観られなかった。記録映画のようなリアルな世界。でも思い出をめぐるシーンはどれも美しくて泣きそうだった。
どんな
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ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年製作の映画)

4.0

『スモーク』思い出してブルッときた。
よく分からないちょっとダラダラした流し方のなんとも言えない良さ。
ストーリーとかじゃないんだよね。ああいう場所は残してあげたいよ、やっぱり。みんなで踊り出すシーン
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スモーク(1995年製作の映画)

4.6

これ名作だよ。雰囲気も演技も画も音楽も大好き。ときどき見返したくなる。写真欲しい。
初めに観たときから最後のシーンの曲、トム・ウェイツの”Innocent When You Dream”の虜になって今
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

青春だなぁ〜。若い子のパワーをもらえるような熱さがあった。一生懸命さにところどころジーンときた。愛すべきキャラいっぱいだ。分かり合える仲間っていいね!
最後のはちゃめちゃ感はなんだ⁈それでいいのかって
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アンディフィーテッド 栄光の勝利(2011年製作の映画)

4.0

素晴らしい功績ですね。
荒れた人や難しい事情の人たちと辛抱強く向き合っていた結果だと思う。

敗れたとき、失敗したとき、どのようにそのことと向き合うかで人間性は決まる。いや〜そうですね。勉強になります
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.8

すごい、ストーリーほぼない。とってつけたようなストーリーしかない。ひとつの館でひたすらバイオレンス。よく撮ったなぁというアクション。超人すぎるけど最後まで徹底したバイオレンスアクションはなかなか気持ち>>続きを読む

はじめて好きになった人(2021年製作の映画)

3.5

すごくキレイで痛い作品だった。気持ちが分かるとは言えないけど、心の痛みは伝わってくる。
美人な二人だった。

AB級(ランク詳細はプロフィールに)

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.6

仲間がどんどんいなくなっていくやりきれなさや苛立ちが上手く表現されていた。
無事帰ってこれるって分かって観てるけどなんだかドキドキした。
ちょっと長いし、終盤の演出はくどい気がしたけど、偉業を感じ取れ
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

史上最強のタイトルマッチと謳われ、強悪さを醸し出していたチャベスとドラゴが二人ともフリに使われてしまってる笑
終わったらみんないい奴になるってちょっと作りもん感。アニメっぽいのかな。だからかストーリー
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.5

いやいや、そりゃ恐いよ、尋問みたいで。

親のインタビューが興味深かった。

最後のシーンがなんかヤバい。目が覚めるようだった。


『私はドキュメンタリーが好きである。
動物や環境、犯罪、スポーツな
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180°SOUTH/ワンエイティ・サウス(2009年製作の映画)

3.0

冒険心がくすぐられる想いだった。
イースター島に行ってみたいなぁ、と憧れを漠然と抱く。

ところどころ良い言葉があってハッとさせられた。

ドキュメンタリーとしてはちょっと浅い。表面だけの大冒険な感覚
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主戦場(2018年製作の映画)

4.0

難しい問題だし真実は分からないので慰安婦に関してどうこう言える立場じゃないけど、この映画への興味という点ではなかなか高いものがあった。

実に色んな人が出てきてそれぞれの立場や主張が分からなくなるけど
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