Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前作に続いて中盤以降に秘密が開示されそれまでの物語がガラリと変わるのが楽しい。クリスティの「オリエント急行殺人事件」を思い浮かばせるような展開にしつつそれを逆手に取った真犯人の意外性、というのは明らか>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

誰もが興奮する王道を破らぬ脚本に確り乗ってみせるキアヌ・リーブスの魅力!
アクションシーンが一枚一枚ド派手で絵になる。BGMとの合わせ技もいっそ小憎らしい。ストーリー云々よりも、「感じろ、楽しいから!
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「生活の中の些細でそれでいて大事な時間を想う」というのは喪失またはその憂き目に遭う直前になってしまうことが多い、だからちゃんと意識しようね、っていう話かな〜と。

「君の名は」ぐらいしか新海誠監督
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーの王道を突き進みつつ秀逸にまとまっており過不足無く見ることができる。1回目の種明かしもしっかり伏線の張られているアガサクリスティの「オリエント急行殺人事件」の踏襲でいって清々しいが、本当のミ>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.3

王道も王道、大王道!っていう感じをちゃちくさせずに通しきった映画。天国と地獄、善と悪、天使と悪魔、そして二項対立の中に人間であるジョン・コンスタンティンが通る…。

ある意味バトルものでキャラの掘り下
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

海外の人から見たアジア要素を満遍なく盛り込んだエンタメ。ストーリーは王道も王道、あまり主人公のキャラを深堀するような展開はなく雰囲気を味わえ!という感じ。軽く観れるのと何よりトニーレオンの哀愁が良い。>>続きを読む

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.4

良い意味で80年代映画。
ツッコミどころ満載のテンポ感ゴリ押しに楽しみながら観た🤟😎🤟
ただ1人より2人以上の方がだれずに盛り上がれそう。

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アジアらしい宗教観念でふんだんでそこをしっかり描いているのが一番興味深くて面白かった。時系列がバラバラで考察の余地があるし、最後の最後まで筋道を立てづらくて飽きさせないの物語の構成が上手い。また単なる>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全体的に主役の女優もさることながら全てが美しくまとまっていて一場面ごとに絵になるのに、それが故に寂しさと虚しさが募るような画面づくりだなと感じた。主役・ハンターのことを誰一人として見ておらず、薄々その>>続きを読む

ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

肖战主演と聞いて前評判の「味がある」を横目にしつつ鑑賞。
全体的に王道武侠ものらしさがあり、肖战の天然ポンコツらしくも可愛げのあるキャラクターの演じ方や、それに伴う師弟や師姐、師匠とのほのぼのした生活
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観相師 かんそうし(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観相士としての天賦の才を持ってしても、権力闘争の中ではしがない一般人でしか無いという主人公のキャラクター付けにリアリティがあり好み。映画内で一つのオチをつけるために、やや人物描写が軽かったのは否めない>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

伏線が存在すると知りながら観ていたのでてっきりミステリー系orシリアスものだと思っていたから唖然。わかりやすい“エモ”を詰め込んだ前半の描写に、吐きそうになりながら頑張って見ていたから辛い。兎に角人格>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んだのが中1ぐらいだった筈で、振り返ると8年前になるのかと驚く。映画は小説にかなり寄せた構成になっていて先生の告白から3人の生徒の視点に移り変わり結末に流れる様も綺麗に踏襲されていて、見ながら>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

4.5

天晴れ桃井かおり節!という作品

昭和らしさが全編を通して伝わってきてそういう意味でも楽しく視聴出来た✌️
場末の女性と弁護士の女性の対比がすごく好きだし、個人的に最後のワインのやり取りは性格を加味し
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男ってクソ野郎!っていう映画。
もしくは性にまつわる男尊女卑を浮き彫りにしてる。
男性は遊びで済まされともすれば勲章として持て囃されるのに、女性は蔑まされ過失を疑われる。ニーナとキャシーの間柄を精
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

5.0

ベネが兎に角カッコイイのとホラー映画監督作品なだけあって緩急の付け方が素晴らしい。マルチバースの世界観の壮大さが演出や戦い方に合ってて理解できるような出来ないような、そんな雰囲気にゴリ押しのド派手さで>>続きを読む