たわーりんぐいんふぇるのさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

たわーりんぐいんふぇるの

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青い塩(2011年製作の映画)

3.6

引退を考え料理教室に通ったヤクザのクラスメイトが殺し屋。
色々やったけど結局はラブストーリーだったというオチ。
田園風景はきれいです。
ほぼ子どもの「マイ・リトル・ブライド」、田舎娘感が抜け出せない「
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海と毒薬(1986年製作の映画)

4.0

熊井啓が遠藤周作の問題作を映画化。当時は若手だった奥田瑛二と渡辺謙が初々しい。
戦時下で捕虜を生体解剖したというショッキングな内容。
手術中の内臓の動きがモノクロということでよりリアルに思える。
何度
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

ドイツ⼈記者を光州まで連れて行くタクシー運転手の物語。
映画の中では、ソン・ガンホ演じるタクシー運転手マンソプが、あたかも「お金のため」に運転し、光州へ行き現状を見て人間成長するように描かれてますが、
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第五福竜丸(1959年製作の映画)

3.7

ビキニ環礁沖で水爆実験で被爆した漁船乗組員の話。
言ってみればゴジラの原点。
危篤になると仲間から「頑張れ」の電報。
放射能マグロと言っていたのに死んだ途端、電車に乗ってるとお辞儀。
帰ると焼香台。
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

「キングメーカー」→「KCIA 南山の部長たち」→「ソウルの春」→「タクシー運転手 約束は海を越えて」→「弁護人」→「1987 ある闘いの真実」。
「ソウルの春」の公開により、映画において、軍事独裁政
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孤狼の血(2018年製作の映画)

1.0

昭和を知ってるものとして言わせてもらうと久々の最低。
・方言がめちゃくちゃで時代考証ができてない。
・ヤクザの振る舞いは、昭和映画の劣化コピー。
・全体の演技が軽すぎる。
・役所広司が、なんでこんな役
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.6

漫画としては面白い。
ただストーリーには新鮮味がないし、
そこはやっぱり漫画の域を出ていない。
だから実写版やったら違った作品になると思う。
その場合、当然、日本以外で韓国あたりが良いと思う。
健二が
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あゝ声なき友(1972年製作の映画)

3.6

戦後8年かけて戦死した戦友の遺書を届けるために、遺族を訪ね歩く話。
小学校の時に見たけど話は当然覚えてない。ところどころカットは覚えてる程度での再視聴。
自分には使命となり届けるが「感謝する人」「驚く
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極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

4.6

9.11から数年経ったアフガニスタンを舞台に、タリバンに誘拐された人質をめぐる複雑な心理戦を描いたサスペンス。
尺が決まったなかで言いたいことを確実に届ける、映画の強みを生かした作品。
今年観た映画で
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卑劣な街(2006年製作の映画)

3.8

昭和の匂いがするけど、何故か観終わると悲しくなるヤクザ映画。
出演者皆が若い、若い。今じゃ主演張ってる役者さんも多く出てて懐かしさも。イ・ボヨンはやっぱり綺麗し。
新装開店を邪魔したり、脅しての立ち退
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デシベル(2022年製作の映画)

4.0

基礎知識は「騒音反応型爆弾テロを防ぐために孤軍奮闘する」だけでキム・レウォン以外は誰が出るかも知らずに映画館へ。
平日にも関わらず、なんと多いことか。
しかもすべて女子。若い子から、かつては若かったで
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.2

TOXIは中毒、有毒と言う意味。
判決が出ました。
プールで心停止になったミヌ。診断は肺が硬くなる急性間質性肺炎。
医師でミヌの父テフンは原因不明の肺疾患に疑問をいだき調べ始めます。
原因は加湿器の殺
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.0

生まれたばかりの赤ちゃんが取り違えられ、元の親に引き取られるけど、血筋か過ごした時間かを天秤にかける話。
ダラダラとストーリーは進むけど、結局は野々宮良多(福山雅治)個人の問題で、取り違えられ他云々は
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.5

渡辺謙、真野響子、石橋蓮司、倍賞美津子、江守徹、津嘉山正種、國村隼。
いい役者さんがいっぱい。
あと幸之助役の仲代達矢もいい。
だた一つ残念な事は主演が西田敏行って事。
作品のストーリーと全く合わない
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

4.0

難関高校で数学が苦手な男子が、北の天才数学者と出会い明るい未来が見えてくるお話。
「新しき世界」を観た後なのでチェ・ミンシクが仏に見える。
前半パートと後半パートに分かれてて、前半パートは高校生物語。
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.0

「昔の名前で出ています」みたいなウルトラマン。
ウルトラマンは悪くなかったけど、ストーリーがちんどん屋すぎて見てられない。申し訳ないが途中からコマ送り。
日本映画の課題は脚本、撮影技術、演出。
そして
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エターナル(2016年製作の映画)

3.6

永遠の愛を誓う最高のラブ・サスペンスらしい。
衝撃のラストと言われればそうかもしれないけど、それまでにいくつもの伏線があり、どこで気づくか。
気づいた後はどんな結末なのかを想像しながらエンディングまで
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

ネタフリがムダに長く頭に入ってこなかった。
ストーリーは理解できるんだが、単調なので良いとも悪いとも言えない。
ってのが素直な感想。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.0

