Hokkaidoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Hokkaido

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エルネスト(2017年製作の映画)

2.5

何だか作り手の生真面目さが伝わって来るような作品でした。
ドキュメンタリー的な作りのせいかも知れませんが、それを除いても印象は変わらなさそうな気もします。

ゲバラやフレディに、また、彼らが関わった革
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紙の月(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

指でなぞった分月が消える描写が印象的でした。

展開については、中々スリリングでその点での面白さはあるのですが、観賞中も後も何ともモヤモヤする作品なのは、何度観ても変わりません。
主人公含め登場人物に
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.7

クルマ好き故にストーリーと関係ない所でつい引いてしまった作品です。
冒頭からカーアクションでスバル インプレッサが登場するのは良かったのですが、ボディカラーがスバルブルーではなくよりによって赤、という
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わたし出すわ(2009年製作の映画)

3.4

随分前に何度か観賞しました。
レビューが書きにくく、長いことほったらかしになって、下書きがスクロールしきれない位になってきた事もあり、改めて整理してみました、、、

函館を舞台とした、ぱっとした所の無
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

2.0

これ中学校?中学生?と何度と無くリマインドしながら観ました。
漫画原作とはいえ、かなり強引な設定の上に展開される、DV加害者の"愛情があるからこそ暴力を振るう"的な思考が観ていてどうにも気持ち悪く、楽
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プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

3.6

ラッセル・クロウが役に対して微妙に重めと言うか濃い目に感じましたが、あっさり観やすく安心して楽しめました。
トレーダービジネスの柵にもっと絡め取られそうになるのかと思いましたが、その辺は割りとあっさり
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.2

うーん、自分でリスクを取らない、面倒臭さ倍増の脳内のび太とドラえもん的作品と言った感じでしょうか。
台詞回し、画作り、間合い、ノリと言うか殆ど面で感性が合わず、"勝手にふるえてろ"と違い今一つ楽しめま
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.5

当たり前ですが、みんな若い!
タイムマシン場所違うでしょ、的な突っ込み所は満載な気もしますが、テンポも程良く、ノリも軽いので、気にせず楽しめました。
2030年迄使えるクーラー、70-80年代を感じさ
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ムルゲ 王朝の怪物(2018年製作の映画)

3.0

そこはかとなく可愛らしさを感じる、そしてどこか哀愁漂うブサカワウルトラ怪獣的ムルゲを愛でる作品、ではないのですが、ミニラが狂暴に育ったらムルゲみたいになるのだろうか、等と、観賞後残るのはムルゲの印象ば>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

作り物系の出来は製作年なりですが、人間の弱さ怖さについては面白かったのでその点では楽しめました。
その分、主人公達のリアリティー、パーソナリティーが消え失せてしまうお粗末過ぎるラストには呆気に取られる
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

静かに淡々と進んで行く物語の中で描かれるダヴィッド、アマンダ他登場人物達の悲しみや不安、葛藤、と言った心情、その機微までが伝わって来て、ちょっと懐かしさを感じるザラついた映像と相まって、じんわりと沁み>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

どうなる事か、意外に深みがあるのかも?と惹き付けられて観ていましたが、どんどんエスカレートして行き、え!?これってどう収拾つけるんだろう、と思っていたら、まさかのやりっ放し置いてきぼりパターンに唖然と>>続きを読む

アルカディア(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

カルト教団の狂気かと思いきや、さにあらず、でなかなか楽しめました。
自転車で闇に消えて行った奥さんは果たしてどうなったのか、やはりループに入っているのでしょうか?気になります。

車が古いトヨタBBと
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

中々興味深く観ることが出来ました。
目で会話する以心伝心、阿吽の呼吸のふたりの表現等、特に松さんの表情が、里子の様々な感情に加えて観客へ解釈の幅を持たせているようで、特に強く印象に残りました。
ただ、
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

楽しめました。
当然の事ながら全盛期バリバリ第一線のアクションとは行きませんし、他の要素を入れ込んでいるとは言え、未だにいぶし銀のアクションをこなすジャッキー・チェンに崇敬の念を禁じ得ません。
ピアー
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

やたら大きなダンボールで送られて来た小物と言うか、豪華な風呂敷&桐の箱を開けてみたら海苔弁、、、的な印象の作品でした。

興味深く観ていましたが、段々と展開のいい加減さが気になって来て、最後の方になっ
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

切なく哀しく作品でした。
心根は誠実な主人公ロイの人柄に惹かれて興味深く観ることが出来ました。
良かれと思ってやった事が裏目に出てしまうのが悲しいです。
もっと用意周到にやれば良かったのでしょうが、そ
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ゲロッパ!(2003年製作の映画)

