Rodriguezさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

タイムマシン(2002年製作の映画)

3.8

【棚から一掴み】

若きGピアース、初期の代表作。
単なる時空を彷徨った話ではなく、愛と哀しみ要素の詰まった、何回観ても飽きないSFです。
何年か振りに観たけど2002年製作にしては色褪せない傑作。

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.2

ドラマ版より長尺だけど劇場版ではなかった。
ドラマシリーズの特別編というポジションか。
本来、現代版としてブラックベリーやネットを操る捜索活動がドラマ版『シャーロック』の面白さだったが、本作はキャスト
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

次世代アベンジャーズはキャロルやファルコンらにまかすとして、本作のサブ2名のような次点キャラがこれからも乱出するんだろうなあ。
『ワンダビジョン』をしっかり観とかないとモニカが超人な理由も分からないか
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エル・クラン(2015年製作の映画)

3.2

grandes películas argentinas🎵

ブッチオ家、胸糞父親の卑劣な犯罪ドラマ。
事実が元とは…

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.8

アルゼンチンの首都。
ブエノスアイレス都市圏人口は東京都に匹敵するのか。大都会ですね。
WEBデザイナーとショーウィンドウ装飾家。
街中で暮らすそれぞれ孤独な一人暮らしの男女。
近所に住んでるからちょ
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

4.0

老小説家、その再起を手伝う出版社の若き女社長。
出版記念のブックツアーに出るも思うようにいかない反面、想定外の反響もありSNS恐るべし、です。
御大マイケル・ケインはこれ以降に2作出てるらしいけど、引
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

モノクローム。
動画ではなく静止画の連なりによる映像。
1962年にこのようなプログレッシブな作品が生まれていたのか、と驚愕です。
なんとなくだけど『12モンキーズ』主人公の生き様を思い出した。
最後
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.4

大好きな『ローグワン』を監督したギャレス・エドワーズ作品。
際立ったVFXや演技、頑張ってる渡辺謙など、見所は満載なのだが。
アントーン・フークアの『インフィニット』のような、凄い映画なんだけど記憶に
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.3

ブラジル南部の街ポルトアレグレはリオグランデ・ド・スルの州都でもあり、京都市と同規模の人口。
私の住みたい街に加わりました。
まあまあ古いけど広い間取りのアパートメントに78歳一人暮らしの老人。
ます
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.8

2度のどんでん返しを食らう!
グール警部という謎の来訪者と長女の婚約者を含む一家全員が事件に絡むというシチュエーションミステリーの秀作。
舞台劇がベースという事ですが、それも一度観てみたい。

【以下
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.3

多数のアクション、サスペンスに出演していてアジア系ルックスとして作品的に差別化が明確なマギーQさん。
今回のは母方の母国ベトナムが舞台なので理に叶ったキャスティング。
不死身の殺し屋役、御大サミュエル
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.6

主演アダム・ドライバーらしからぬ作風とクウォリティ。
主人公と行動を共にする女の子、よくあるキャーキャーしか言わない不要な存在だが自分の娘とオーバーラップさせる演出をもっともっと加えれば存在感も大きく
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

パスカル夫妻、恐るべし。
美食の国フランスが舞台なので色々とソフィストケートされているから本来めちゃめちゃ悲惨な進行が『あり』に映るんだけど、これが例えば中国とかアメリカの田舎町だったら悍ましい猟奇ム
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

自律AIロボット系ホラー。
チャッキー等の憑依人形が殺人を犯す恐怖作品は滅多に観ないけど、『エクスマキナ』や古くは『ウェストワールド』みたいな本来の用途から外れて反乱を起こす系は好きなジャンル。
本作
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

もう様式美の域。
物理を無視したカースタント。
アヴェンジャーズ並の身体能力。
初期作でワーワーやってたカーレースが懐かしい。
チームというかファミリーの絆を軸に、どこまで発展するのか今後も見守りたい
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.5

【棚から一掴み】
公開当時も今も、RチャールズやJブラウンら伝説のミュージシャン達が登場するシーンが鳥肌もの。中でもAフランクリンのシーンが好きかな。途中で急に交わる2人のラフなステップがコミカルでG
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.0

ながら観にちょうど良いクライムコメディ。
2010年の作品だからビル・ナイ、エミリー・ブラント、マーティン・フリーマン、みんな若い。

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.3

一応観た記録。
宮沢りえ、こういう演技もマッチしていて楽しい。
最悪の2世議員役好演のりえさんはともかく、私設秘書役の窪田くんがメインの設定かなのかね。
伊丹作品っぽい味付けがあればと思うがそれは無理
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

