ある意味、期待をいい意味で裏切ってくれた映画。
素晴らしい映画。
なぜ、期待を裏切ったのか?
それは、全く想定していなかったジャンルの映画であったから。
”ドキュメンタリー”では説明がつかない。
”ミ>>続きを読む
映画評論的には賛否があるようだけれども、興行的には大成功、エンターテイメントとして大いに楽しめる。
シャー・ルク・カーン、ディーピカーの二大スターの競演映画。
やはり華があると映画自体が締まる。
だ>>続きを読む
今回のIMWで唯一、アクション映画ということで、今回もインド映画を満遍なく?堪能できました。
アクション映画は、自分にとっては、基本、好みの分野ではないのだが(社会派好き)、事前に調べたところ、映画評>>続きを読む
インド映画定番のエンターテイメント性を大いに楽しめる作品。
定番とくれば、音楽、ダンスにアクション、そして勧善懲悪がテーマ。
ロマンスもあるけれども、抑え目なところが、このキャラクター、映画にはフィッ>>続きを読む
インド映画には幾つか型があるけれども、この映画はまた違うタイプに思えた。
冒頭に 'Thanks Science'。
今回のパンデミックで、政治化する動きがあるの中で、このメッセージが使われることが>>続きを読む
カルティク・スッバラージュ監督の「ジガルタンダ」が、とても斬新的で面白かったので、第二弾として、今回のIMWの中で最初に選択。
期待を裏切らない面白さだった。
「ジガルタンダ」に負けじと、特に後半に奇>>続きを読む
レジェンドの貴重なコンサートのドキュメンタリー。
まさに肉声、そして素のままのボーカルが素晴らしい。
またライブの醍醐味として、アドリブの掛け合いも痺れる。
各曲の歌詞を追いながら、強い宗教心に裏付け>>続きを読む
監督のインタビューを聞くと、この映画は、ストーリーを追うよりも、「経験」して欲しい、と語っている。
パワハラやセクハラでは、被害者の主観に基づき行為の有無が判断される。
そして、被害者は、加害者以上>>続きを読む
まさに今のアメリカの世相を反映したアカデミー賞短編映画受賞作。
ジョージ・フロイド事件にインスパイアされている映画であることは間違いない。
舞台はNYの都心に住む女性のアパートで、彼女の言動からイン>>続きを読む
邦題が仰々しいけれども、英語のタイトル「My Octopus Teacher」が、このドキュメンタリーのメッセージを正確に伝えているのだろう。
人間って相手側の立場にたって考える能力が低いのかもしれ>>続きを読む
アメリカ合衆国というのは、本当にユニークな国だ。
自由と機会を標榜しつつ、民主主義のベースにある投票のハードルを意図的に高くしようとしている。(一部の州だが)
ベースにあるのは人種問題。
最近、ベスト>>続きを読む
世界映画史上のトップに選ばれるだけの作品であることに納得。
オーソン・ウェルズが、アカデミー賞で低評価を受けた時に、「これがハリウッド」と言い放ったが、この映画こそが、今に至るハリウッドの反権力、リベ>>続きを読む
この映画は、やはり「市民ケーン」を確りと観てからでないと評価ができないですね。
そして「市民ケーン」は、観た後に町山さんの解説を聞く。そして、もう一度観る。
この映画を観て、戦慄を覚えたのは、現在社>>続きを読む
今までにない映画を見た時の驚き、そして感動を抱いた。
テーマは「音」なのだろう。
”驚き”のひとつの理由は、その音の意識が”静”に向かっていたこと。
Metalから、うるさい音をイメージし勝ちだが、決>>続きを読む
一人っ子政策の負の部分については、労働人口の減少による経済成長への足枷(インドに抜かれる)、男性の比率が高くなり過ぎることの社会的な影響等、基本的な理解は持っていたつもりだが、このドキュメンタリー映画>>続きを読む
インド社会の病巣でもある身分制度(カースト)、貧富の差、不正腐敗をテーマにした社会派映画。
主人公の回想に基づき、ストーリーが展開していくので、ドキドキハラハラ観、サスペンスとしての面白さもある。
必>>続きを読む
この映画、観てから分かったのだが、August Wilsonの戯曲をDenzel Washingtonが取り上げたもの、そう、Fencesと同じなのですね。
August Wilsonのテーマは、アフ>>続きを読む
政治的な批判をこうも皮肉っぽく扱ってくれると痛快。
まあ、それだけ、アメリカの政治情勢が酷い、危機感がある、ということなのだろう。
結論、
カザフスタン>アメリカ合衆国
