おはうちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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変声期を迎え歌えなくなり殻にこもった中学生が、今歌わねばいつ歌うんだ、今やらねばならないと思わせて殻を破らせる強引さ、発破の掛け方がまぁ、お見事でしたよね。実写ならではの身体性!歌!歌詞の連動のため馬>>続きを読む

ボックストロール(2014年製作の映画)

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悪党の末路が衝撃的。

虚飾だらけの権威を獲得したいが為に取り憑かれ、弱者やマイノリティを差別するためデマをばら撒く悪党は、とうとうゴールと設定された権力の座に鎮座するが、体質的に居座れないのに最後ま
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

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アーミッシュの村に刺客が三人やってきて並んで殺しにやってくるショットとかカッケェ!007スカイフォールを連想。家畜の飼料死は斬新だった!それにしても映画のトウモロコシ貯蔵庫って素晴らしく印象に残りやす>>続きを読む

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

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太っといワニの首チョンパから衝撃登場のマ・ドンソクさんにニッコリ笑う。これ以降、敵は全部首チョンパかヘッドショットをキメまくる乱痴気騒ぎ!一時が万事、頭部に攻撃を加えてどうにかなるパワープレイ!悪くな>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

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笑っていい環境だったら永遠笑っていたと思う!褒めてます!!中盤の城なんてNTRラブコメ空間に終始していて素晴らしく大胆で密度が高い。本人達は真面目なんだろうけど、やることなす事すべてが色恋沙汰に収束し>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

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公開当時に話題になってたから観たかったやつ。音で怖がらせるのが上手かったので映画館なら尚よかったろうな。色んな怪談を披露することで参加者全員の恐怖のイメージが共有されていって、ふいに笑い声が聞こえると>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

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最後いい感じにピアノが鳴り響いてからお別れする一連の流れは粋なことが起こりすぎて、まるで魔法が掛かったように感動して素晴らしかった。ムーディーでいい感じのピアノの破壊力をやっと知った気分。デニーロが振>>続きを読む

デモリションマン(1993年製作の映画)

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景気の良い爆破!キレのあるスタローンとウェズリー・スナイプスのアクション!2032年の未来へんてこ描写!サンドラ・ブロック!タコ・ベル!バーチャルセックス!ネズミ肉のハンバーガー!大味!因縁の対決!カ>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

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守りたい物の象徴で家+家族のモチーフ反復は効果的で、主人公のみならず悪役にも適用されている。主人公の家+家族の固定的な観念を解き放ち、もっと大きい世界(宇宙)の一部となって与えられたスーパーパワーを活>>続きを読む

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

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ジャガモンド斉藤の2023年ベスト1と聞いてシリーズ初見ながら観た。呪いとコロナが同時に襲う嫌な時代性のミックス、ビデオの在処を徐々に詰めていく探偵ものの快感、呪いの正体が段々と明るみになると生じる猟>>続きを読む

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

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地上波でも一から全部を観たこと無かったのをやっと観た。最後の土壇場で犠牲になる人物が意外で驚いたが、その人のせいで鮫が生き延びて犠牲者が出たり、研究の為に単独行動をしたりで身勝手な描写が多いので納得。>>続きを読む

ブルーサンダー(1983年製作の映画)

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三宅隆太のスクリプトドクターの脚本教室・初級篇で紹介された『ブルーサンダー』を再び同じ経緯で鑑賞。

いやこれ終盤30分から始まるヘリ同士のチェイスや、戦闘機との戦闘、憎き仇とのサシの勝負など、面白さ
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ガントレット(1977年製作の映画)

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クライマックスのバスを囲って一斉射撃するアルティメット荒唐無稽な場面が凄すぎた!だ〜れも、運転席に乗り込んで撃ち込もうとしない!みすみす偉い人が撃たれているのに警官は棒立ち!さぁやることは済んだし二人>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

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初売りセールで百貨店が客でごった返してたタイミングで観れて最高。セールで人間の欲望がこれでもかと剥き出しになる序盤の鬼気の迫り方、テンションの上昇が凄まじく恐ろしい。ある拍子で雪崩のように押し込まれる>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

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調味料を過度にまぶしたりドカ盛りにせず雑味を排除させた素材だけで勝負する料理のようなシンプルイズベスト!くすんだ中年の労働者が黙々と働きながら束の間に訪れる一服が光る。自宅の彩度の高い色の美しさ優しさ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

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とてつもない杉咲花ブラックホールに引き摺り込まれて、身体のド真ん中に穴がポッカリ市子の形に繰り抜かれたような気持ちで退場した。「ここで終わり!?」というリアクションを思わず取りたくなる置いてけぼり感。>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

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大丈夫です!!!!!!!
別にミラクル無いです!!!!!!
あの〜〜〜〜〜特に無いです!!!!

あの〜〜〜〜〜う〜ーーーーー

長いです!!!!!!!
かったるい!!!!!!!

