1990年のイラン大地震で被災した「友だちの家はどこ?(87年作)」のロケ地で、出演者たちの消息を追う話。
なのだが、被災者本人たちと、ドキュメンタリー仕立てのドラマで被災者を演じる人たちが混じりあっ>>続きを読む
広大な麦畑とそこを通る曲がりくねった道の風景も田舎の家々もとてもいい色彩&構図で見ていて心地よい。葬式を撮影はしようとするテレビクルーたちの話は特に何も印象に残らず。
「実はかなり政治的だな」と思うことが多いカウリスマキ作品だが、この作品では難民問題を真正面から扱っている。お寿司屋さん一生懸命頑張ってた。
スタイルはそれぞれ違うのだが、独自のスタイルが強くてハートウ>>続きを読む
3本続けて少女が背伸びする映画を。タイトルで想像するまんまの話。映像の繊細さと話のトーンは次作「Never Rarely〜」に通底している。けっこう嫌な気分になった。
GIRLS完結後のレナダナム最初の監督仕事。もう少しましな邦題つけろ…
GIRLSのクオリティを期待すると拍子抜けではあるが、ものすごく美しい女の子がめちゃくちゃにやらかす話を撮るのは相変わらず上手い>>続きを読む
春分の日に2024年100本目。
アメリカ公開時から待ち続けたけど結局配信スルー。評判通りの良作。レイチェルマクアダムスの演技が絶賛されていたが、彼女の大ファン目線ではいつもこれぐらいいいぞという気分>>続きを読む
欧米メディアに絶賛されても「映画ぐらいでしかアジアを知らない欧米人が喜ぶアジア映画」の典型っぽそうな気がしていた。冒頭からフランス語ぺらぺらの若者が韓国の古い歌謡曲をレコードで聴いているシーンだし、前>>続きを読む
法廷劇だと分かっていたが、想像以上にずっと法廷シーンだった。移民・女性の苦難と法が示す理解と救済。フランスが反省する話。
寝落ちして早朝に続きを見て、静かな終盤では10秒ごとに寝落ちした。
相手を弄って「これは愛だからな」とか言うウザ絡みハラスメント男が友達を失くす話かと思って見ていて、ちょっと捻りがないなと思っていたら後半いろいろ展開があった。犬には悪いけど救いのある話。
MUBIで見逃したがU-NEXTにあった。
クラブに通いつめていた頃のワクワクと不安と陶酔感と眠気などなどに浸れてかなりよかった。なんで評価低いんだろうと思っていたが、終わり方いくらなんでもな。
「落下の解剖学」を見て早速トリエ監督の前作を。
「落下〜はトリエ監督の過去作全部からアイディアをつっこんでいる」と町山解説で聞いたが、なるほどだった。
コメディシーンは笑えるけどだいぶ粗いし、必要ない>>続きを読む
昨年から海外の映画好きたちが50 Centの話で盛り上がってたのはこれか…と爆音でリピートされる度に爆笑してしまった。犬(死にそうな演技すごい)の名前スヌープだし、死んだ夫はヒップホップ好きだったんだ>>続きを読む
チャンスザラッパーもザジビーツも大好きだが、壊滅的につまらなすぎた。昨年末のA24祭りでお金出して見に行かなくてよかった。
我らがランドールパークの監督作なのに、非常に残念な邦題。
拗らせ主人公(キムタクに似てなくもない)が連発する失言は痛いを通り越して引くレベルだが、アジア系アメリカンの苦悩の描けていると思った。冒頭の2>>続きを読む
なんでこれ撮ったんだろという様な作品だけど、こういうのなら何十本でも見たい。
Filmarksの情報全然違って、出てるのはウィリアムジャクソンハーパーとフレッドヘッキンジャー。
スティーヴクーガンなので期待していたのだが、話もギャグもかなり精彩を欠いていた。エリザベスシューだけ本人なのも何なんだ。だが予想に反し、適当だろうと思っていたクライマックスのミュージカルが見応えあった>>続きを読む
エマストーン2度目のオスカー受賞を祝し未見だった初期作を(この頃がよかったなと思いながら)。
キャストが実は豪華。アーミセンやサダイキスのSNL勢に加えて、大ブレイク直前のブラッドリークーパーやジェー>>続きを読む
IndieWireでかなり高評価されていた作品。どうやったら見れるのかと思っていたらVimeoで全編見れた。
