幸せだかなんだか知らないけど、気持ち悪いもんは気持ち悪いのよ。また熱がぶり返してきたじゃんかもう…やめてよ…。でも羊は大好きだし、草原も大好きだから、3点。
あー最高だーー。
いっちばん最初の喧嘩のシーンが本当に最高すぎて一瞬で心鷲掴みにされた。ところどころ挟んでくるブレンダの夫とか、絵のモデルになったジャスミンの服がどんどん薄くなっていくとか、ブレンダの>>続きを読む
自由と解放。謎は謎だから興味深く美しい。好奇心旺盛な多感な時代。居場所のない人生。この世界に存在するための存在。自分勝手な自分。潰されそうで潰されない中途半端な心。
そして、旅に出る女の子のお話。
な>>続きを読む
定番のフランスらしさを感じつつ、改めてその美しさと静けさが共存する雰囲気が好きだと思った。私は死への恐れのおかげで生き延びたけれど、彼はそれを一瞬忘れられたのか。何かを口にしようと舌を持ち上げるたびに>>続きを読む
エンドロールのワルツを聴きながら、溶けるような幸福感を感じた。こう言うと不快に思う人もいるだろう。けれど私はとても幸せだった。人間を駒のように使い、死人の上を馬で駆ける彼を悪魔と呼ぶこともできるのかも>>続きを読む
情報・物・人間で溢れかえる世の中。日々頭の中の思考や価値観や信念さへも、何が正しいのか何が本当なのか分からなくなる。元々がどんな色だったか到底想像もできないほどいろんな物が混ぜられ、奇妙な色になり変わ>>続きを読む
言葉では表現できない痛みが、ざらりどろりと心に擦り込まれた。目には見えない巨大なものに飲み込まれ、人は人ではなくなる。息をすることすら死を意味するような世界。そんな常軌を逸した地獄を生き抜いた彼だが、>>続きを読む
M・ナイト・シャマラン監督の作品を久しぶりに見た。ジョーダン・ピール監督と雰囲気がよく似ているという印象。特に、音の使い方が非常に上手い。ホラー的な要素を音で拡張しているから、本当にすごく怖いのだ。こ>>続きを読む
映像のセンス、濃度、凝縮度が声が出るほど素晴らしかった。冒頭のシーンなんて、超かっこいい。身体中の穴という穴からどろりとした幸福感が溢れ出してきそうだった。総体的にもだけど、各々のカットに個性があって>>続きを読む
テレビの中が多彩になるのとは逆に、世界はどんどん混じり合い、黒に近づいていく。世界は、狭く早くそして薄情になった。私たちは、浅く弱くそして盲目になった。羊皮紙に刻まれた歴史と、電波に流れるエゴ、どちら>>続きを読む
真面目で一生懸命で真っ直ぐな人は、どんな生き方をしてても、諦めるっていう選択肢には辿り着かないのかな。stay hungry, stay foolishってそういうことか。"努力"しなくちゃ。
現実を見ているはずなのに、自分の望みにはずっと蓋をしている。蓋をこじ開けて世界を広げることがどういうことなのか、それは単純なことじゃない。表面的なものに囚われ過ぎて錆びついている私の脳に、油を刺してく>>続きを読む
非常に分かりやすい物語。作中の世界は全体的に静かで、心地よさすら感じる空気もあった。子供と大人の間の見えない壁が見える感覚。あなたの考えてることは全部わかってるわみたいな大人の心構えには少し違和感を持>>続きを読む
散らばった時系列だともっと面白かったと思う。途中思いっきりビクッとしてしまったのが恥ずかしかったので、その後全身に力入れて絶対ビクッとしないようにしてた。
ディズニー作品を初めて"作られたもの"として見た気がした。楽しかった。