「暖かいあの世よりも、激寒の戦場の方がいい」という兵士のセリフが印象的なエルマンノ・オムニ監督作品🎥
2016年に岩波ホールで日本公開された時から観たかった映画🎬
1917年のイタリア兵士たちが、第>>続きを読む
エドガー・アラン・ポーの短編小説が原作…とのことで観てみたら、「えっ、これをミステリーって言うの?」的な映画だった(^^;
時は1889年、人気ミュージカル女優のマリー・ロジェが失踪。そして顔を潰さ>>続きを読む
ドン・シーゲル監督のデビュー作は、密室殺人事件の真相を追う面白いミステリー、なかなか面白い!🙂
1890年頃のロンドンを舞台に密室完全殺人が発生し、有罪判決を受けて処刑された者は無罪(冤罪)、彼を裁>>続きを読む
親友の自殺の謎を追う赤木圭一郎、その親友の女性=芦川いづみ、刑事役の西村晃などが印象的な日活映画🎥
親友の妹を演じる吉永小百合はまだ子供…😆笑
熊井啓による脚本はその後の正義派の片鱗を見せ、姫田真佐>>続きを読む
冒頭、「屋敷を固定カメラで暫く捉えた映像」を見ていると「自動車クラッシュ音の物凄い音」が……という【映像と音】による見事な場面から始まるこの映画、不気味な緊張感が続くジョゼフ・ロージー監督作😱🎥
「>>続きを読む
司葉子の綺麗で溌剌な姿がまぶしい映画というだけでなく、昭和の東京風景が見られるのも楽しめる娯楽作😄
南千住のお化け煙突、国電蒲田操車場、映画館での『ベニイグッドマン物語』上映、黒電話、道端のゴミ箱な>>続きを読む
ギリシャ悲劇「メディア」を主演マリア・カラスで映画化したピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品🎥
「メディア」=「妻を裏切った夫への復讐劇」だが、中世風景を再現した映像は衣装・ロケ地など含めて、女の情念を>>続きを読む
久しぶりに観たら、日本が誇ってよい拳闘映画の佳作だった✨
初見のシネマヴェーラ渋谷(2018年2月26日)では「若尾文子出演作」として観たので「自分が生まれる前の若尾文子をカラーで見られて綺麗。でも>>続きを読む
学生時代に“山口百恵おっかけ”していた頃(1976年)に公開映画館で観た「山口百恵主演作」、47年ぶりに鑑賞🎥
堀辰雄原作の病弱少女と彼女と惚れ合う青年の戦時中恋愛もの東宝作品。
病弱少女を演じる山>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。
黒澤明監督の『生きる』を学生時代に初めて観てから何度も何度も観てきた者にとっては、このイギリス版リメイク作品は「やはり、あの最高傑作の足元にも及ばないもの」であった>>続きを読む
クライマックスは盛り上がって面白いジュールス・ダッシン監督による泥棒映画の佳作✨
コミカル的なエピソードを散りばめながら、「ほうほう、これを狙っているんだ…」と思わせといて、具体的な盗みの方法は終盤で>>続きを読む
神保町シアター「恋する女優 芦川いづみ」特集上映にて鑑賞2本目🎥
こんなに楽しい映画をスクリーンで観ることが出来て、とても嬉しい‼️
スクリーンを観ながら感動してボロボロ涙する……幸せ😊
物語は>>続きを読む
神保町シアター「恋する女優 芦川いづみ」特集上映にて(勝手に2本立ての)1本目🎥
中平康監督作品の芦川いづみ主演映画なので期待したが、実に不愉快な映画に見えた😔
1960年の激動時代、ものすごい>>続きを読む
堕落の都ソドムとゴモラが神の怒りによって崩壊する運命へ、そこを舞台に謀略や戦闘シーンなど交えながら描かれたロバート・アルドリッチ監督による娯楽作🎥
冒頭タイトルロールでは、「監督…ロバート・アルドリ>>続きを読む
ジャン=ピエール・メルヴィル監督によるノワール映画…ということなので観てみたら、失踪男を探すドラマではあるが、ジャーナリストのモラルを問う映画であった🎥
国連会議にフランス代表が欠席したため、記者と>>続きを読む
ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥
庵野秀明監督にほぼ近い年齢、「仮面ライダー」TV放映リアルタイム世代にとって、驚きの展開だった😳⚡⚡
(もっと若い方々にも、驚きだったかも…)
昨日(3月17日)>>続きを読む
映画館に行って突然観た映画😆w
予告編も見ておらず、内容も出演者も知らずに映画を観たのは、久しぶり🤣笑笑
そしたら、実相寺昭雄監督の『帝都物語』ワールドに「メロドラマ要素プラス」したような面白い映画>>続きを読む
恐ろしいはずの幽霊が実は臆病で……という、けっこう笑える幽霊コメディ😄笑
「臆病者の貴族」と「成仏できずにいる臆病者の幽霊」を演じたチャールズ・ロートンがイイ味出している😊
