濱田良章さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

濱田良章

濱田良章

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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

タネにズルいところはあるけど、二転三転が最後まで楽しい。『スーサイド・スクワット』でいまいち恵まれてなかったマーゴット・ロビーが発揮できる映画で嬉しかった。

アメリ(2001年製作の映画)

3.5

趣味は他人の人生の「軌道修正」。そして自分の恋愛には回りくどいほどの奥手。そんな題材で付き合わされるわりには、テンポの良さで苦にならず観られた。オシャレ映画はデフォルメと構図が見どころ。新しいつもりで>>続きを読む

交渉人(1998年製作の映画)

3.7

文字通りネゴシエーターものの先駆け。ラストになって遠い昔に観たのを思い出したけど、すっかり忘れてて楽しめた。特殊部隊役ではお馴染み、ネスター・セラーノも出てたんだったか。ケヴィン・スペイシーの色気に支>>続きを読む

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.5

私としたことが観るのを3年近く忘れてた! TVシリーズに慣れすぎてると呆気にとられる衝撃の展開ながら、見事に大雑把に打開(笑)。図らずも2人への追悼が悲しいが、TOS時代のオマージュも素晴らしくパーテ>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

4.2

クローンの悲哀、そしてクローンの託した未来。感情移入に限りはあるが、トム・クルーズが持ってきた「カッコいいシチュエーション」の中では最大の変化球。宇宙から先のディテールがやや軽いのが拍子抜けだけど、小>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.0

昔、時代とは不相応にこんな映画があった、こんな表現があったということを知って「あの元ネタはコレかあ!」と反応するもの多々。評価云々よりも、言語のようにその存在を学習する価値の映画ですね。

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.3

真犯人に辿り着いた方法が納得できず、夢から覚めてしまった。十数話構成のTVドラマなら昭和64年というテーマも薄れずアリだと思ったが、この作り込み度合いの映画なら謎解き以外を抑えて簡潔に一本にすべきだっ>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

何も知らず単体で観るには弱いけど、押井版の実写としてなら忠実、それ以上に応えてくれたと思う。チームの描写まで手が回らなかったのは仕方ないか。繰り返します。これを最初に観る映画じゃないです。

シャフト(2000年製作の映画)

3.0

人物描写も魅力的だし軽快なんだが爽快さに欠ける。ケレン味たっぷりかと思いきやちょっと期待が外れた。音楽は良かった。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.4

戦隊ヒーローものに出てくる合体ロボのガバガバなコクピットを嘲笑う人生だけど、未来はそっち方向に進みそうだなと寂しい思いとともに鑑賞。いいとか悪いとかじゃなく、もう好きか嫌いかでしかないと思います(笑)>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.0

シーンごとの画のまとまりも良く、アクションも陰謀に繋がるプロットも全て揃ってるのに、感情移入できるほどの描写がなくて何も引っかからない。スリと手を組んだフランスに潜入中のCIAってクセのある設定なのに>>続きを読む

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.9

実話が元になってるだけにそう急展開もないが、サラッと観るにはテンポよく、湿度の少ないスタイルが心地良い。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.5

ハズレのない、とは言わないがデンゼル・ワシントンが強い。ただただ強い。様々な強さの描写を追求した一本。後半は強さの演歌のよう(笑)。細かい整合性はもうどうでもいい。元はTVシリーズだったそうだが、どん>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

ジョディ・フォスターの『コンタクト』の超上位互換。私が理解できる範囲で解釈するならこれが妥当な表現かも知れない。全然違うけど(笑)。

人生の特等席(2012年製作の映画)

3.3

『グラン・トリノ』以来の老イーストウッドを堪能するのに特化したような映画。最後は痛快にまとめてチープさを伴うが、隅々のキャスティングがこれ以上ないくらいに絶妙で心地いい。

ザ・スクワッド(2015年製作の映画)

3.3

大事件を追ってるんだけど、軽妙さとチームの規模から終始TVドラマ感が離れない。銃撃戦やカーアクションは頑張ってるように見える。老けてもなお現場なジャン・レノは、あまりひげを伸ばしすぎない方がいいと思う>>続きを読む

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

3.8

テーマがテーマだけにチープにならざるを得ないけど、強面キャストを揃えてファンタジー映画が観られるんだからいいじゃないですかと。ラストなんかも甘いけどまあそれはそれで。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

4.0

旅先で後半しか観なかったが、やっと前半も観た。いつもながらのコメディだけど、抜かりのない画作りが嬉しい。「スカリー捜査官(ジリアン・アンダーソン)」が出てるとは気づかなかった!
あとは取り上げるのも無
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.5

トム・ハンクス扮するサウジアラビアで起死回生を図るセールスマン。展開もテンポよく、イスラム圏特有の複雑さや肩透かしに翻弄される様子が上手く描かれてはいたけど、ラストの物足りなさにまさかこちらが肩透かし>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

『ミリオンダラー・ベイビー』を観た後に老イーストウッドを求めたチョイスとしては正解。いずれも起承転結に忠実で、悲しくも気高い終焉を見せつける。隣家の坊主はあのくらいが等身大でいいのかも知れないが、やや>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.2

入門してきた女性ボクサーと翻弄されるジムの老オーナーとのサクセスストーリー、にしてはトントン拍子でペースが早いなとはスポーツに疎い自分でも思ったんだ。
多くは語らないラストは上手いけど、重く悲しい伏線
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.5

実は初めてちゃんと観た。クレジットを見るまでもないラロ・シフリンサウンドに乗って、たまには多くの作品に影響を与えた古典をと思ったが、Dr.スランプの床屋の親父、熱中時代・刑事編のスリーピースの着こなし>>続きを読む

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

4.0

物語はジャスティン・ビーバーが殺されるところから始まる、というズルさ(笑)。前作同様期待を裏切らぬ豪華なカメオ出演陣と、ハイテンポなやりたい放題。二度は観ないが一度は観て損はない。ハンセルの「父親は巡>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

『レオン』のスタンスフィールドがハマり役だった安原義人の吹替とあって、字幕・吹替の両方を観た。舞台が舞台だけに絵的にやや地味なのは残念だったけど、キャラクターを引き出す見どころには満足。ゲイリー・オー>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

オープニングのイメージが強いけど、全体的にあっさり気味。ストーリーが展開するとミュージカルなのを忘れそうになる。中盤で突き落として、ラストは切なく。ここはもっと粘っこいくらいこじらせて、ミュージカルな>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.3

ここまで詰め込まないと映画化出来ないんか、と言いたくなるほどのボリュームと安心させなさが軽妙にまとめられて感心する。これが英国の作り込みなんだな。吹替で観たのが正しかったかはわからない。原作者のカメオ>>続きを読む

トラック野郎 度胸一番星(1977年製作の映画)

2.8

あき竹城とのカーチェイス、八代亜紀の艶歌コーナー、千葉真一との面白デスマッチと、相変わらず一本とは思えない豪華作。恒例の人違いプロポーズはないものの、この映画で人死に出すことないじゃんよ。メメントモリ>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

考え込まれたプロットなんだろうけど、謎解きの過程が爽快感に繋がらない。劇場で観なくてよかったかも。キャスティングは満足。ホミサイドのスチュアート・ガーティが出てて懐かしかった。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.0

おもろかった。コナー・トリニアーがジョージ・ブッシュ役だったのはわかりにくかったなあ。