たわーりんぐいんふぇるのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たわーりんぐいんふぇるの

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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.8

まず、【半地下はまだマシ】ってキャッチを考えたやつって、作品自体を見てないか、内容を理解できなかったのどっちかなので、これから見る人は忘れてください。でないと混乱する、マジで。全然、カスってもないし。>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたこのクライムサスペンス。
ただの事故だと思ってたら思わぬ展開に。
ゴミのイ・ソンギュンの更に上をいくサイボーグみたいなチョ・ジヌン。
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犬どろぼう完全計画(2014年製作の映画)

3.6

父親が失踪し住んでいた家を失い、世間知らずなお母さんと弟との3人で車での暮らし。
そんなある日、「犬を探しています」の貼り紙に見つけた人には500万ウォンの報奨金が。
そんな時に坪あたり500万で販売
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サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

4.0

前から気になってた作品です、やっと観ることができました。
性犯罪の温床となっていたオンラインチャットルーム"N番部屋"を追い詰めるドキュメンタリー。
概要は知ってましたが、ここまで酷いことが実際におこ
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声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

4.0

日本でも後をたたない「振り込め詐欺」の被害にあった妻や同僚たちのために詐欺グループに立ち向かう元刑事の物語。
できるだけ現実的に描こうとした製作陣と俳優たちの熱演、「映画には警告の意味もある」と監督が
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

情報司令部所属の要員、暗号名「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」。
韓国人スパイとして、初めて北朝鮮の金正日に、直接会った人物をモデルにした実話。
彼が北朝鮮の権力勢力と接触しながら知った事実を韓国メデ
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JUNG_E ジョンイ(2022年製作の映画)

3.6

「地獄が呼んでいる」ヨン・サンホ監督のSFアクション。
始まってすぐにエンディングが見えて、ずっとそうなんだろうなと言う母と娘のストーリー。
韓国VFXは好みの問題というか、まだまだな所もあるのだけど
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マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

3.6

原題:집으로 가는 길(家に帰る道)
今やワイドショーの主役「ルフィー」。
この犯罪を語るときにフィリピンの収容所が話題になります。
日本とは全然違う、日本では考えられないまではいいとして、だから「お
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.0

始まってすぐ、Netflixで観た「謗法」の劇場版?と思ってたらエンディングのタイトルバックに原題でて納得。
「謗法」のシーズン2というより劇場版です。
多分こうなるだろうな、という展開でカーチェイス
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夏物語(2006年製作の映画)

3.3

懐かしい、2006年の作品なので内容はおぼろげですが、いい作品だと思います。
天下無敵のイ・ビョンホン、純愛がテーマなので、その”スジの人”にはおすすめな作品かと。
朝鮮戦争後の軍事政権下、民主化前の
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.8

「ドラッグ・ウォー」の韓国版リメイク。
麻薬戦争。巨大麻薬組織に君臨し、その名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり素性を知らない麻薬王と麻薬取締局との戦いを描いた作品。
原作にはない「イ先生」、濃くイ
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ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

3.8

かつては街のマドンナ的存在として、華々しい青春時代を過ごしていたジョンファが、現在は冴えない弁護士ジョンミンの妻として平凡な日々を送っていた。そんな中、彼女にダンス歌手になれる一大チャンスが訪れる。ジ>>続きを読む

ジャコ萬と鉄(1964年製作の映画)

3.6

こうしてニシンが採れなくなったという作品。
南田洋子がとにかくかわいい。
残念なのは「あたいにカムイの血がまじってるからだろ」と言うなら、ここは掘り下げた方が良かったと思う。
さすれば犬笛吹く杉田なん
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山口組三代目(1973年製作の映画)

2.0

たんなる任侠映画。
そもそも田岡はヤクザをビジネスにした功労者。
今の芸能界や相撲、興業をビジネスにした。
だから人権とかはどうでもいい。
平気に手籠めにするし。
芸能界は未だに抜けきれてない。

シリアの花嫁(2004年製作の映画)

4.0

イスラエル・ドイツ・フランス合作なのでやっぱりイスラエルより。
でも今よりは遥かにマシじゃないかな。
今じゃ残虐極まりないイスラエル。
タイトルにシリアとあるが、中東で多くの国がシリアになってきた。
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震える家族(2022年製作の映画)

3.0

当たり障りのないサスペンス。
子どもと大人の演技の落差が面白い。
原題は「迷惑」、これ当たってて、
ミステリーでもホラーでもない。
ご多分に漏れず、邦題で損してる。

クイール(2003年製作の映画)

4.0

盲導犬の一生を描いた作品。
犬がいかに人間にとって身近な存在なのかを教えてくれる。
観たらきっと犬を飼いたくなるよ、家族として。
作品的には小林薫と椎名桔平がいい。
とにかく観て欲しい。

悪名幟(のぼり)(1965年製作の映画)

3.6

懐かしい大阪弁と言うか河内弁。
田宮二郎はいいとして、勝新はよくここまで大阪弁をマスターしたな。

ヘリオス 赤い諜報戦(2015年製作の映画)