3.3

漁師鍋的な荒い印象を受ける作りですが、そこそこテンポもあり、細かいことはさほど気にせず、素朴な味わいで気軽に楽しめました。
西田さん、また勝手にアドリブ入れちゃってるんだろうか?というシーンが所々にあ
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白蛇伝(1958年製作の映画)

3.9

幼い頃に観た記憶が蘇りました。
日本最初の総天然色漫画映画ということですが、今観ても新鮮です。
キャラクター含めたデザインセンスに惹かれます。
元の民話と異なり、主人公の身体が溶けて頭だけになったり、
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.4

超絶猫舌アサシン、ファブルの和製ジョンウィック的なアクションと天然系のコミカルな側面との程良いブレンドで、楽しく観ることが出来ました。

以下諸々、、、
佐藤がファブルである事に気付いている事は、ミサ
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

名門フェラーリ創始者の名を与えられた犬とレーサーの物語。
動物、車、更にレース好きもあるので楽しめました。
解りやすい物語も良いですが、登場する車も選りすぐりの名車達が、作品に色を添えています。
クラ
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ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

3.3

素朴な物語に岩合さんの猫愛が滲み出ている作品です。
タマ役のベーコン、如何にも岩合さん好み、という感じがしました。
「まだまだ、これから」
良いですね。

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

深みは感じられませんし、ミュージカルとして突き詰めている感じでもありませんが、シンプルで気楽に楽しめるストーリーで、ミュージカルは苦手ながら、催眠術という設定で違和感無く面白く観る事が出来ました。>>続きを読む

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

3.7

キャラクター、画、色彩、ストーリー、音楽、あらゆる面でお国柄を感じさせるなんともお洒落な、動く絵本の様なまさに"エスプリ"を感じさせる作品でとても新鮮でした。

感染列島(2008年製作の映画)

2.9

色々と詰め込んだ割には、洗練されておらず、途中の、中弛みと言うか、とっちらかりぎみと言うか、訳の解らない展開含め、今見ると粗が目立ちます、と言うか粗だらけな気がします。
が、現在の状況から、突っ込みを
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アタゴオルは猫の森(2006年製作の映画)

3.2

CGである事もあり、オリジナルのアタゴオルの世界とは印象が異なるものの、映像の美しさが印象に残る作品でした。

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、いくらパニック状態とは言え、ウィリアムの独り善がり&先走りオンパレードに、悲惨な展開、悲しい結末になりそうでハラハラしましたが、さにあらず。
ちょっと巧く行き過ぎ感すらあるハッピーエンドでめでた
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名前(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

複雑怪奇な物語ではありませんが、巧い見せ方で引き込まれました。

「この人は、違います。」沁みすぎます。

ガマの油(2008年製作の映画)

3.0

役所さんのイマジネーションの世界、ちょっとぶっ飛んでますが、興味深く楽しませてもらいました。
仏壇というのはああいうものかも知れません、というかああいう風に見えたら楽しいでしょうね。

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

佐藤泰志函館三部作の第一弾、暫く前になりますがようやく観ました。

佐藤泰志さんの『まだ若い廃墟』『ネコを抱いた婆さん』『黒い森』『裂けた爪』、そして少し『週末』の入った『裸足』で構成されているようで
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

ビートルズの名曲たちと共に織り成す楽しく、そして沁みる物語でした。
ビートルズを知らなくても十分楽しめそうな作りにも好感が持てます。
エド・シーラン氏本人登場&普通に演技がサプライズでした。

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

3.2

広瀬さんの演技が楽しく、面白可笑しく観ていましたが、終盤にかけて失速気味というか、何だか纏まらないやりっ放し感の残る展開がちょっと残念でした。
ケンタが再び悪さをしない事を祈ります。

斬、(2018年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

塚本監督のナルシズム作品?
どうなる事かと真剣に観てしまい、観疲れてしまいました。
マニア或はファンの方向けといった印象の作品で、一般的な物語が観たかった自分には全く面白くありませんでした。
見せたい
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島だって夢を見る(2008年製作の映画)

3.0

繊細さや深みのある作りでは無いですが、そこそこテンポが良いので、粗もさほど気にならず楽しめました。
主人公贋造の、行動力はあるものの無責任で自分の事は棚に上げ人の弱点を突く人物像は、映画の中の他人事と
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スカイハンター空天猎(2017年製作の映画)

3.1

トップガンを想起するストーリー自体は、アメリカを中国に置き換えてもそのまま使えそうな位ありふれたテンプレート的なものではありますが、中国製という変な先入観を持っていると裏切られる、普通に良く出来た現代>>続きを読む

私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

沖縄の世界遺産、勝連城の再生を軸にそれに関わる人々のドラマ、主人公の成長を描いた、一般的なご当地作品として観ていました。
が、終盤、個人的には意外なダークさを脳裡に焼付けられた、印象深い作品です。
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