Two loversにつづき二作目のJames Gray、どちらもいかにも正統な映画で、したたかな感動がある。
ホアキンももちろん素晴らしいんだけど、この映画のマリオン・コティヤールはちょっととてつも>>続きを読む
Teenage Fanclub の The Conceptがわりと重要な感じで使われており、そういえば90年代かー、となる。
カメラの動きが面白い。
スパイダーマンくらい跳びまわるシーンがある。
女の感情の揺れに物語以上のリアリズムを感じた。
最後の夜明け前が美しい。
中盤ややダレるけど、最初のテンポの良さと終盤の盛り上がり>>続きを読む
後半のドラマ部分を5分くらいのダイジェストにして全体73分という荒技。
夢みたいにボヤけた白い画面。
母親役、やけに美しいしイングリッド・バーグマンに似てると思ったら、イザベラ・ロッセリーニだったのか!!
かなりシンプルな設定なんだけど、音楽にホアキンの演技に暗い画面に品のある演出にと、傑作と呼べる映>>続きを読む
素晴らしく面白い。退屈するところが一つもない。マネーショートっぽい撮り方(アップ+わざとらしい手ぶれ=忙しない人と金の動き)に、無駄のない編集と展開の早さ。
俳優陣も素晴らしい。特に、ハル・ハートリー>>続きを読む
メルヴィル・プポー演じるルイになぜか親しみを感じて良かった。
急に街中を飛びまわるファンタジー描写も好き。
ただ、音楽がずっと鳴りっぱなしでいろいろとしつこい。
このレビューはネタバレを含みます
「甘い罠」同様、エンドクレジットの出し方が秀逸。
幸せ(そうにみえる)家族が侵入者によって理不尽に殺されるという設定はファニーゲームと共通しているが、こちらは犯人である二人の女の視点で描かれているので>>続きを読む
仮装息子がクビになった使用人とすれ違いで現れるくらいから悪い夢っぽくなって好き。
動機に筋が通っていない頭のおかしさが素晴らしい。
うーん、ハーモニー・コリンってなかなかノれない。
レオス・カラックスかっこよすぎ。
この作品が入っているオムニバスを観た。
二話三話はなかなかエロくていい。一話はただのジョーク。とくにこれは画面に拘りを感じてよかった。監督のヤヌス・マイェフスキはこれ以外にも40本くらい撮ってるらしい>>続きを読む
棺を閉めるとことか最後の海のとことか好きな部分もあるんだけど時々どうしても演出が安っぽくなるところがある…
コンセプトは面白いが、ワンシーンワン(フィックス)ショットというのはあまりにも動きが無くて退屈してしまう。まあそれゆえの76分なのかもしれないが。
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしく幸福な映画。ヒロインの屈託のなさ。突然歌い出したり、船の甲板から船室へ水と一緒に流れ込んできたり、死んだと思って葬式していたらヒョイと海から現れたり、素敵すぎる。
人物がそれぞれ網みたいに関わっていくタイプの群像劇。
夜のタクシーに乗った男女からディナーのシーンのつながりだったり逆光の使い方だったり、濱口竜介のPASSIONを思い出す。
塀を乗り越えて側転すると>>続きを読む
三島の演技、散々酷評されてるけど全然見てられる。ただ話が全く面白くない。女の扱い方が終わってる。