記録用ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

アステロイドシティを見て、映像がとても好きだったので視聴。映像はやはり美しく、いつまでも観ていたくなる。
話としてもわかりやすいし、コメディ要素もクスッとできてとても良かった。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.0

それぞれの悩みを抱える少女たち。思春期の少女の悩みを描いたような作品は好きだけどあまりはまらなかった。4人に焦点を当てての作品なのでそういう構成になっているのだと思うが、悩みが明確に提示されていて、ぐ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

子供の脳を移植された女性が成長していく話。人間社会の進化?マズローの5段階欲求?のような成長を見せていく。人種や性別に囚われない今の世の中を表したかったのかなというシーンもあった。
世界観も含めて面白
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ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.5

漫画家を目指す青年が、昔に漫画のアシスタントをしていた男に教えを請おうとアプローチするが、その中で色々アクシデント?が起きるといった感じの話。
シュールな感じが面白い作品だった。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

花束みたいな恋をしたをいじってて面白かった。芸人がラジオでもいじっていたのを思い出した。
1作目から変わらずワードや話題のセンスが好きだった。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個展開催を前に人間関係が上手くいかないリジー。個展前でちょっと神経質になりすぎているところがあるのかなと思った。
ジョーも個展でテキトーになっている部分もあったかもしれないが、人に完璧を求めすぎると自
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

権力者の家の牛からミルクを盗んで、ドーナツを売るって成功しようという話。後半の展開は見つかってどうなるかというシンプルなものだけどハラハラしながら見ることができた。
最初の中国人との出会いがロシア人に
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

少年がスケボやそのカルチャーにハマっていく話。その中で仲間同士でちょっとしたいざこざがあったりという感じだが、何より雰囲気が良かった。
知ってる曲が流れるとテンションがあがる。最初の方のpixiesが
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

丁寧な暮らしをするトイレ清掃員。同じようでどこか違う毎日を過ごしている。
たぶん良い家系の生まれだと思うが、トイレ清掃員という仕事の中に自分の世界を見つけたのだと思う。
役所広司演じる平山の視点で風景
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市子(2023年製作の映画)

4.0

失踪した市子を探す中で、過去の市子が語られていきどのような人物かががわかってくる。
ミステリアスな人物に見えてたけど、ただ普通に生きたいだけなんだと思う。
ミステリーのような面白さがあってとても好きだ
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

基地のメンバー同士、邪険に扱ったりすることがあるが、本心はお互いを信頼していて仲が良いからなのだと思う。
家族も然りで、表面上は冷たくあしらわれたりしていたが、照れ隠しなのかもしれない。
全体を通して
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

来るもの拒まず去るもの追わず、人への執着が全くないちひろさん。
でも来るものに対しては人一倍温かく接するし、人と人を繋ぐハブのような存在でもある。
誰かを独占したり、誰かに独占されたりが嫌というのは非
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ゲーマーが本物のプロレーサーになる成功のストーリー。事故を起こすレースの死亡フラグっぷりがすごかったけど、わかりやすく楽しめる内容だった。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.0

演技、嘘とは何か本当とは何か。
この家族は変だとか言って嫌っていたけど、似たもの同士同族嫌悪だったのかもしれない。後半はすごく温かい話だった。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.5

生きるのに精一杯な兄妹。
妹を商品にして女衒をする。そして自己嫌悪に陥る。
妹のことを大事に思っているけど、最後も結局電話を取ったのは、兄が根っからのクズだからなのかなと思った。
とても心が重くなった
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.5

富山市議会の闇を暴くドキュメンタリーだが、演出はコメディのようだった。
次々と議員の不正が見つかっていく。
失笑せざるを得ない。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

援交少女の話。
思春期の不安定な女の子が、お金が必要になり援交をしてみる。でもそこで出会う人たちは歪んでいる。
一人称視点になったり、ちょっとサイケな感じになったり、クラシックが流れたり、映像や音楽の
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.0

サイケデリックな世界観。
コミカルだけど、急に実写になったりと見ていて楽しい。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.5

エアコンのリモコンが壊れたから、壊れる前のリモコンを手に入れにタイムマシンを使う。すごくしょうもない理由だけど、バタバタと色々な展開が繰り広げられ、タイムスリップもの特有の面白さがあった。

ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

普通になりたかったのにどん底に落ちていく住田。それでも見離さない茶沢。
恵まれない環境にいる2人だったけど、住田が本当のどん底にまで行かなかったのは周りがあったからだと思う。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.5

物語時代はシンプルだったが、前半は冒険をしているようで、原風景の美しさがあった。

アアルト(2020年製作の映画)

3.0

アアルトの建築物を実際に見たくなったし、アルテックの家具が欲しくなった。
一緒にアルテックを支えてきた奥さんが素敵な人だった。

告白(2010年製作の映画)

3.5

子供を殺された先生の復讐劇。
登場人物全員どこか狂っている。
先生の復讐は陰湿で、精神的な苦痛を与えるものだった。

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

ひねくれた心のロリータと根は純粋な心のヤンキー。自分の美学貫き、他人に関心がない桃子がその殻を破るというようなベタな展開ではあるけど、テンポよく繰り広げられるシュールなコメディ要素が面白い。

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

2分後の未来が見れるテレビを使って、聞いて伝えてを繰り返す。同じ場面が繰り返されるが、どういう経緯でその伝える場面になったのか楽しんで見られた。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

映像がとにかく綺麗。ティファニーブルーのような空の下の砂漠に映える色遣いで、どの場面を切り取っても映画の表紙になりそうなくらい。映画館で見れて良かったと思う。特に最初のオーギーとお義父さんの電話のシー>>続きを読む