濱田良章さんの映画レビュー・感想・評価

濱田良章

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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーを捻ってパッケージングすることをあまり評価したくはないけど、結果観てよかったなと思える緩やかな映画。主人公の誠実な人柄にこれほど魅了される映画もめずらしい。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

期待通りだが、三部作を締め括るにはやや「ため」が足りないかな。尺の半分引っ張り回すようなネチネチ度合が欲しかった気も。この辺のシリーズの源流たる『マイ・ボディガード』のダコタ・ファニングの登場にもグッ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

「100%見破れないトリック」は結構だけど、ピタリと嵌まったパズルのピースのような推理が実は誘導、って爽快感をフイにした真相を見てもお得感は高くないんだよな。凝った記録作りに付き合わされたようでもっと>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

「二人仲良く幸せに暮らしましたとさ」の終焉をリアルに考えさせる映画。ライアン・ゴズリングの面影をジェームズ・ガーナーから読み解くのは結構難しい。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

ホラーものはあまり見たことないけど、結構理路整然と戦ってた。憑依した敵が寝室に陣取っていて、挑んで敗れると一旦退避。ラストステージは地下。なんとなくファミコンゲームに落とし込みやすそうだなと想像してし>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

退屈な部分もなくちゃんと作られてるんだけど、カメラワークなのか「ため」が足りないのか、どうも陳腐な画に見えてしまう。回想シーンとの差にもメリハリがないのが今風なんだとしたら、違う意味で老いを感じさせら>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

4.2

隅々まで豪華なキャスト、軽妙なテンポで浸る余裕が少なかったけど面白かった。実在の人物をモデルにしたデ・ニーロが登場してから前半と後半で違う映画を観てるような。

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.4

ドラッグ経験があればグッとくるんだろか。『NCIS』以外でマーク・ハーモンを初めて見た。

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.5

じいさん達、みんな元気でよかったなあという映画。良いとか悪いとかじゃなく、そういう映画w

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

新スタートレックのデータを巡る思考実験の再来のようで、ラストが惜しくなるくらい観ていたくなる。設定の奇抜さに気負わない人物設定も良い。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

痛快などんでん返しがあるかのようなプロモーションは余計だったけど、フツーに面白くよく出来ていた。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.3

よく分かるんだけど、このキャスティングだったらやっぱり別のラストで観たかった。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

クリント・イーストウッドだから許される、と言うと辛辣に聞こえるので、もはやハードアクションで魅せる境地でなく安心してその姿を享受できる、としておく。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

途中から逆行云々を理解するのは諦めたけど、高級そうな画作りとタイムパラドックスな仕掛けが楽しい。なんとなく二度観ちゃいけない気はする。

スコア(2001年製作の映画)

3.4

期待通りと言えばそうなんだが、どこにも意外性がなくてもうひとつくらい仕掛けが欲しかった。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

洋ドラでおなじみCCHパウンダーの出世作だった。重い腰を上げてようやく観たら、かくもコミカルな人情小噺だったとは。悪くは言えないけど、あれだけのお客今までどこにおったのよw

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.5

モデルになった事件はご存知でしょとばかりに大胆に顛末を端折っているため、豪華キャストで緊迫した金融パニックもののエッセンスが凝縮されている。負債を抱えたところが見たいわけではないけど、全く見えないこと>>続きを読む

43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.5

波乱は求めてないけど、思ったよりクリーンでコンパクトな映画だった。そらそうか。

晩春(1949年製作の映画)

4.0

テーマもキャストも近い『秋刀魚の味』のプロトタイプと思って観ると感慨深い。設定では還暦手前だが、今の自分より5つも若い笠智衆。あんなにキラキラした目で能の舞台は見られないなあ(笑)。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

これはお伽話を力で押し切るためのフォーマットだったのか。とはいえ、見てみたい映像に出会えればそれも悪いものじゃない。ペドロ・パスカルのクセになる怪演が終始楽しい。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.3

いやホンット、出し惜しみが過ぎる(笑)。この後に及んでも続編へ布石が打たれたけど、リック・モラニス待ちと期待していいのかな。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

変なことだけすりゃ人が笑うってレベルのコメディ。カメラ動きすぎ。舞台でやればよかったのに、この程度の感覚でも映画って作っちゃうんだなという事実が見えて幻滅できた。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.3

群像ラブコメディというらしい。知ってる役者がたくさん出てる賑やかなクリスマス映画。当時日本のテレビ局でもこんなドラマが企画された記憶があるが、これに触発されたのかと今更気付く。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.2

眩暈のするような映像、桁外れなギャツビーの存在に気持ち良く翻弄されるはずが、途中から急に感情移入できなくなり「そんな大そうな話か?」と…。その皮肉もまた示唆的だったんだろうか。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.7

長い一日。デンゼル・ワシントンの汚れ役が冴える。

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.4

重そうで長らく敬遠していた。これがあってのイコライザーだったか。

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.7

チェッカーマラソンの元になったタクシーキャブって随分昔からあったんだな。

画家と泥棒(2020年製作の映画)

4.0

絵画を前に心が動かされる様子と、北欧の手厚いタイプの刑務所、泥棒のインスタアカウントを初めて見たな。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

よく出来てたと思うけど、収束に向かうラストが逆に心配だったりする。3時代からデブロン星系へ向かう『新スタートレック』最終話が頭をよぎる。

愛しのハーフ・ムーン(1987年製作の映画)

3.5

京成電車が赤い時代、80年代中盤の街並から価値観から味わえる一作。主人公の実家が谷中せんべいで、向かいのパチンコ屋までも見られるような映画があったとは知らなかったなあ。

ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.0

昔観そびれた映画。いちいち構図が決まってて、リアルだドライだとかって感想が漏れるより現状把握に注目させる展開はさすが上手い。

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.9

初めて観るバート・レイノルズがコレではいけないのは承知しているが、案外正解だったかも知れない。コンパクトながらも感慨深い。チェビー・チェイスもあんな年なんだ。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.0

とても悲しい。奥さん役の女優の顔立ちからして疑わしいんだけど、それほどの裏はなく筋書きはシンプル。それだけに悲しい。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.5

観る前から大体把握できると高を括ってたものの、結構ムチャに詰め込んだフレンチコメディ。分子料理に翻弄される老舗のシェフ、ってのが主軸で企画されたんだろうなとは思うけど、ハイテンポでそこそこ楽しかった。

ローマに消えた男(2013年製作の映画)

3.5

モチーフとしては定番なコメディだが上品な画で引き込まれる。そこへ来ておそらくはどちらとも取れる解釈のラスト。成功してれば見事なのだが、心境の変化の描写が弱くてあまりそう見えないのがとても残念。過去の伏>>続きを読む

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