Jimmyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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支那海(1935年製作の映画)

3.5

ロザリンド・ラッセル目当てで鑑賞😍w
シネマヴェーラで『クレイグの妻』を観た直後に買っておいたロザリンド・ラッセル出演のDVDだが、IVC社のDVDジャケットを見ると「これ、面白いの?」的だったので、
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どろ犬(1964年製作の映画)

3.3

ベテラン刑事がかつて逮捕したヤクザの女と深い関係になり、それを悪党に知られたことで強請られる。
そして、警察情報のリークから始まる悪事に手を染めていき、破滅への道まっしぐら……という和製ノワールと言え
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.5

久しぶりに鑑賞🎥
1980年代リバイバル上映の際、初めて映画館で観た時の邦題は『いとしのクレメンタイン』だった🙂
それほど、本作の音楽はインパクト強い🎶

従前の西部劇はドンパチ中心のイメージだったが
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

池袋・新文芸坐にて鑑賞。
(リニューアル後初めての新文芸坐)

予告編は見ていたが、序盤は、やはりブレンダン・フレイザーの極度の肥満に圧倒されつつ、彼の娘への愛情あふれる姿に、感動の涙が止まらなかった
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帯をとく夏子(1965年製作の映画)

3.0

初見は2015年8月「若尾文子映画祭」(@角川シネマ新宿)で当時は未ソフト化だったが、DVD購入して8年ぶりに鑑賞🎥

若尾文子が「社長の2号さんになる話」であり、社長(船越英二)に囲われている夏子と
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蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

5.0

購入しておいた2枚組DVD(HDリマスター版)を鑑賞🎥
やっぱり、この映画は凄い‼️

ファシズム台頭する南米某国におけるテロリストとホモの物語であるが、最初は他人だった2人の男が友情を芽生えさせてい
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ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.2

アカデミー作品賞・監督賞などを獲った史劇エンターテインメント大作。約3時間。
確かに、兵隊の大軍場面などのスペクタクルシーンは迫力ある🎥

13世紀のスコットランドは、残虐非道なイングランド王エドワー
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わたしを深く埋めて(1963年製作の映画)

3.5

若尾文子主演のこの映画、久しぶりに観たくなって、DVD購入して再鑑賞🎥
前回観たのは神保町シアター、当時は未ソフト化のレア作品だったが、現在はDVD化されている📀

この映画、井上梅次監督らしく、ミス
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襤褸と宝石(1936年製作の映画)

4.0

この映画、テンポ良く、そしてとっても楽しいロマンス・コメディ映画😄💕
邦題がとても上手く付けられていると思う🙂

ウィリアム・パウエル演じる理知的な浮浪者、そして彼に惚れてしまう富豪のわがまま娘=キャ
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メイキング・オブ・明日に向って撃て!(1970年製作の映画)

-

久しぶりに『明日に向って撃て!』を観たのでレビュー記載しようとしたら、なんとFilmarksには「2枚組DVDの特典映像のレビュー欄」がある😄笑
ただ、この「メイキング・オブ・明日に向って撃て!」とい
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

5.0

この映画、映画少年だった1970年代、「観たくて観たくて仕方がない映画」でやっと観た映画だった😊

個人的には、この映画は映画館でしか観たことなく、2枚組DVDを購入して自宅で観たのは初めて……🎥🙂
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TAR/ター(2022年製作の映画)

1.0

ケイト・ブランシェットが凄い演技をしているようなのは分かるのだけど、自分はノリ切れなかった(^^;

物語としては、頂点を極めつつある指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)が世界最高峰のベルリ
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春に散る(2023年製作の映画)

4.3

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

「原作:沢木耕太郎×監督:瀬々敬久」というだけで観るしかない映画🙂
ボクシングドラマを軸に繰り広げられる人間ドラマが素晴らしく、スローモーションや無音の上手い使い方
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

この映画の予告編を見た時に「これは自分には合わなそうだ…」と思ったのが第一印象で、アカデミー賞でも話題になっていたので迷ったのだが、結局ツタヤDVDレンタルで鑑賞🎥

確かに、斬新な映像であることは分
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

昨年の『PLAN75』、今年の本作『ロストケア』と次々に、現代の高齢化社会に一石を投じる映画が公開されるが、本作はなかなかの感動作だった🙂

ケアセンターの介護士=斯波(松山ケンイチ)は、周囲やケア家
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濡れた二人(1968年製作の映画)

2.5

10年ぶりに鑑賞🤗
初見は池袋・新文芸坐での若尾文子28本特集上映(2013年2月)だったが、若尾文子×増村保造監督の作品にも拘らず、若尾文子があまり綺麗に撮られていなかったのと、全編にわたるガサツ感
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氷壁(1958年製作の映画)

4.5

有名な井上靖の小説を、増村保造監督がカラー映画として作り上げた力作🎥
さすが製作:永田雅一である👍

ザイル切れ問題は、増村監督×若尾文子の代表作『妻は告白する』と共通しているが、本作は山岳事故と並行
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ミカエル(1924年製作の映画)

2.5

2016年HDリマスター版の紀伊国屋DVDなので画質はとても綺麗✨✨
無声サウンド版、タイトルやクレジット画面などは新たに作り直したものでドイツ語表記🎥

老いた画家ゾレが、美形の若者(男)にホモセク
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我は海の子(1937年製作の映画)

