YES!!大傑作!!!!
完全なる『ソーシャルネットワーク』フォロワーの作品(原作者も同じかつ原作タイトルは「the antisocial network」)、より厳密に言えば『ソーシャルネットワー>>続きを読む
ハイキュー(原作も含めて)の素晴らしさは一貫して、「たかが高校生の部活」を「されど高校生の部活」なんだよと、描くところにあると思っている。
それはスポーツ少年漫画では珍しいことではないだろうし、「ス>>続きを読む
最高のスポーツドキュメンタリー。
アメリカvsカナダの因縁のBO3を軸に進むので、たるむことなく進んでいく。合間合間に彼らのほとんど後転的に発生した身体障害とどう向き合ってきたのかやこのマーダーボール>>続きを読む
これまでみた観た作品の中でも、かなり凶悪
終戦間近、イタリア北部に樹立したドイツの傀儡政権、サロ共和国。大統領含む首脳陣4人は、権力の崩壊を察して、振り絞るかのようにその権能を使い、若い男女複数名を>>続きを読む
ローマの地方、治安最悪、クズばかり。これこそがリアリズムだとネオリアリズムに宣戦布告した(らしい)作品として、素人キャスティングやエピソードの生々しさに徹底したリアリズムを感じさせる。
撮影自体はか>>続きを読む
正直『ミツバチのささやき』『エル・スール』の内容をあまり覚えてないのだが、「映画」が人生にもたらす影響を作中の大きな力点にするところや、「少女」を探し求め、ある意味で映画-現実間を往来する老人の物語で>>続きを読む
分かりきった結末が用意されながらも、「30日間マックだけを食べたら人はどうなるか?」という問いかけの誘惑には勝てない。その問題提議に込められてるアメリカ的な食文化への警鐘や利益優先の大企業による健康被>>続きを読む
人生すらもフィクションにしてしまう…なんて言い方はさすがにロマンチックすぎるが、そういう生き方をした小説家の話。
『ビッグフィッシュ』のドキュメンタリー版とでもいうか。別に嘘つきクリエイターという意味>>続きを読む
誰しもが自分事が1番大事というのは1つの真理で、それは「映画になる」と自負して作った作品としては、潔いので好感はある。
セルフドキュメンタリー、つまり自分を中心に、自分とその周りを撮るということをただ>>続きを読む
『天使の涙』のオマージュ的なバイクのライドシーンが素晴らしい。
男どもの「許してやるよ」に対する逆襲のカタルシス
三宅唱監督の何より「日常」を撮る力に惚れ惚れしてしまう。
いわゆる日常系の邦画が今も昔もある訳だが、最近のはどこか画一化された「あるある」映画になっているように思う。つまり自分に身に覚えのある要素で埋>>続きを読む
ワニだけなら、結局「ジョーズ」のエピゴーネンでしかないのだけど、部族の逆襲によって河から這い上がろうとする富裕層が挟み撃ちにされる展開によって、とてつもないオリジナリティを発揮していた。
『ロッキー4』の翌年に公開された訳だが、このロボットの類似って何が原因なのだろう。
ショッピングモールを舞台としたホラー映画としても、アクション映画としても、申し分ない出来だった、
何よりあのスピ>>続きを読む
前置きが長すぎるだろ!!!
退屈すぎて死にそうな"封建制組織"おじさんの会話に付き合わされる地獄のような時間を耐え抜くと、本作で(多分)唯一造り手がやりたいと思ってたことだろうクライマックスというちょ>>続きを読む
漂流してたどり着いた場所は、半人半魚の生物を生み出す悪の実験島だった…
B級を期待して観に行く意外に丁寧に作られていて、拍子抜けしてしまう。水中撮影は結構頑張ってたし、分かりやすい勧善懲悪の構図もあ>>続きを読む
ほぼ最後の方しか記憶がないが凄まじいラストだった
常に魚眼レンズ(insta360を使ってるらしい 俺も使ってる)的
な映像で何かを見せられているという体験
いやー嫌いな映画だった。「愛」という言葉の抽象性、あとその万能に近い権力についての物語という印象だけど、そのことを揶揄してるのではなく、肝心なところでこの映画もそこに寄っかかってるので、橋本愛演じる沙>>続きを読む
仕事仲間でもあり、元恋人でもあった林由美香の死。AV監督である平野勝之は、その死にこの映画を通して向き合っていく。
時にカメラは、そこに出くわすだけで、なんならそこに回し手の意に介さずカメラがあったと>>続きを読む
映画館で観れて良かった…
デヴィッド・バーンという才人の構築する世界観、シンプルでタイト、それ故にシニカルだけど、そのリズムの気持ちよさは抗いがたい程にストレートな快楽に満ちてる。
どこか歯車があっ>>続きを読む
色々な既視感がごちゃ混ぜになり、それがあと一歩で「個性」なるかも?みたいなところで寸止めを食らった気分である。
これは勝手な憶測だが、VFXメインのアクション故の既視感なのだと思う。既に実績のあるVF>>続きを読む
「映画を撮ることでしか彼女とは繋がって行くことは出来ない、だから彼女を主人公に映画を撮る。」
凄いものを観たなぁ… 本当に凄まじい。60年代-70年代にかけてのウーマンリブの熱を全く知らないし、その>>続きを読む
2019年公開の作品で、撮影はもっと前だろうが、2024年現在でも本作で描かれている問題は、解決していない。
メディアと権力の癒着、「知る権利」を侵害する政府、権力による嘘八百etc… 劇中にも発>>続きを読む
大傑作だった。
ドラッグ漬け、ギャンブル狂い、職権乱用、性犯罪者な警官が、どうしようもない人生を走り切る。
その自己中心的で自己憐憫的な醜態が、まるで観客からの評価を厭わない、共感ベースで描かれていな>>続きを読む
今泉力哉的…とか言ったら浅慮だと罵られるのかな…
近年の邦画界隈で確実に1つのジャンルとして確立され、支持されている「"リアル系"オフビートラブコメ会話劇」の最新型として、とても良かった。
「">>続きを読む
・陽性な青春ラブストーリーとみせかけての…
鑑賞前は社会的に弱い立場にある青年たちが苦境に見舞われながらも、懸命に生きて恋をしていく…といった話だと思っていたら、想像以上に暗い話でびっくりした。
だが>>続きを読む
『ガンダムSEED』『ガンダムSEED DISNEY』世代としてじゃあその正統続編に何を観たいか、と問われるならば、別に大層なものはなかったんだなと鑑賞後なら確信を持って言える。
なぜなら、この作品の>>続きを読む
この映画に乗ってやってもいい、果たしてどれだけの人間が思うのか。
複数台のカメラでカメラがカメラを撮る時に立ち上がる映画的な距離や空間の面白さが云々と考えてもいいけれど、乗ってやりたくない監督の傲慢さ>>続きを読む
環境や教育によって作られる常識(或いはルール)の不確かさ。特にそれが「家庭」というコミュニティの単位で容易に行われていることを凄くシニカルに可視化してみせる試み。
そういったクローズドな空間での不健>>続きを読む