Hokkaidoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Hokkaido

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銀のエンゼル(2004年製作の映画)

2.9

ミスターが監督として頑張った作品です。
"どうでしょう""おにぎり"好きでもストーリー自体はまあそれなり、といった感じでしたのでミスター?オフィスCUE?という方には物足りない作品かもしれません。
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ねこにみかん(2013年製作の映画)

2.5

猫もみかんも殆ど取って付けたくらいの印象です。
作りはまあそれなりだったと思いますが、人物や一夫多妻的な家族のストーリーそのものには共感する所はありませんでした。

"ママ"が一番大変、というか歪み部
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

元気をもらえる、明るくポジティブなエネルギーに満ちた作品と思います。

ミュージカルは苦手につき敬遠していましたが、歌と踊りが題材なので殆ど違和感無く楽しめました。

60年代を代表する様なヘアスプレ
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.1

重すぎず、突っ込んだり笑ったりしながら気軽に楽しめる作品です。
世間一般から見れば、馬鹿馬鹿しく感じられる部分もありますが、その馬鹿馬鹿しさの中に救いがある、という所にこの作品の良さがあるように思いま
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

2.7

現場の方々の苦労が伝わって来ました。
しかし、それを描く事によってこの福島原発事故の本質部分には触れないような作りになっている事に、所謂戦争物に似た違和感を覚えました。
その一方で、あまり物語に関係無
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

3.9

美しい風景とクゥを除いたキャラクターデザインには、今時の作品に比べお世辞にも綺麗に感じられず、音楽も微妙な所が多かった様に思います、でも、そんなことは気にならなくなる、色々と考えさせられるストーリーは>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

小難しい事は何も考えずに単純に楽しめる作品でした。
単純と言いながらも、ルッキズム等についてもさりげなく(でもないか)描かれていて、意識させられるのも良い刺激となって楽しめました。

記憶の彼方となっ
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

欲深き者が全てを手に入れ、一度過ちを犯した者は全てを失う。
一度転んだらもう二度とやり直せない事、思いやる気持ちが強いほど、納得して受け入れるしかない事を、強烈に突きつけて来ます。
茜の台詞たちが刺さ
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

面白く観ていましたが、呆気にとられているうちに終わってしまいました。
でもあとからじわじわ考えさせられるものがあり、意外に楽しめました。

改めて考えると、親離れ出来ない息子と子離れ出来ない父親、何よ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.3

昔観た時の記憶は、どんどん人が亡くなっていった位しか残っていなかったのですが、この状況で改めて観るとリアリティーが全然違います。
様々な人間模様が描かれていますが、ウイルス同様、ある意味それ以上に人間
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ヤギ、おまえのせいだ(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヤギの太郎が可愛いです。
あのどこを見てるのか判らない目がたまりません。
ちょっと良く解らない所もありましたが、思った以上に楽しめました。
こういう人物像は、渋川さん本当にはまり役ですね。
都、大地、
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シンプルなストーリーながら楽しめました。
宗教的な信仰・信心の枠を越え、シンプルな"信じる気持ち"としての"faith"の使い方、そして何度か出てくる"We"の話し手の心情表現としての使い方が印象的で
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

3.1

母親も父親も以前からマチルドの事を一番に考えていたなら、こうはならないように思いますし、父親がダメ人間という様にも見えないのに、マチルドが何故に小さな背中に重すぎる荷を背負わなくてはならないのか、一家>>続きを読む

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

"過ぎたるは及ばざるが如し"
救いが無くキツイ作品でした。

正直者は馬鹿を見る、のに愛想がつきて不正義に転向するもやっぱり馬鹿を見る、という救いの無さが哀し過ぎます。
さらにそれとは反対に不正義金儲
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桃とキジ(2016年製作の映画)

2.2

桃太郎を絡めた岡山の地域振興作品でしょうか。
ありきたりにならない様にか、ちょっと捻りが入っているようですが、捻りどころが微妙にズレている、と言うか嵌まりませんでした。
桃役の櫻井綾さんのPVかと思う
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

かおりさん、朝から晩まで働きながら、本当に頑張ったものです。意地だけで続けられるものでは無いですから、愛情あればこそでしょうね。
と言っておきながら、キャラ弁故にバリエーションがおかずではなく、絵柄に
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台風家族(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

途中迄は中々興味深く楽しんでいましたが、クライマックスのドタバタ喜劇的な、映画と言えどもあまりにも現実離れし過ぎな展開に、すっかり置いていかれたのが残念でした。

以下諸々、、、
いくら閉鎖されたキャ
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一世紀前の作品ですので映像が暗めで荒く、目を凝らして観ていると、何だか目がシパシパしてきましたが、楽しめました。
美術というかセットがアバンギャルドでとても興味深いものがありましたが、あれは結局イマジ
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.3