TikTokで世界中が踊るようになった今見ると新鮮さはない。音楽も延々マッシュアップで、知>>続きを読む
アカデミー賞獲ってたのでYouTubeで即鑑賞。楽器が人生変えるというのは同意だしいいドキュメンタリーだった。でもアカデミー賞級なのかは疑問。
何でもない風景を撮ってるだけのドキュメンタリーはアケルマンとかもやってるけど、これはさすがに何でもなすぎて困った。台湾ではなく香港。2019年なら3回ぐらい香港行ってたな。
ボスニア、NY、ナイジェリア、イエメン、たまにアルツハイマーの母。各地で撮り溜めた映像が交互に流れる。こういうスライドショー的なドキュメンタリーはいくつも見てきたけど、本作は特に思うことが何もなく…
ジョナサングレイザーのアカデミー賞受賞の前日に鑑賞。短すぎるのもあって説明的なものは何もなく、その分余計恐ろしかった。
IndieWire他で激賞されていたが日本では見れる気配もなかった作品。MUBIに来たので即鑑賞。
息苦しさを覚えるストーリー。美しいダンスと映像表現。何かが壊れている母を演じるミランダジュライもさす>>続きを読む
MUBIで鑑賞。「怪物」をはじめ最近また流行ってる視点人物が変わる映画。そうする必要はなかったような気もするが。
父母のダンスシーンがよかった。信仰はなかなか厄介。娘もダンス上手いんだから本番ではもう>>続きを読む
見たい映画リストに何年も入れていたがYouTubeで全編見れた。この作品より後の作品で似たような事をやっているのが幾つもあってそれらの方が出来がいいので、112分もあってとても退屈だった。クリスティー>>続きを読む
うまくまとまっているし評判いいのは納得なのだが、ATLANTAやブーツライリーやジョーダンピールの諸作と比べると振り切れてないなーという印象。こういう話ウディアレンとかになかったっけ(さすがに黒人ネタ>>続きを読む
これでアカデミー賞ノミネート?主人公に共感できる経験をした人が今のアメリカにたくさんいるのは分かるけど。
冒頭の事件の描写は雑なホラー。やたらと感傷的な演出と音楽も安っぽくて邦画のよう。
アダムサンドラーが宇宙飛行士なんて当然コメディだと思っていた。タイトルもWaterboyみたいだし。キャリーマリガンやポールダノまで出てどんなコメディだろうと見始めたら、「音楽:マックスリヒター」で?>>続きを読む
ますます冴えわたるアクションとギャグ。マブリーの無敵さは揺るがず、今回は同僚たち(結構変わってしまった)もせいぜい車ぶつけられるぐらいなので、悪いやつらが殺し合ってマブリーにぶっ飛ばされるのをひたすら>>続きを読む
客席自分だけなのは人生2度目。まさか新宿で。話題性豊富な作品なのに…
スピルバーグ版をあまり覚えていないがミュージカルだから見ていられるような辛い話(でもミュージカルは苦手)。
OITNB卒業組で今も>>続きを読む
BFI「史上最高の映画」で60位にランクインするなどこの何年かでブラックムービーの最重要作品に急浮上した感のある作品。MUBIで鑑賞。
いま見ても斬新さのある映像と美しい風景はケンドリックやビヨンセの>>続きを読む
当時のミラマックスは今のA24級に攻めてたイメージだけどこういう作品も。主演陣は圧倒的にうまくてレオが一番眩しかった時代だけど話はまあ普通。介護が本格的に大変になる前で綺麗事っぽく終わってしまうのも今>>続きを読む
長編デビュー前のソフィアの短編をMUBIで。
音の鳴らし方にBling Ring感。Lickを逆から読んでKillになるのか考えてしまう。90sハイスクールで繰り広げられるキャンセルカルチャー。
全体的に猛烈なSuccession感。
父親が最低最悪なのは言わずもがなだが、次男も最低で見ていて嫌な気分だった。黒人差別言動を繰り返し、やり捨てした女性をぶん殴り、性被害を告発した長男に寄り添うこと>>続きを読む
フランスこんな最近までギロチン処刑をやっていたとは。
もう少し大人しくやってれば…と思ってしまうが、戦争の最中で明日をも知れぬ人々の生き方をどうこう言えないよな。
社会が女性を一人の人間として見ていな>>続きを読む