2.8

ホロコーストがどのようにして発生したのかという事を、ある社会心理学者が行った実験に関する映画。
名バイプレイヤー、Pサースガード主演ながらも、いわゆるエンタメ的な作品では無かった。
人間の本性が実験で
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

美しい街と優雅な暮らしに相反して芸術家のエゴと傲慢が全体を覆い、彼女の生き様には最後まで目を離せない展開だった。

この名作の感想を記録する程のボキャブラリーが無いので以下、評論コメントを参考に引用。
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

Aフークア監督とDワシントンのタッグ、3作目。
遂に安息の地に辿り着いたマッコール。邦題にはfinalって付いてるけど、そうなのか?
これで終焉にはしてほしくないな。
それにしても、よそ者にも暖かいシ
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.3

一昔前の007シリーズを感じる諜報ムービー。
全体的なセレブ感が高過ぎで、それはそれで映画の醍醐味というかエンタメに徹した設定。
公僕があんなに経費使えるんか?
Gリッチーと今回も無双なステイサムなの
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

2.2

アントワーン・フークアはイコライザー三部作やMウォルバーグの『シューター』、Wスミス入魂の『自由への道』等、お気に入り作品がやたら多いんだが…
黒澤のリメイクのリメイク。
登場人物が多いだけに個々のキ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

ウェスの手に掛かればクレーターや工事中断になった高速道路までもがあの風景に。
訳が分からないとか理解し難いとかではなく、ウェス・アンダーソンの世界観と信じられぬ豪華俳優陣のへんてこ演技を楽しむ一級のエ
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

若い頃は毎年大晦日の恒例行事としてVHSで観ていたが、途中DVDになり、今回はサブスクで鑑賞という2023年〜2024年。
この名作は観るたびに想いや視点が変化するから面白い。
今回の気付き3点
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ハゲ鷹と女医(2010年製作の映画)

3.6

grandes películas argentinas🎵
名優リカルド・ダリン、今回のは交通事故示談専門のブラック弁護士事務所に勤めるちょっと冴えないオッサン。
人命救助に疲弊する女医との出会いはと
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ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.0

grandes películas argentinas🎵
世界的建築家が設計した歴史的にも価値のある住宅越してきた著名なインダストリアルデザイナーの一家が何かと迷惑な隣人に翻弄されちゃう、なんとも滑
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

黒澤作品名作のリメイクという高い高いハードルを同年代のロンドンで再現。
オリジナルと同じぐらい感動してしまった。
主婦が役所に陳情しに来るくだり等、結構オリジナルを忠実に表現している点が興味深い。
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アビリティ 特殊能力を得た男(2018年製作の映画)

2.8

軽く観れる謎の大企業陰謀技術にはめられた系サスペンス。
あえて色々と突っ込まずに楽しむべきですね。

リボルバー(2005年製作の映画)

2.1

本当にガイ・リッチー監督作品なのか?
勘弁してほしいでした。

明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

4.3

grandes películas argentinas🎵

原題「la odisea de los Giles まぬけたちの冒険』(とでも訳すれば良いのか?)
アルゼンチン映画の底深さ。
主演リカル
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盗聴者(2016年製作の映画)

3.8

真面目で目立たない地味目の経理マンが謎の組織からアナログタイプライターでのテープ起こしを依頼され、そのうち超ヤバイ事態に巻き込まれるというスリリングなサスペンスですね。
フランス映画ってのも渋い。
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.1

4人の歴史的レジェンドたちが集う一夜の風景。
特にモーテルでのシーンは戯曲風味で楽しい。
と思って調べたら、2013年の舞台劇『One Night in Miami』が原作だった。

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.6

ジェラルド・バトラーは『エンド・オブ◯◯』シリーズでの安定した危機回避バトルがイメージなので、コレもまた安心して観れる中東モノ。
相変わらず現地の組織関係や人間関係が分かりにくいけど。
そもそも、あの
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.0

高層ホテルの壁面シーンは足がすくみます。
警察が絡んだダイアモンド強盗事件で冤罪の主人公。
まあ軽く観れちゃうクライムサスペンス・ネゴシエートドラマ。
ドジな弟カップルの活躍がイイね。

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.9

見知らぬ国の見知らぬ舞台、誰も見たことのない俳優陣。
この得体の知れない孤独感は旧東ドイツならではなのか?
毎日を懸命に生きる会員制倉庫型スーパーの従業員たち。
東西統合前の時代を回顧する古参社員。家
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