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アッカトーネのarchのレビュー・感想・評価

アッカトーネ(1961年製作の映画)
3.0
ローマの地方、治安最悪、クズばかり。これこそがリアリズムだとネオリアリズムに宣戦布告した(らしい)作品として、素人キャスティングやエピソードの生々しさに徹底したリアリズムを感じさせる。

撮影自体はかなり分かりづらく、位置関係が混乱することが多かった。実際の暴力シーンを避けるのはパゾリーニ的なのかしれないが、分かりづらさは大いにあった。

フェリーニの『青春群像』を彷彿とさせる軒先でだらける若者たち、嫌いじゃない。
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