4.5

タイトルが童謡みたいだし、ワーナーDVDジャケットも手描きの絵柄で「本当に面白いの?」と思ってみたら、素晴らしい感動作だった‼️💗

特に、漁師のスペンサー・トレイシーが素晴らしく、本作でアカデミー主
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

5.0

ユナイテッドシネマ浦和にて初日鑑賞。

宣伝で【白いドレスを着た綾瀬はるかが肩から白い腕をスラリと突き出した先に拳銃を持っている姿】を見て、「これを観るだけでも価値があるのでは…」と観に行った🤗
そし
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.7

有名なディズニー映画だが、英語音声&日本語字幕で「映画」としてキチンと観たのは初めて😊

大自然の中で繰り広げられる家族愛・謀略などを通じて「正義」を描いた王道的な物語だが、幼きライオンの成長物語とし
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ストーカー(1979年製作の映画)

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『惑星ソラリス』を観た時もそうだったが、アンドレイ・タルコフスキー監督によるSF作品は、理解しようとしてもそれを拒んでいるように見える。しかし、ソラリスも本作も「傑作だ!」と言っている人がいるようなの>>続きを読む

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

3.5

丸の内ピカデリーでの試写会にて鑑賞🎥

全体的には、微笑ましく安心して観られる山田洋次監督の下町ホームドラマであった😊
笑えるところ、心動かされてホロッと涙するところなどはさすが✨

松竹マークに続い
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クリスチナ女王(1933年製作の映画)

3.7

本作は、やはりグレタ・ガルボの女王としての堂々とした存在感に圧倒される🙌
それだけでなく、国王の地位よりも愛……という人間らしさに感動を覚える💗

国王だった父親の戦死によって、スウェーデンの女王とな
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

5.0

初見は日本初公開の映画館(1981年、池袋)、その後何度も観ているが、本日は『殺しのドレス 4Kレストア版』(初Blu-ray化)で鑑賞🎥
かなり綺麗な映像になっているが、最初に映画館で観た時よりも、
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動脈列島(1975年製作の映画)

5.0

48年ぶりの鑑賞…😄笑

本作は、生まれて初めての試写会(1975年8月)が初見で、会場入り口で映画チラシを貰って喜んだ🙌
「まさか、こんな宣伝素材まで貰えて、映画をタダで鑑賞できるなんて…」というこ
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

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3時間強のアンドレイ・タルコフスキー監督作品🎥
映像の素晴らしさには唸らされたのだが、神・キリスト・信仰・国家風刺の弾圧などなど断片的には分かる感じはするが、自分には難解な映画だった…(^^;
理解し
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.2

ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

「アクションが売り」は、これまで通りなので、観ていて「ようやるなぁ~」というアクションシーンは楽しい!🙂
しかも、トム・クルーズは歳のわりにアクション頑張っている。
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オクラホマ!(1955年製作の映画)

3.0

西部劇のようだが基本的にミュージカルの映画🎶
勧善懲悪ものドラマだった。
モノクロ映画で見慣れたグロリア・グレアム目当てで観たのだが、やはりカラー映画だと綺麗💕
ただ、役柄は「ちょっとオバカな女」を演
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椿姫(1921年製作の映画)

2.5

1921年のサイレント映画『椿姫』ということで、ジョージ・キューカー監督作『椿姫』のDVDに特典収録されていた。
グレタ・ガルボ版に続いて鑑賞🎥

サイレント映画なので、映像以外には音楽と字幕場面で綴
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椿姫(1937年製作の映画)

4.0

何度も映画化されているデュマの「椿姫」だが、本作のグレタ・ガルボは本当に美しく、また仕草が見事なので、素晴らしい感動作となっている✨
監督はジョージ・キューカー🎥

椿姫と呼ばれるマルグリット・ゴーチ
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花実のない森(1965年製作の映画)

4.0

何回観ても、面白い‼️🤗
若尾文子主演、松本清張原作のミステリアスな映画😎✨

初見は『若尾文子映画祭』(2015年8月13日、角川シネマ新宿)で当時は未ソフト化作品だった。
その後、DVD発売された
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網走番外地(1965年製作の映画)

3.8

てっきり「高倉健主演の任侠映画」だと思って敬遠していたが、とりあえず有名なので観てみたら、これが「なんと面白いアクション映画」だった‼️

当時の網走刑務所あたりの雪原が効果的に使われていて、雪山を物
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黒い足音(1943年製作の映画)

2.0

微妙な映画だった…😅
ただ、モーリン・オハラはやはり綺麗😍💕

過去の戦争時代に捕虜となっていた男、彼の持っているモノを狙うスパイ組織、自分の命を救ってくれた友が自殺したとのことだが殺されたはず……な
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.0

「良く作ったなぁ~」と思うセットの数々😊

カラフルで想像力あふれた作品だと思うが、50年以上前の映画なので、さぞ当時は画期的な捉えられ方をしたのではないだろうか……などと思う🤗

ワンカ社のチョコレ
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恐怖の一年(1947年製作の映画)

4.3

これは本当に面白かった‼️
冒頭いきなり、女が男を射殺する場面から始まるノワールだが、大晦日に妻シーラが夫バーニーを殺したものの「その年をやり直したい…」という妻の願いが叶って、一年前の大晦日にタイム
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