私が恋するショーンベイカー監督が6歳の時に観て、"映画監督になるきっかけ"になったとまで言わしめた本作。
深く激しい原作の、怪奇部分だけを増幅させた演出は、万人に受け入れやすいかなりの良作!
OPク>>続きを読む
Tell everyone to get ready. Jimmy's coming...(全員に準備させろ、ジミーが来るぞ)
リーアムパパめちゃくちゃ格好良いーーー!
父子や親友,地元という構図に>>続きを読む
不可避。
自分の手でコントロールする理想のドールハウスは、パッと見るなら可愛いごっこ遊び。
でも誰が知る、その胸の内…
片時も目を離せなかった。どのシーンとかじゃなく、すべてで物語っているから固>>続きを読む
ヴァンパイアの GoToトラベルキャンペーン。
北米最北の地アラスカ州バロウでは毎年30日間も太陽が昇らない『極夜』が訪れる。
"30 Days of Night (30日間の夜)" ヴァンパイアにと>>続きを読む
付き合う人で変容しちゃう人っているけど、
いじめられっ子アーニーを変えたのはボロボロで不細工なクリスティーン(車)だった。
いじめっ子にめちゃめちゃにされたクリスティーンがアーニーの合図で "自ら">>続きを読む
今の若者の問題を取り上げる両監督の才能は、さすが!「5分だけ超人的な能力(パワー)を得られる謎の薬」その出どころを、大人も考えさせられるテーマとして盛り込んだ脚本にも感動ーー。
何しろ、インナーシテ>>続きを読む
胸の内を晒すような、説明的なセリフが皆無。
思えば初めから伏線だらけだったんだ。
死角や窓の使い方、手の仕草や表情に載せたライティング、カメラワークもアイテムも、すべてが勝負と騙しのメタファーで…>>続きを読む
心の隙, 家族の溝, 社会の穴と三部構成で観せる、奇抜で新感覚な邦画ホラーが魅力的!
田舎や地元、すぐ身近に存在しそうな得体の知れない"アレ"。様々に土着的な名前が出てくるけど私の耳には聞き取り辛くて>>続きを読む
大人だって我がままで、失敗だってする。
仕事、株、転職、禁煙、詐欺、etc…
子育てに失敗ってあるんだろうか。
次の子を、失敗は成功の基にするんだろうか。
つまずいている子どもを立たせてくれるのは>>続きを読む
毎年6月に開催される"NYCプライド"の嚆矢となった 1969年『ストーンウォール・インの反乱』
史実を想うと劇的なすり替え部分に愕然としてしまうので、出来るだけ好意的なとこだけを挙げたいww
私的>>続きを読む
クモ型ロボットのストーキングにきゅんきゅん♡
これは頭じゃなく心で観るべき作品だから
囚われのお姫様を救いたい騎士の構図に、法的, 政治的リアリティは置いておきたい。
米デトロイトのゴードンと、北ア>>続きを読む
レオの自立や、友情や、初恋が。
自分のアイデンティティやセクシュアリティ、パーソナリティさえも、盲目というかたちでリセットされて心打たれる。
見て聞いて触れて嗅いで味わって知れること
何気な>>続きを読む
めちゃくちゃギャグ。
ここまで嘲って良いの??と思ったけど、紆余曲折した製作話を聞けば、フェミニズムに徹底したなハロン監督!と絶賛したい。
友人と婚約者の前で主人公が示唆に富んだ問題提起をしているので>>続きを読む
私の生涯ベスト映画にリストアップされるだろうジョエル・シューマカー監督の同名オリジナル。
そのリメイクとなる今作は、
"afterlife=死後の生"が有り得そうに医学用語も満載で、
ホラー感を倍増>>続きを読む
壁に掛かった、馬に乗る少女の写真。
品行方正なお嬢様リリーと、幼馴染みのアマンダ。
個人的にこのような内容なら派手な描写が好みだったりするけど『サラブレッド』なだけに見た目に美しく、内に抱えた獰猛性>>続きを読む
落とし前。
Johnny Cash『The Man Comes Around』の冒頭「雷のような声で "きたれ"と呼ぶのを聞いた… 見よ、白い馬が出てきた」ヨハネの黙示録6章から曲に乗せて登場するジャ>>続きを読む
卵を食べて、買い物へ行って、家を掃除したし。花も買った──。
ビクトリアンハウスに住むエミリーの日常を繰り返し観るだけの序盤15分(正直、私も寝落ちたw)。だけどコレかなり重要だし、監督の勇気あるトラ>>続きを読む
女子にはいろんな色した心模様があるのです。
そんな女子好みなネオンカラーのブルー&ピンク、ほんのちょっとイエローで彩るスタイリッシュな(?)ボディーホラー。
品行方正に努めてきた23歳のヘレンは事故>>続きを読む
