あましょくさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あましょく

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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

文学愛あふれる胸熱バトルミステリー。おもしろかったあああ!!!
万博スタイルが楽しいし、小ネタも豊富でもう一回観たくなる〜!

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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豪華時代劇のような〜!いけすかないアメちゃん一族が懲らしめられて、銭湯でフイーした気分。いやはやもはや直球が当代風なのか?どこの国も高齢化/成熟してるんだね〜。
田舎になりきれないクレイグがざんねん笑
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

オープニングからして混沌としたオーダーというか、熟しまくっている。超大人の対応ですよね、元カレシーンとか。アルモドバル監督も年月を経てこんなにねえ…としみじみしてたら、まあ!サルバドールったらいけない>>続きを読む

霧ある情事(1959年製作の映画)

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情事とは殺人事件のこと、と15歳くらいまでは思っていたなあ、と霧の中でファイトする父娘をみて思い出していた。
生計を立てるよすがもなく、うざい父殺しも失敗、心中も失敗。生きてるだけなのに疲れちゃうよね
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

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ホラーと笑いは紙一重、ユペール先生が笑えばそりゃあ怖いし、怖い行動の数々は可笑しくなる。でもホラーなんで抑えめなの少し残念。
レストランのシーンは、冬の曲#1条件反射もあり、自粛できず、うひゃうひゃ笑
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

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予告通りのSNS仮想恋愛だけかと思ってたら、夢想創作、さらに〜。と支配関係がぐるぐる入れ替わり、楽しい構成。フィクションだけど現実にありそうっていうのも作外にまたがっておもしろい。
25歳クララ仮想進
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

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あーなんだかこのまま一応の希望を見出したり、ストーリーが収まったら嫌だ〜
と思ってましたから、6:30出発ラストの船出、もう身につまされました。
もう人生ずっと、あ〜?ああ〜…あー!なんじゃない?生き
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

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ミッドサマーの村に行けば、登場人物みんなのわだかまりを解決できると思ってたのに、自由を不寛容側に許可されるなんて、どこの将軍の話なんでしょう。れいちぇるはどういうつもり。累々と広がる墓の前に立ち尽くす>>続きを読む

さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.5

別れの曲でカメラが動いてるだけでよくみえる。瀬戸内の波止場から、五右衛門風呂から、倒錯?いろんなコンプレックスがきらきら・もうもうとあふれて、蓋をされる。複雑な気分になってたら、エンディング曲は、これ>>続きを読む

野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)

4.0

わんぱく万歳、ばんざーい!
大林監督は自分を敗戦少年と言ってたらしいが、無邪気な呪怨ボーイたちの勝利の仕掛け。すごいエネルギーが空に上がっていって終わった。絶句。
長岡花火しか観てないけど、戦争三部作
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山の焚火(1985年製作の映画)

4.0

緑の山で消耗したので帰ろうかと思ったが、社会問題テーマではないみたいなので、続けてみた。ら、社会問題どころか、原始人間問題でえぐい。
隔絶された山の家族、聾唖の弟の葛藤、二次性徴と、こんだけ材料揃った
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緑の山(1990年製作の映画)

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牧歌的なものを想像してたので、そういうドキュメンタリーだったのかあ、あそういえばユジクってそういうのやるよね。
他人事にしちゃいけないとテーマ的にはわかるけど、とてもくどくどしていて観てるのがつらい。
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.5

画が好み過ぎる。全編ノルディックカラーで目にやさしい。
家柄の良いお嬢さんが、根性で目的達成するような話は好きなような気がする。
山登ったのに期待してたものがないとがっかりしますよね。じいちゃん、いい
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

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当然だったがパリパリ。もりもりパリパリしていた〜。しかしながらベルエポックまとめなのか今やる権利関係の話なのか、テーマがはっきりしないなあ。巡ってしまいましたからね、今は。
ディリリは最初は小さな貴婦
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.5

全然ゲームのやつじゃない。
映画どころかテレビも長らく観てなかったからか、当時映像観てると「映像が生まれたとき〜!」と変な高揚感。
1917の技術も最新機器すごいなと思ったけど、ことばを蘇らせる、ナレ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

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おそらく日テレも狙ってやってるんだろうけど、今日が、繰り返す「4月18日」で、きっかけが起こった「土曜日」って素敵に思う。
鈴のおとみたいにりるりるした原田知世の声がかわいく、このときの少年少女特有の
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結婚(1964年製作の映画)

4.0

こっちは魅惑のワルツとストーリーの伏線と思われるシャンソン、何て曲だろう、訳してくれればよくわかるのに〜!恋の病につける薬はありません。大トリで登場する結婚行進曲がなんとも物悲しくコミカルなこと。
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(1966年製作の映画)

4.0

映画はそもそも音楽とともにあったとかなんとか、こないだながら見してた「素晴らしき映画音楽たち」で言ってたけど、そのお手本みたいな作品。
ピッコロが奏でる四羽の白鳥で傘がコミカルにおびき寄せられて、傘が
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ピロスマニのアラベスク(1985年製作の映画)