支離滅裂すぎて言葉がない。
それでも最後までは観た。
いくら映画と言っても限度を超えてる。
発煙筒かなんか知らんがあんなのあるわけないし、何回サメに食われてる。
逆にそういったバカバカしさではいいかも
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127時間(2010年製作の映画)

3.8

登山家のアーロン・リー・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』が原作の作品。
キャニオニングを楽しんでいた最中に、岩と共に滑落して右手が岩と壁の間に挟まれてしまう。救助を求め叫んでも当然、誰も来ない。
意を
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1944 サイパン攻防戦80年目の真実(2022年製作の映画)

3.0

野戦病院で日本軍を待ち伏せて殲滅する戦争アクション。
終わると当時の映像が流れる。
日本人がいかにアジアで鬼畜な所業をやり倒したのかを、改めて教えてくれるのはいい。
邦画の場合は15分の壁があり、それ
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キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

4.0

第15代韓国大統領・金大中(キム・デジュン)と、彼の選挙参謀だった「選挙の鬼才」厳昌録(オム・チャンノク)の実話をベースに、韓国大統領選挙の光と影を描いた物語。
厳昌録は補欠選挙で金大中を初当選させ、
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.3

男臭い人間ドラマ炸裂韓国ノワール。
上司のカン課長(チェ・ミンシク)の命令に疑問を感じながらも服従します。一方、自分に信頼を寄せ愛情を注いでくれたチョン・チョン(ファン・ジョンミン)が急死。
ヤクザと
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.6

北陸三県はイオンも含め全滅で観ることができなかったけど、まちなかシアターでやっと観ることができた。
森達也監督と口火を切ったMIOKO さんの舞台挨拶。
監督によると、たまたま知った福田村事件の企画書
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ショー・ミー・ザ・ゴースト(2021年製作の映画)

3.6

ここ一番で笑えるホラーサスペンス、だけで終わらない作品。
女性アイドルグループのハン・スンヨンが主演という、日本でもアイドル持ってきて、広告宣伝費をケチって、ファンで稼ごうってやつ。
ストーリーも軽く
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よりそう花ゝ(2019年製作の映画)

4.2

いきなりモップで喧嘩するし、なんやこれ?
で早々に登場人物、葬儀屋さんと半身不随の息子に訳ありシングルマザーにその娘。
素材としては十分すぎるのでお手並み拝見的な作品。
「私の夢」病気になると医師の手
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野火(1959年製作の映画)

4.0

食べるものがなく、殺した味方の兵士を“猿”と称し、その肉を食べていた。
出てくる役者が全員ガリガリ。どうやって撮ったんだろ。
ここ数年、戦時中の日本軍を賛美する声が右派から絶え間なく出てくる。
しかし
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高速道路家族(2022年製作の映画)

4.0

寸借詐欺を繰り返し、高速道路で生活する家族の話と思ったら、ラ・ミランが全部持ってったって話。
これも地元上映なかったので楽しみに待ってた作品。
「2万ウォン貸してください。」お風呂はトイレ、寝床はテン
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.0

2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロの犠牲者に対し、保証金を分配する国家的プロジェクトを担当した弁護士の姿を描く実話の物語。
簡単に言うと命に値段を付ける作業。
企業としては、裁判になる
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オマージュ(2021年製作の映画)

4.3

オマージュとは「既存の作品、人物、発言などに対して敬意を表する」こと。
売れる目処がたたない女性映画監督が、フィルムの修復作業を通して自分の人生と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を描いた作品。オススメ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.3

ソマリア内戦が激化し、対立していた南北の大使館員とその家族の、生死をかけた脱出劇を描く実話を基にした作品。
韓国大使館に助けを求めた北の大使館一行。
お互いが疑心暗鬼の雰囲気。そんななかエゴマの醤油漬
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.2

原題は「明日の記憶」でリードも「幻影の中の犯人、私は間違ってなかった」と直訳ですが、こっちの方がいいと思うミステリースリラー。
事故に遭い記憶を失った妻を、献身的にサポートする夫。
日常生活の中で徐々
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見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

3.0

警察官志望の男が、隣人宅に残された死体の謎に迫る密室シリアス、コメディ、サスペンス?って感じの作品。
酔っ払って記憶を失い、目覚めたら隣人宅でしかも眼の前に死体が。
予算がない典型的なワンシュチエーシ
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ハント(2022年製作の映画)

4.3

イ・ジョンジェ × チョン・ウソンなど、主役級ずらりで俳優無駄遣いが半端ない贅沢な作品。
物語としては光州事件からラングーンまで、赤狩り、乱数暗号に留学生拷問監禁と、1980年代の韓国が舞台になってま
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.0

犯罪者を護送する船で繰り広げられる、警察 VS 超極悪犯のサバイバルバイオレンスアクション。と思ってたら違ったって話。
超極悪人ソ・イングクが早々に脱走に成功して、残りの時間はどうするのかと思ってたら
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.2

今回は南北米の共助。
序盤はちょっと長ったらしかったけど、途中から期待を裏切らない面白さ。
笑いありアクショありの盛りだくさん。
カーチェイスも良かったし、ユナがとにかく面白い。
コメディ映画かという
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