触れても心に触ることもできないのに…
触れずに、心に触ることはできるのだろうか。
やっぱり第一印象ってずーーっと引きずっちゃうんだろう、とにかく残念な邦題とジャケ画。
制作国チェコ版ポスターデザイン>>続きを読む
原題はマザーグースの童謡から『誰が殺したクック・ロビン(駒鳥を殺したのは誰?)』
敏腕記者シャオチー(=ワン・イーチー)の買ったばかりの車が、9年前に自分が目撃した当て逃げ事故の被害車であることが判明>>続きを読む
無関心と闘うのは、ほんと難しい。
ACT UP (AIDS Coalition to Unleash Power
=力を解き放つためのエイズ連合)
1990年代初頭パリ>>続きを読む
構築していく“Him“ ──夫の視点。
背の高さ,視野の広さ、見ちゃうもの,見たくないもの… 自分では見ることのできない"わたし"とか、、恋するといつも相手の視界が気になるのだけど、思い出の記憶の仕>>続きを読む
進化させていく“Her“ ──妻の視点。
私も一応女子だからって、こっちから観てみた。
夫婦二人のすれ違いなら『コナーの涙』先行の方がわかりやすかったかもで、
本作は夫婦二人の問題が「もし私なら…」>>続きを読む
アントン・イェルチンがオッド・トーマスってだけで泣けてくる…
“オッド=奇妙"という名の青年が、観る者へ打ち明ける「僕には死者が見えてつい関わってしまう」という秘密。
普通と括られているものから逸脱>>続きを読む
続編ではないけれど『パニッシャー(2004)』に続けての鑑賞。Netflix系Marvelパニッシャーの流れを知っているから、描き方は違うけど「おぉぉ〜〜!」てなるとこがいっぱい。
私刑執行人“パニ>>続きを読む
Netflix系MCUドラマ パニッシャーがめっっちゃカッコイイーーから過去映画化作品も観てみた。
こちらは家族を殺されたフランク・キャッスルの復讐劇で“パニッシャー“誕生譚となっているみたい。
設>>続きを読む
ほとんどの人々は、小さな環境の中での好き嫌い,それがままならない日常を送り続けているのかもしれない。
仮出所中の元囚人であるクリスは18歳から時を留めたように20年後の町へと戻ってきた。
そこから始>>続きを読む
「僕を置いていくの?」
見所はやっぱり、汗まみれ血まみれ縦横無尽に体感するアクションだけど、"父親の背中"で語られるストーリーが熱かった!
裏社会の傭兵タイラー・レイクと、インドの麻薬王の息子オヴィ>>続きを読む
実際の元兵士が言うグアンタナモ収容所の実態「90%の退屈と10%の狂気」を描く、米軍兵士エイミーと中東系男性アリを通して感じること。
言葉にすると平和ボケした第三者の無責任な理想論になってしまう余韻>>続きを読む
イプスウィッチという町で実際に起きた売春婦連続殺人事件を基にしたミュージカルの舞台を映画化したもの。
サイレントなのにあまりにもセンセーショナルでマイベストにしちゃうほど衝撃を受けたサスペンスの神様>>続きを読む
もし、自分の五感を共有する運命の相手がいるとしたら…
遠く離れた場所に暮らす二人がテレパシーで繋がっていることを認識し始めてから毎日が楽しくなっていくあたり、
もう〜〜〜、しばらくニヤニヤが止まらな>>続きを読む
人生悪天候だったリアルを寓話に変えて観たいノーマンとルーシーの愛の物語。
心友のシロクマや、遭難するトナカイたち、服を脱がすタコ。劇中インパクト残す原題 "Two Lovers and a Bear>>続きを読む
少年ウィリアムを自立させていくガールズが格好良いーー!
ペニー「It’s all happening.」
誰かとすぐ繋がるスマホで撮るより、インスタントフォトに憧れる。シャッターを押してしまえば取り>>続きを読む
言葉がわからないから、その口調や仕草, 纏う雰囲気で察するしかなくて
混乱に暴れても手綱を離さず距離を保ち、触れた皮の上で感じる僅かな筋肉の張りから悟ってほしい。
言葉がわかるから、その意図や仕草の>>続きを読む
現代に蘇らせたと言うより現代まで引きずっちゃったコミカルな西部劇。めっっちゃ好き!
悪を悪で制すアウトローな三兄弟が美女から受けた依頼は、ギャングの元夫からの名付け子の奪還。そこへ保安官や北部の特別>>続きを読む
「戦う義理はない」
オープニングすぐの南軍の戦い方に⤵︎⤵︎ 南北戦争に詳しくないから史実通りなのか不安になったけど、
趣旨に基づいた巧みな翻訳、その日本語のチョイスの素晴らしさに感動ーーー。
翻>>続きを読む