4.0

ピロスマニ自体初見(多分?他のパラジャーノフにある?)なんだけど、監督がうん決めた、ピロスマニは死なない、と言ってなくとも意志が伝わった。と思っている。
行ったり来たりするロープウェイ、オルゴールとフ
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我が家は楽し(1951年製作の映画)

3.8

ホームスウィートホームのテーマソングがぴったりの、ふつうの家族の普通の話。けど、こんな普通に幸せな家族も今や珍しいかもな。夫婦仲良いし、子どもたちは良い子だし。うちの父も勤続25周年の祝い金をスラれて>>続きを読む

刺青(1966年製作の映画)

3.0

原作は清吉が主人公だったような〜?あ、ちゃんとそうなってた。清吉が生んで死んで終わり。何かのせいにしまくる奴らばかりの中、旗本の旦那だけがかっこよかった。なんでだろ、武士に何か敬意?
文芸作品とされて
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.2

パラサイトみた後だとやっぱり昭和のパラサイトと。階段、雨、家族のファイン連携してるとこなど。格差がひろがるときにはこういう作品がうまれるのかしらね。
異様な夕焼け(核不安かな)をバックにお囃子ゴーゴー
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.9

清作の妻と妻は告白する、はご本人もよくできたと気に入ってるらしい発言が今回特集のインタビューにあったが納得。
脚本すごく面白い、週刊誌のゴシップ真相とばかりの追っかけにふんふん引き込まれる。生きること
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.0

数多の苦難を乗り越えて今日こんばんはこれ観れて本当よかったーーー!
やすぞう×あややは今回特集でなるだけみたいんですけど、これからのラインナップをみるともう少し序盤も観ればよかったな。角川シネマ有楽町
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

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バンリュー定期。「憎しみ」まだ続いてるのか→四半世紀くらいでは変わらないか、そもそもずっと変わらない変わってないのかもしれない。新しい建物が建ったとしても、ドローンが空を飛んでいても。
スギやヒノキは
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.2

名画座でムンバイの映画がいくつかかかってるんだけど半年くらい前に何かあったんだろうか。ギンレイは大抵ぶらっと行くので、タイトルもあなたの〜なんだっけ?あっそうなの!…ペネロペ出てこないな→勘違いなどと>>続きを読む

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

きれいえろいムードに大体ポカーンとしてました。これベトナムで上映できるのかななど。
なぜ他国目線だとそういうことになるのですかね。日本サイドだって、髪を触る→性的欲求→髪飾りのタイトル付加?は個人的に
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

汁少なめなのはこの監督の美学なのかしらね。花盛られたフローレンス・ピューが可愛すぎる(名前もぴったり!)。よすぎてずっと思い出してる。
タペストリーと壁画のおかげで「!」がなく、音も戦略的に奪われて、
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

銃撃戦やホテル内の裏側に入り込んでの逃亡劇、テロのパニックムービーとして興奮する。んだけど、やっぱり実際の映像が入り込んだりしてきて鑑賞者はどう思ったらよいのやら…と複雑なきもちになる。
舞台どおりち
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.5

自分の言葉で〜というものの、だからか字幕からどうにもいとうせいこうの顔がよぎってしまい、ムンバイのストリートが醤油くさくなる。それでも、歌詞もそうだし全般ストレートなシンプルさで結構好き。あと、いとう>>続きを読む

ふたりの J・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏(2018年製作の映画)

3.1

きれいかわいいうまいすごい。じゃない。今まで女優さんに感じたことなかった変な気持ちを持ってしまった、クリステンやば。
公開したばっかなのに5人くらいしかいなかった。キャストだけで恐る恐る見に行ったけど
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

映画の物語よりも作り手のドラマを想像してワーと圧倒される。膨大な計算とシミュレーションによる正確な全てのアクション。戦場の果ての無さ、遠景までぐるっと作り込むってどういうことよ。やたらデジタルスタッフ>>続きを読む

スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

3.5

空も雲も赤い砂漠もみんな粒子なんだよなあ。過剰に発色している。うじゃうじゃと入り込む。キイキイいう音に風を描く。シェイクスピアの悪夢みたいな兄妹の過剰劇、妹よイモ刻んでたのに豆出してくるってどういうこ>>続きを読む

フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

4.5

壮大なスターリン交響曲MV1部2部、踊りやパフォーマンスをみてるようなおもむき。展開。たった数日のことらしいけど、ラストパートで長い歴史ものみたい。
やたら密度濃い室内とこんこんとした雪の、夜の街並み
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.6

久しぶり鑑賞。やたら旧ソ映画特集ばかりしてた当時の雑誌みてかっこよく、いくつかみて≒寝てこれはおもしろかった印象。でも全然話おぼえてない。
8年の投獄期間からの54歳の処女作、女の子は死んだのか、動く
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.3

田口トモロヲに大倉孝二を従えて、お仕事イッヌ達が大活躍。デカワンコだー!
優秀な🦮🐕たちの表情、ナイスプレーに一喜一憂。なんでもなーもう帰るか…と思った途端、帰るの…🐶?って目でみてくるのよ〜。しっぽ
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