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マッキンレー・カンターの『Glory for me』が原作。
グレッグ・トーランドの撮る画の美しさ。ウィリアム・ワイラー作品との相性の良さ。もっとこのタッグを観たかった。
3人の帰還兵達のバランス>>続きを読む
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まだ記憶に新しく、W杯ロシア大会時期の出来事で多くの人々やメディアが注目しており結末も経緯もある程度知っている人が多い中で、飽きさせずに魅せる監督が流石。まるで古典落語の名人。
ロン・ハワード監督は複>>続きを読む
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実際にCidade de Deus出身の作家パウロ・リンスによる1997年の小説が原作。
出演者の多くはファベーラから選ばれた演技経験の無い住人達。演技指導に関しては現在ではコンプライアンス違反にな>>続きを読む
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実話を基にしたお話。
間違えて倍速で見てしまったのかと戸惑うスピード感で始まる冒頭。イタリア映画の軽快さが無ければ重くなってしまいそうなテーマだが、バランスの取り方がうまい。
適材適所に割り振っていく>>続きを読む
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1998年にグレートバリアリーフで起きたダイバー置き去り事件を基にした話。
アメリカからの旅行者であった夫婦は行方不明のまま。実際にサメに襲われたかどうかは不明であるが生息地域に取り残され2日後に不在>>続きを読む
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好意的に見れば、社会的な身体の傷付かない陰湿さは男性が担い、弱者の立場にある女性達は裏側で激しくぶつかり合う血みどろの肉体戦を繰り広げるという、ある意味従来描かれるものとは逆転している。彼氏のお飾りぶ>>続きを読む
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ロシア大会でも活躍したアイスランド代表のGKハンネス・ソール・ハルドーソンの初長編監督作。元々映像監督だったので、フットボーラーが映画監督デビューというのとは少し違う。
トッド・フィリップスの差別せ>>続きを読む
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記憶の中のあの人に似ている(同じ匂いがする)パターンのドラマでは、過去の幻影が好きなのか、その人本人が好きなのかの葛藤が重要だと思うがそこら辺が少しあっさりとしていて残念。
深夜ドラマっぽさがあると>>続きを読む
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一つのキューブの中で照明を替えながら20日間で撮影という発想の勝利の低予算ワンシチュエーションスリラー。今観てもドラマ性は色褪せない。
表現などで時代を感じる部分もあるが、陰謀論が蔓延った世紀末感は>>続きを読む
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ジェームズ・ハーバードの小説『Shrine』(1983)が原作。
信仰心とメディア戦略、カルト化で想起されるのはドナルド・トランプ。少なからず彼やその周囲の団体を意識しているように思われる。最後に引用>>続きを読む
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時間移動ものには弱いはずなのにあまり惹かれなかったのは、恐らくその部分に関しておざなりだったからかもしれない。物語上重要な筈なのにオマケ感が強い上に時間移動に対するこだわりもあまり感じられない演出。>>続きを読む