2.8

無駄にアクションが多すぎ。
ビジュアル的には派手で見ごたえあるけどストーリーに関係ないシーンが多く、なんのこっちゃ?
的な感じ。
役者の演技が作品のトーンと合ってない感じもする。

スペシャル・エージェント 特殊工作員(2020年製作の映画)

3.0

時代劇で見た事があるような現場。
これもワンシュチュエーションになるんだろうな。
しかし撮影スタッフはじめ役者さんも可愛そう、
一歩間違えれば怪我するし。
そのやる気を買って、言うほど悪くないけど良く
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

1.0

もったいないの一言。
何が何でも生き抜く男の物語が、一瞬にして三文メロドラマに落ちていった。
コツコツ地道にだったのに、正直馬鹿らしくなって白けた。
考えてみて欲しい、
自分の難民申請中の裁判を突拍子
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.6

流石にワンパターンかな?
でも笑えるシーンもあったので良。
マブリーのボクシングテクニックは上がってた感じ。
2015年の設定で、いつものスタッフが出ていない、
何かあったのかな?
でも最後にパク・ジ
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.2

おなじみ朝鮮王朝時代の「仁祖実録」に記された“怪奇の死”を題材にしたサスペンス・スリラー。出と入りは決まってて、これまでの時代劇でも描かれてる事もあり、謎の部分は「多分こんなんだったんじゃないか」とい>>続きを読む

ひとくず(2019年製作の映画)

3.6

ネタは社会派、上西雄大がキャラが立ってて面白い。
終始カナ切り声のB級だけど、そこそこ観れます。
焼肉屋のシーンは笑った。
でも描きたい作品を撮るって大事、
金のことしか頭にない、今の日本映画に一番欠
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燃ゆる月(2000年製作の映画)

2.0

悪くはないんだが、メインは男女の交尾。
タイトルからして、てっきり戦闘シーンがメインの作品かと思ったけど残念。ラブメインで内容がない。
女性向けはいいんだが、こういった作品は「ラブ系」とかジャンルを作
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.4

戦後イタリアの風景。
切羽詰まった貧しさが狂気に、しかも子どもの前で。
役者さん全員が素人とのこと。
奥さんもかわいい。

復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.8

素直に面白かった。
ただもう少しひねりがあってもね。
イ・ソンミンは流石、違う俳優だとここまでは無理だろうな。
巻き揉まれる時のテンポはコメディで、ナム・ジュヒョクがいい感じ。

悪魔の倫理学/怒りの倫理学(2013年製作の映画)

3.0

ん〜、何がしたかったんだろ。
名優さんが多く出てて楽しみに観たけど、全てが中途半端。
いっその事、パロディーにした方が良かったと思う。
でも、ムン・ソリは綺麗だよね。

ブルドーザー少女(2021年製作の映画)

3.6

終始無音、セリフと映像だけ。
父と娘の素養は共感できないが、行動には理解できる。
ブルトーザーを介しての描写はアイデアとしてはいいのではないかな。
ただ積み残しの伏線は回収して欲しかった、と言うか韓国
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーはどうでもいい、チャン・ヒョクを味わうチャン・ヒョクのための作品。
言ってみればマ・ドンソクが「犯罪都市」ならチャン・ヒョク版的作品。
といっても駄作ではない、最後まで楽しめます。
剣客の現
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

-

もし、こんなものをお金を出してわざわざ映画館で観たという人がいるなら不憫でならない。
と言うか、同じ人類として同情してしまう。自分はそうではなかったと安堵する気持ちも。
終始大根の主演の男ってジャニー
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長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.5

戦後の間もない日本。行き場を失った孤児たち。
でも、大人たちも自分のことで精一杯。
それでも付いていくしかない子どもたち。
こんな話はごまんとあったんだろうな。それをこのタイミングで映画にするって発想
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.6

マドンソク主演でマドンソクを楽しむことが目的なので、ストリー云々はそっちのけ。
マドンソクがボコボコに殴っていく姿を楽しみ、スカッとしたい人にはいいのではないかな。
のっけからコンクリートユートピアに
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共謀家族(2019年製作の映画)

4.2

過激な政治家・警察の悪辣ぶり、それをやり込める事でスカーっとする王道ストーリー。
いや〜、面白かった。
最後は救いがあったけど、例えばハリウッドでこの終わり方を思いつくだろうか。
テンポもよく、とにか
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英二(1999年製作の映画)

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妹役した元女優さんが“大先輩”のミュージシャン「N」から1997年に違法薬物を使った性暴力を受けたと告白。「セリフ合わせをしよう」と誘われ、相手が暴力を振るうことで有名だったことから断れず自宅に招き入>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

肉親だから愛情欠ける、他人だからこそ愛情ある。は違うと思う。
それぞれに愛情があり気持ちがある。
そして子どもなら年齢とともに愛情と関心が違ってきて、それを成長という。
小津安二郎は無声映画を撮ってる
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