マルケスさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マルケス

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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

可愛いラブストーリー。リリー・コリンズ、可愛すぎてママに見えないけど、可愛いからいっか(可愛いしか言ってない)。
18歳の出産は『JUNO』と似ている。ジュノはドライ過ぎてついて行けないとこあったけど
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デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.0

現CIA vs 元CIA vs CIAに雇われた戦闘員。CIAの三つ巴やないかーい。笑
冷戦終結後、スパイ物に残されたテーマは裏切りや内部抗争だけなのかな。
ネットでリークは現代ならでは。金に換えよう
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.5

大筋が読める展開、定石通りの人物配置。それでもまったく飽きさせない。
トニー・スコット監督の神髄であり、職人技が光る遺作。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

公開当時、斬新な設定と高い評価で話題になっていた作品。これは納得、アイディアの勝利。映画は映画館で観るのがベストだけど、今作に限ってはPCで動画配信を利用した方がより臨場感を味わえる。

冒頭から感じ
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

極端にセリフが少ない? それとも少女は言葉を話せない? そんな疑問は途中で消えた。セリフがない、のだ。こんなアプローチがあるとは。

父親と暮らす少女を中心に、美しい映像で物語を綴る。冒頭のトラックの
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

息を詰めて見つめた108分。どのシーンも濃密な瞬間の積み重ねで、捨てカットがない。
差別と憧れ。体を洗う水の冷たさ。淡い恋。ニェンナの涙。せめぎ合うアイディンティティ。故郷を捨てた姉と、サーミ人として
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

キュアロン監督の『ローマ』に類する作品だと感じた。今はホーチミンと名前が変わってしまったが、サイゴンに住むムイの物語。アジア圏ということもあり、どこか懐かしさも漂う。
ムイの声がカッワイイ。どうか辛い
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ペギー・スーの結婚(1986年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジ沼にハマって3本目。

「あの頃、今のようにものが分かってたら違った人生を…」
同窓会ではそう言ってたのに、ペギーはやっぱり同じ選択をすることに。
予定調和なんだけど、この手のお話はそ
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.0

クレージーなヤツら大集合。デビッド・リンチの異質な世界を享受できるかどうかで評価が分かれそう。ニコラス・ケイジの中毒性はヤバイ。

「ラブ・ミー・テンダー」で良い映画風に締めるのは反則だろーって言いた
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月の輝く夜に(1987年製作の映画)

4.0

満月の夜。眠っていたアニマル達が目覚めて、カストリーニ家は大騒ぎ。やがて騒動も収まり、角砂糖入りのシャンパンで乾杯。アットホームで愛に満ちたコメディ。

朝帰りのシェールが街を歩くシーンが、CMのよう
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.0

エンドロールの曲が良い。バーンズ・コートニー。イギリスのミュージシャン。映画公開時で20代半ばと思えない渋声とアコギ一本で聴かせる実力。
すまん、ブラッドリーよ。バーンズ・コートニーで本編がかすんじゃ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

王道ハートフルドラマ。みーんな大好きハンバーグ!みたいに誰にでも好まれそうな作品。
キャサリンお姉さまは美しいだけじゃなく演技巧者。やっぱりオスカー受賞者だけあるわ。
サファリ気分のピザパーティがとっ
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

2.5

好きな俳優ばかりなのに、いい感じにグダグダ。
5年後に同じメンツで『スリー・ビルボード』って、マクドナー監督に何が降臨したんだろう? ヨシュアツリーの砂漠がムダに壮大で好き。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

松本サリン事件で容疑者扱いされたKさんを思い出した。彼も第一通報者だった。十代の頃、大手メディアが伝えることは正しいと無条件に信じてた。今は全く思わない。報道は時に暴力以上の暴力になる。

イーストウ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

よくこれだけ再現できたものだ。製作陣はありったけの資料を読み、可能な限りの映像を見たのではないだろうか。
丹念に丁寧に、ニールを中心に周辺人物を辿っていく。職業柄、死が常に身近にあり、それがニールを更
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

ひとつのビジネスモデルとして、執念とも言える行動力で事業を拡大する過程はおもしろかった。単なるレイ・クロックの立志伝ではなく、狡猾でなかなかの嫌な奴ぶりも暴露されている。何の世界もそうだが、ビジネスも>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.0

テンポ良く政治の裏側を描く辛辣なコメディ。クリスチャン・ベイルの肉体改造はもはや定番だけど、他の俳優達のなりきり度も凄い。
サム・ロックウェルが演じたトボけたブッシュには笑った。もし「役柄ベストナイン
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