とても新鮮味のある映画だったし、アメリカのユニークな側面をうまく引き出した作品だといえる。
監督が中国人で、”外から”アメリカを捉えたところが、その新鮮さを引き出せたのかもしれないし、また、中国人とい>>続きを読む
この映画の題材は60年代の出来事なのだが、現在(”トランプ時代”の方が正しいか)のアメリカの病理を映し出すものでもある。
この映画を見て司法に対する違和感を抱くのだろう。でも、それは現在も変わっていな>>続きを読む
とても心温まる、感動的な映画。
特に最後の5分?のシーンがこの作品の全てを語っているのかもしれない。
アカデミー賞作品賞候補を全て観ているわけではないが、この作品が受賞しても納得。
・ゴールデングロ>>続きを読む
インド映画の一つの特徴を挙げるとしたら、それは勧善懲悪の世界。
悪の根源は、権力、金、暴力。
前半は冗長的なところがあるものの、後半からストーリーが大きく展開する。
そして、後半の出来事が前半の出来>>続きを読む
ロンドン駐在の時に何度も通ったハムステッドヒースが舞台。
当時は週末になると往復1時間以上かけてヒースを散歩し、折り返し地点では、ちょっとした休憩場所で紅茶とクッキーが待っていたことを想い出す。
イギ>>続きを読む
今見ると、はちゃめちゃで滑稽な感じがするが、事実をベースにした映画。
当時のバブルなWall Street の実態を描いているので、現代史の教材として一見の価値あり。
弱肉強食の世界は相変わらずだが。
歌とダンスとユーモア、でもベースにあるテーマは、真摯に社会、人生に向かい合うもの。だから面白い。
「人生は二度とない」、この映画、日本人向けの映画かもしれないね。
https://youtu.be/>>続きを読む
Rotten tomatoes の評価が46%と低評価で、それも分かる気がするが、ニューヨークで生活していた自分からするとウディ・アレンの言わんとするところが伝わって面白かった。
アリゾナ出身の主人>>続きを読む
SNSがメンタルにどのように影響を与えるのか?それが社会に何をもたらすのか?
アメリカで深刻になる社会の分断もSNSによる影響が及んでいるとする。
Facebook 、Twitter 等のBig Te>>続きを読む
この映画では、東洋と西洋の考え方、価値観の違いをヒューマンタッチに描いている。
幼い頃に両親とニューヨークに渡った主人公のビリー(中国系アメリカ人)と中国にいる祖母のナイナイの絆をベースにしてストーリ>>続きを読む
インド映画の特徴なのかもしれないが、一つの映画の中に、幾つかのテーマがあり、それが、社会問題であったり、家族関係であったり、シリアスなテーマが多く、その解釈を考える余韻も楽しい。
今回は、ロボットと>>続きを読む
映画としては、ヒットしたことが肯けるし、ストーリー、演技とも素晴らしいのだが、新型コロナのインパクトを考えると、正直、かすむところがある。
詰まり、ここで描かれている対応、対処は、アフターコロナでは、>>続きを読む
インド映画の真骨頂でもある勧善懲悪ストーリーを堪能。
悪者を徹底的にやっつける姿も定番。
ストーリーのベースにあるのは、大卒でも職に就けないという社会問題。それを家族問題、家族愛にも広げていく。
エン>>続きを読む
トランプを生んだラストベルトの悲惨な現実を知りたいと思い観ることにした。
具体的に何が起こっているのか?
観た後に思ったのは、単に社会問題、社会現象を映像として観るというよりも、それ以上の価値、詰まり>>続きを読む
Pixarの作品に外れなし。
今回も期待を裏切ることはなかった。
今回のテーマは父親を通じての兄弟愛。
男女のラブストーリーを描くよりも、難しいのだろうテーマを、巧いストーリー立てとキャラクターで感>>続きを読む
いつか、アカデミー賞で女性として初の監督賞を取るであろうGreta Gerwig監督の作品。前作のLady Birdよりも面白かった。
豪華なキャスティングも見事だし、そのキャスティングからもフェミ>>続きを読む
「Becoming」に沿った演出なので、本を読んでから観るとビジュアルとして理解が深まる。
現在、アメリカで最も尊敬される女性に選ばれたミッシェルオバマ、彼女がもたらすエネルギーを改めてこのドキュメン>>続きを読む
ニューヨーク駐在時を思い浮かべながら鑑賞。特にブルックリンへ好きなエリアで、
イーストリバー沿からのマンハッタンの眺めはクラッシックな感じでお気に入りの風景。
ブルックリン地区は、人気が上がって、昔の>>続きを読む