ジュールス・ダッシン監督が>>続きを読む
ジョーン・クロフォードの強さが前面に出た作品で、彼女のキャスティングはフィットしているジュールス・ダッシン監督作🎥
冒頭クレジットに、「製作:ジョセフ・L・マンキーウィッツ」との表記あり。
1940>>続きを読む
観るとハートが温まるようなフランク・キャプラ監督の微笑ましい恋愛映画💗
新聞記者ピート(ビング・クロスビー)はパリ駐在で孤児たちの幸せを願いながら記事を書いていたが、3年ぶりにボストンへ帰ることとな>>続きを読む
TOHOシネマズ上野にて鑑賞🎥
スティーヴン・スピルバーグ監督が自ら取り上げた自伝的映画。
監督の少年時代における「夢と闇」を描いた作品であるが、なかなか面白かった。
演じた少年も、スピルバーグに雰>>続きを読む
相続人問題と恋愛問題などを絡ませながら、なかなか楽しく観られるマックス・オフュルス監督のドイツ(ウーファ)時代のコメディ映画😄
列車で「2社のワイン(ボッケルマンorシュテュム)どちらにするか?」を>>続きを読む
有能弁護士だった男が、ホモセクシャルであったが故にエイズ罹患した。彼にエイズ症状があらわれてから弁護士事務所を解雇されて、「エイズになったための解雇は不当」と裁判を起こす社会派映画。
エイズ弁護士を演>>続きを読む
全編にわたって緊迫感が続く、ジュールス・ダッシン監督の傑作ノワール😎✨
とりわけ、無音の強盗シーンは緊迫感ハンパない‼️
トニーなる男が知人ジョーと会い、トニーは5年間刑務所にいたこと、ジョーの罪ま>>続きを読む
若尾文子出演映画の未見作だったが、「正式デビュー3年目の出演作なのでチョイ役かな?」と思ったら、主演は山本富士子の映画で若尾文子登場シーンはほどほど…😆笑
でも、とても若くて可愛い若尾文子が見られたの>>続きを読む
かつて愛し合った男と女が再会して、その離れていた時間に起きたツライことは置いといて「束の間の本当の愛を望む女」を見事に描いたマックス・オフュルス監督の佳作✨
パリの片隅のキャバレーで、ヌード・ダンサ>>続きを読む
本作でも、「外国人が見て描く日本の風景」が変すぎて笑える😆
フリッツ・ラング監督『ハラキリ』などでも不思議な日本が描かれていたが、外国人が独自の日本を描くと可笑しな珍品映画になる…😄笑
冒頭テロップ>>続きを読む
ゴールディ・ホーン、ダイアン・キートン、ベット・ミドラーといった往年のベテラン女優共演コメディ映画(^-^)
劇中でも年増女を演じていて、それぞれが尽くした夫がいて、夫たちが若い女と浮気したため、3>>続きを読む
あの『フットライト・パレード』同様、ミュージカル・コレオグラファーの手腕冴えたバスビー・バークレーが見せる映画。
監督はマーヴィン・ルロイ🎥
やはり見どころは、大人数ダンサーによるレビュー🎶
暗闇で>>続きを読む
ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥
予告編を見て「映画館での映画だから…」と公開初日に観に行ったら、エピソード詰め込み過ぎのサム・メンデス監督作品🎥
映し出される様々なシーンは、撮影監督ロジャー・ディ>>続きを読む
アンジェイ・ワイダ監督が描いた「カティンの森事件」、渾身の一作🎥
確かに、ワイダ監督の力作であるが、個人的には迫力あり過ぎる虐殺事件でリアル過ぎるので、観終わって力が抜けてしまう…(^^;
冒頭テロ>>続きを読む
H.G.ウェルズ原作を得て、ウィリアム・キャメロン・メンジーズ監督が作り上げたSF映画大作🎥
原作者H.G.ウェルズ自らの脚本は、世界大戦で壊滅的なイギリスの一都市を舞台とし、前半は戦争色の濃い作風>>続きを読む
ある男が逃げて逃げて逃げまくる物語。
とにかく「自分が生き延びること」しか考えていない男は、ヘリコプターや兵士や犬の群れに追われても逃げる。他人を殺しても逃げていく……。
イエジー・スコリモフスキ監督>>続きを読む
シネマヴェーラ渋谷(井上梅次監督特集)にて鑑賞🎥
コブラ刑事の異名を持つ男(田宮二郎)が、殺人事件の目撃者を殺そうとするワル達から目撃者の女性(奈良富士子)を守りながら、ワルの助っ人の香港カンフー女>>続きを読む
映画タイトル『父子草』はナデシコの別名らしいが、中年労働者と予備校生が出会って喧嘩から始まって、赤の他人の二人が親子のような親近感を……という内容にピッタリだと思う🙂
赤の他人の労働者を渥美清、予備>>続きを読む
初見は1980年8月名画座(池袋テアトルダイヤ)、VHSレンタルして43年ぶりに鑑賞🎥
ニューヨークのブロンクス地区は怖くて近づけなかったエリアだが、そこを舞台に、娘を誘拐された元警官が犯人逮捕に走>>続きを読む