ヴァン・ヘイレン『JUMP』で始まって、ホール&オーツの『You Make My Dreams』で終わるなんてサイコー過ぎる。
80年代ポップカルチャー大好き少年が夢中になったモノ達を、ギュウギュウに
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

ド派手な衣装、明るいロックンロールにノリのいいダンス…なのに。底で響くベース音は、ハグして欲しかっただけのレジーの悲しい声。
もがき苦しんで掴んだ今の幸せがずっと続くといいね、エルトン。
タロン君、歌
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

これトム・ハーディ好きならたまらんね。
ちょっと情けないキャラなのが最高にくすぐってくる。「ごめん」とか「ありがと」ってトムハがしょげた顔で言うから、キュン死しそうになった。笑

MCU物は数が多すぎ
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.0

ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリーの最高傑作。美しくて面白くてカッコイイ!

アリスの恋(1974年製作の映画)

4.0

アリスは12才の息子がいるシングルマザー。
一度は諦めた夢を叶えるために、生意気盛りのトミーと生まれ故郷を目指して旅に出る。

70年代始めのアメリカは、女性の自立がまだ当たり前ではない時代。誰にも頼
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.0

感想メモ
・長い
・雲待ちエピソードとその後の飛行機シーンは臨場感があって面白かった
・妥協しないのか単にワガママなのか
・この時代のストロボってこんなに電球を消耗するの?(驚
・スコセッシって偏執的

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.0

1974年版をかなり忠実になぞっている。俳優も似た人をキャスティング。
リメイクする必要ってあったんだろーか。

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.0

ロバート・レッドフォードのムダ使い。
でもまあ、レッドフォードを愛でる映画と思えば腹も立たない。

トランスアメリカ(2005年製作の映画)

4.5

「あなたを応援し、尊重している」
いわゆる笑いと涙のさじ加減が絶妙ってやつ。ブリーの家族に秘密がばれるシーンも、修羅場なのにクスクス笑いが止まらない。
かと思えばブリーがこらえきれずに流す涙にもらい泣
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フローズン・リバー(2008年製作の映画)

4.0

淡々と、映像を繋げていく。寒々とした無彩色の空。なんとか今日をしのぐだけの有り金。言葉少なに語られる過去。凍りついた川。行き場のない感情。
ラストの締め方も上手い。手放しの喜びではなく、遠慮がちにはに
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リズム・セクション(2019年製作の映画)

2.5

金髪ロングヘア『アデライン』イメージが強いブレイク・ライヴリーが意外にもハードな役柄。新境地に挑んだブレイクの熱演が見所、といえるか。でものめり込むにはストーリーもアクションも薄い。

「殺しは簡単だ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

カンニングでこんなにハラハラするとは思わなかった。製作陣の若い才能を感じる。
追加の100万を要求したあたりからバンクが変わってしまったけど、彼にも希望があるラストだったら良かったな。

汚れた血(1986年製作の映画)

-

映画に限らずだが、作品には出合うべき時があるように思う。これはやっぱり青春時代に観るべき映画。
自分に迷い、生きることに意味を見いだせず、いっそ死んじゃおうか、ってくらい虚ろだった頃に観たら、どこに何
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アメリ(2001年製作の映画)

3.5

オドレィ・トトゥ演じるアメリがキュートの塊。髪型がかわいい。洋服がかわいい。いたずらっぽい眼がかわいい。悩みがかわいい。小さなたくらみがかわいい。『ダ・ヴィンチ・コード』の時はキレイな女優さんとしか思>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

あまり響かず。
見落としていた何かが見つかるかもと再鑑賞してみたけど、やっぱり探せず。
思春期の自分探しにもがく女子をシアーシャが好演、くらいしか思わず。

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

4.0

2012年に起きたリビアのアメリカ領事館襲撃事件を基にした作品。カダフィ拘束シーンは本物の映像だろうか?
アメリカ大使とCIA職員を守っているのに国の援軍は来ない。孤立無援のGRSの闘い振りが凄まじい
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

流れとして、これも上げないとね。
オリジナルを意識しなければ、これはこれで面白い。
ディカプリオってやっぱ演技うまいわ、って思った記憶。

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

4.0

時間が行ったり来たりで、主要メンバーが再登場。
自滅していくラウに、いっそ悪に染まれたら楽だろうなとさえ思えた。
シェンもヨンもマリー姐さんもサムもリー先生も、脇役がみんなカッコイイ。特にキョン、あん
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インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

4.0

シリーズ通して堂々たる長編ドラマの仕上がり。続編としてこうくるかー(前日譚じゃん驚)ってなった。
サムにメチャメチャ感情移入したよね。無残な死に様が思い出されて可哀想になった。人気のない駐車場ビルの水
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