無駄遣いじゃ?と言う位に大物を惜しみ無くふんだんに使ってとったダシが利いた!?贅沢なコメディの一品です。
難しい事は考えず、気軽に楽しめました。

広瀬さんがいくら悪態をつこうが、全く毒気が感じられな
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海辺のリア(2017年製作の映画)

2.2

仲代さんファンの為の仲代さんリア王オンステージ、的な印象の作品で、仲代さんファン、無名塾ファン、リア王好き、舞台好き、いずれも非該当な自分には合いませんでした。
また、全体に冗長な感があり、入り込めま
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.3

ロバート・レッドフォードが役柄にピッタリの印象で楽しめました。

それにしてもナニユエにワクワクの素が銀行強盗なんでしょう?
フォレスト程の"人たらし力"を備えたエンターテイナーなら、ワクワク出来て人
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

『ピアニスト探偵の事件簿、劇場版』とでも言えそうな作品でした。
ピアニスト清塚信也さん演ずる頭脳明晰、目的意識が明確なピアニスト岬洋介が素敵です。
にしても、血液型から体格までが双子並みに同じなのか誰
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

2.7

小学生若女将、恐るべし。

小学生位の子供のいるファミリーが観るのに良いかもしれません。

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

インド舐めんなよ、僧侶舐めんなよ、といった思いが随所に感じられ、様々な蔑視を詰め込んで嘲笑う、的な印象が残って楽しめませんでした。
部分的には面白い所もあるものの、だからといって、煙草の使い方初め何で
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

時代も性別も異なりますが、思春期の背伸びしたい年頃を思い出しながら、(とは言え自分はどちらかと言えばゲイブ系だった様に思いますが)楽しめました。
今はSNSが発達して、便利な反面、その分ストレスも大き
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ラストベガス(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

脳梗塞だ前立腺だチタンだ等と言ってますが、あまりシリアスに深掘りし過ぎない事もあり、余計なことはあまり気にせずに安心して楽しめました。
人生の終着点が見えて来つつある中で、こんな仲間がしかも幼馴染でい
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お盆の弟(2015年製作の映画)

2.5

淡々としたトーンの作品は好きなのですが、モノクロ映像含め、今一つ肌が合わない感じで入り込めませんでした。まさに好みの問題かと思います。
食べ物はやはりカラーの方が美味しそうで良いです。

以下諸々
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

2.5

寺島さんの演技力あれど、特に惹き込まれる事もなく観終わりました。物語も登場人物も世界観も見せ方も、役所さん演じるトム、もとい小森を除いて、自分にはいまひとつでした。
舞台の大半がアメリカでその点では目
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の雰囲気から何だか好ましさを感じる作りで惹き込まれました。
シラキュースのキャラクターに、かつて酒に溺れた漁師にしては感性・会話がちょっと洗練され過ぎな感を覚えながらも、そのお陰で安心して観る事が
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空に住む(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

人間のエゴの犠牲になる猫の悲哀を隠し描いた作品、といった印象で、何だか何ともペラペラな印象の、空は空でも"幼児が書いた空の絵"の様な作品でした。
猫好きにはお薦めしません。

若さ故、とは言え、直実も
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エターナル 奇蹟の出会い(2011年製作の映画)

3.1

ロシア製ラブ&スポーツコメディ、といった作品です。
凝った構成では無い為、深みは感じませんでしたが、その分気軽に楽しめました。
エンディングのミラ・ジョヴォヴィッチの挨拶シーンに彼女の心中を思い、感慨
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大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

長めのローカルCM的な印象の作品です。
ネタとしてはcmとft.しかありませんが、極短いのですぐ見終える事が出来ました。
作りについてはアレですが、もっと手間隙かけて練って膨らませて創り込むと意外な程
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マイル22(2018年製作の映画)

3.0

テンポの早い展開のアクションと、マシンガンウザトークの輪ゴムパッチンひねくれおしゃべりマーク・ウォルバーグで退屈せずに観ることが出来ました。

私怨を晴らす為に公的機関&リソースを私物化するアルアル権
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.2

とても興味深く観られたのですが、エンディング含め、不完全燃焼というか微妙にあっさりしているというかちょっと浅いというか、勿体ない様な印象を受けました。
現実的と言えばそうなのかもですが、もう少し練り込
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(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

夏の日の午後、汗をかいたグラスの水滴が繋がっては落ちて行くのをじっと見ている、そんなイメージの作品でした。

点を象徴するともえのうなじの黶が示すものは今一つ理解しきれていませんが、短編な事もあり、観
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確認(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

世情的に中々面白味はあります。
ただ、主人公はいち早く現場入りしたという事なのでしょうが、冒頭の街の音やホテルの部屋の造りからはそれなりの規模の街が推測され、その規模の街で水道水が汚染されていたなら、
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