現実対虚構。みたいなキャッチコピーが秀逸するぎる。ゴジラの破壊が破滅的であればあるほど、荘厳な気持ちになって涙が出るのはどうしてなんだろう。
ヤンヤンと並ぶ、史上最も豊穣な遺作。ありがとうございました。作品は永遠に残ります。
人を信じられない、怒り。信じてしまった、怒り。それでも信じたかった瞬間があったという奇跡。
愛おしい一本。ささやかな日々の煌めきを詩という奇跡とともに綴る。生活と詩の距離感が清潔で素敵。御伽噺のようにさえ感じる優しさの中に、だからこそ滲みでる不思議なさみしさは何なのだろう。
こんなに待ち望み、観劇中、あらゆる感情に襲われる経験はもう二度とないかもしれない。終わらないでほしいという感情と終わってほしいという感情がぶつかりあう。今作によって新劇場版の全貌が露わになったことで、>>続きを読む
流れている時間そのものを見つめ、切り取ろうとする、映画(人生)への眼差しがあたたかい。映さないことで際立たせるものやひとの存在感の強さ。全ての監督に遺作が、いつかは存在するわけだが、「ヤンヤン夏の思い>>続きを読む