ストーリーの風呂敷
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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オチは良いんじゃないですか?こんな終わり方したら面白いだろうって感じは悪くないですよ?終わり方だけはかなり印象に残る。しかし、ホラーとしての強度は極めて低いと思っちゃったな、ぶっちゃけ怖くないですから>>続きを読む

チキンラン(2000年製作の映画)

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むか〜し子供の頃に観た『チキンラン』をNetflixで再鑑賞。頭空っぽで楽しめるクオリティを叩き出していて驚異的で滅法面白い。ある特定の箇所が面白いんじゃなくて全部面白い。なんと続編がちょうどNetf>>続きを読む

探偵物語(1983年製作の映画)

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tvkでたまたまやってた『探偵物語』のラストだけ観たんだが、薬師丸ひろ子がエスカレーターで降りてる途中でどうやら松田優作を見つけて急いで逆走して駆け上がる長回しとか、いざ見合って思い切りキスするガッツ>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

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子供の仕掛けた釘トラップのシークエンスが一番面白かったからサンタのアクションはそうでもなかったかもね。サンタの過去とか湿っぽいストーリーに引っ張ろうとされても、そんなに興味無いのでダルい。煙突殺しは素>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

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こんな馬の死に方は見たことがないって衝撃ゴアシーンや合戦シーンの大砲スペクタクルなど開始10分で元は取れたと確信。序盤のホアキン・フェニックスはおどおどしながら指揮を取ってて可愛い。大砲を発射する際の>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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時代感が中世かと思いきや全然違うと判明してから、これは昔話ではなく現代で問われる問題なのだと叩きつけるような衝撃を受け止める。ベン・ウィショーの立ち位置の絶妙さよね、女性が去ったあとに残される男性には>>続きを読む

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

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すげーすげー、好き放題に破壊やら悪戯やりまくって凄えよ。多種多様なグレムリンの造形を観てるだけで楽しくてしょうがない。アニマトロニクスのクオリティもすげー、CGよりこっちの方が面白い!!モグワイ最高に>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

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キネカ大森で『X エックス』と『Pearl パール』の二本立て鑑賞。前作がそんなに面白なかったのを観ながら思い出して、やっぱXイマイチだ。一人死ぬまでに1時間も掛けちゃったら駄目じゃね?話を転がすセッ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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悪くない(時短感想)

日本人はとりあえずファンタジー題材の漫画なりアニメなりゲームばっか摂取するくらい好きなんだからさ、全員さっさと観な!!

冒頭の監獄から始まるパートかったるくて尾を引いた。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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おもしろそ〜〜〜な雰囲気のままの雰囲気のままだけで終わったような雰囲気映画、何となく観る分には悪くないです!

二回連続ある落下死はメチャ笑った。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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非の打ち所がない傑作では?作画の品質もトップレベルで完成度も高いのに客入りがイマイチなのは『若おかみは小学生!』と通じていて歯痒い。葬式を飛び出してから目撃する一般人視点で体感する戦争の表と裏が全部突>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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ロッキーシリーズ引っくるめて一番魅力的なヒールだったなジョナサン・メジャーズ。身体も動きもキレッキレ、あと掛け声・吠え方で極めて漫画っぽさを体現してた。チャンスに恵まれないまま時間だけが過ぎ去ったハン>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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長いし、かったるいし、眠いし、かったるいし、寝たいし、おもんな

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター(2007年製作の映画)

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ガンダムSEED DESTINYの最も大きな欠陥は新しく主役に据えたシン・アスカの魅力を信じきれてないからだろう。後半では長いものに巻かれて付き従うしか出来ない、自分の意志が希薄で受け身な人物に成り下>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 運命の業火 HDリマスター(2006年製作の映画)

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前作主人公を討ってしまう展開の面白さは代え難いだろう。シンのやるべき事に迷いは無くてステラの為に戦う明瞭なヒロイズムで破綻が無い。それに対するキラやアスランの煮え切らなさ、何考えてるのか不明瞭なまま中>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

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MCUって尺が短くて面白いジャンル映画に全然なれないのが致命的な欠陥だよなぁ、猫を題材にしたモンスターパニック映画じゃない訳でさぁ。普通の映画とは違う唯一無二のジャンルであると突っ走ったら共感しえない>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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ここまで人間の肉を喰わねば生きていけない極限状況に落とし込まれるのも珍しい。脱出に腐心すると別ジャンルになってエンタメになるが、この映画では脱出の可能性を見出す都合の良さは無い。ただただ自分の置かれた>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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エンドロール中にも物語が続いていって暗転する最後の最後の最後まで見せつけて泣かせてくるんで、顔面から汁が出っ放しのまま退場した。政治的ってやっぱ強力と思いましたね、御せればこんなに頼もしいものは無い。>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

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ど頭の子供の駆け回っていく超絶作画からして目が楽しくて脳が溶けた。実はハードな設定に驚いて、という事は冒頭の子供とは一体なんなのか…で考察を展開してしまう恐ろしさ。動物のデフォルメが悉く抜群に上手くて>>続きを読む