私のAVVENIREさんのアニメレビュー・感想・評価 - 4ページ目

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イエスタデイをうたって(2020年製作のアニメ)

4.0

近年では極めて珍しい邦画のような恋愛ドラマアニメ。冬目景氏による原作漫画「イエスタデイをうたって」の雰囲気を見事にアニメ化してくれたと思う。1クールアニメとしては傑作の部類。
大人びた雰囲気に劇伴、煙
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舟を編む(2016年製作のアニメ)

4.5

所謂「お仕事系」アニメに分類されるのかもしれないが、その枠に収まらない程に内容が深い。お仕事系に限れば自信を持って、本作がオールタイムベストだと断言出来る傑作。
微妙な表情の変化や生活の細かい仕草等、
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風が強く吹いている(2018年製作のアニメ)

4.5

陸上は言うまでもなく、今まで観たスポーツアニメの中でもトップクラス。三浦しをん原作恐るべし…涙ではなく唇や手の震えでの感情表現、細やかな作画等、隙が無い。不揃いの10人が力を合わせて見せた奇跡に涙。">>続きを読む

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放浪息子(2011年製作のアニメ)

4.6

10年も前の作品とは思えないハイクオリティな映像美と深味のあるテーマを内包した文芸的な傑作アニメ。
トランスジェンダーを題材にしながらも、その枠に捉われない様々な性格/感情の絡み合いを描いた群像劇。水
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ツルネ ―風舞高校弓道部―(2018年製作のアニメ)

3.4

まず弓道という珍しい題材をアニメ化したことが凄いし、新鮮。ただ京アニ作品にしては映像美と内容面で若干の物足りなさはある(それでも一般水準では高品質)
自分自身と向き合う競技だからか、序盤から各自の精神
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日常(2011年製作のアニメ)

4.7

どこか尖ってる作品が好きだなと思う今日この頃。本作は間違いなくその一つ。色々ぶっ飛んでる上、多彩な表現が盛沢山で制作側が楽しんでやってる感が伝わってきて大好き。異次元のアクション笑、逆に普通の日常風景>>続きを読む

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坂道のアポロン(2012年製作のアニメ)

4.8

音楽アニメでは3本の指に入る大傑作、唯一無二となる本格Jazzアニメの金字塔。
Jazz+青春ものというだけで貴重な上、超ハイクォリティな演奏シーンが心を揺さぶる。
一見古いように映る画も'60年代と
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キャロル&チューズデイ(2019年製作のアニメ)

4.5

音楽アニメの中でもユーフォ、坂道のアポロンに比肩する凄まじい音楽アニメ。2019年のマイベストで、これを観るためだけにNetflix契約したレベル。全編英詩(一部仏語)のハイクオリティな楽曲と、手描き>>続きを読む

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月がきれい(2017年製作のアニメ)

4.8

普段アニメを観ない人に1作薦めるとしたらこれを選ぶ。良い意味でアニメアニメしていないオタクぽさのないキャラクターデザインに誰でも入りやすそうな魅力があるし、何より中学生のリアルなもどかしい心情、恋心は>>続きを読む

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氷菓(2012年製作のアニメ)

3.9

「私、気になります!」の台詞が印象的。
日常の謎解き+青春+仄かな恋愛物語を、小説調の台詞回しでビターに展開する味わい名作。男女共に目を引く魅力的なキャラデザ、和風な映像美、毎回のちょっとした謎解きを
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2018年製作のアニメ)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場版の結末によってTVシリーズ本編まで二度と観る気が無くなってしまった。この作品に関してはもう語ることもない。

作画の美しさはある。ただはっきり言って高品質な京アニ作品の中では内容/原作/脚本面で
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灰羽連盟(2002年製作のアニメ)

5.0

人の死による深い心の傷が、この作品によってどれだけ癒やされたことか…映画やアニメ等のジャンルを超越した、間違い無く人生レベルでの傑作。

灰羽とは何か。これは「人間とは何か」を問うものでもあると解釈し
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響け!ユーフォニアム2(2016年製作のアニメ)

4.8

青春音楽アニメの最高峰。このジャンルにおいては京都アニメーションのみならず、他の追随を許さない大傑作。

1期で築きあげた土台を基に、よりヒューマンドラマの熱い展開が多くなっている。とりわけ主人公久美
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響け!ユーフォニアム(2015年製作のアニメ)

4.7

少なくともTVアニメシリーズにおいては、内容/最高峰の演奏作画レベルといい、京都アニメーションの最高傑作と呼べる名作アニメ。

実写含めて最も自然体だと思う主人公久美子。最初はどこか冷めた等身大の高校
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ARIA The ORIGINATION(2008年製作のアニメ)

5.0

歓喜と感涙、そしてシリーズ最後でありながら、新たな始まり(Origination)となる至高のARIA3期。
第3のOPスピラーレの歌詞「もし魔法が使えたら、この時を止めてしまいたい」
これは一体誰が
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ARIA The NATURAL(2006年製作のアニメ)

5.0

シリーズ最長となる2期。摩訶不思議な猫の世界、謎の存在ケット・シーを中心に、陰影のあるAQUAという世界観をより掘り下げた上、笑いや涙もありのバラエティに富んだ内容。
1期のOPウンディーネに続く「ユ
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ARIA The ANIMATION(2005年製作のアニメ)

5.0

何気ない日々の中に輝きを魅せてくれる作品が好き。そんな私にとってARIAはアニメの原点であり、最も誇らしい大傑作。
日常/SF/ファンタジー/お仕事/青春…等など、様々な要素があり、この作品をどう形容
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エデン(2021年製作のアニメ)

2.5

3Dor2DのCGを上手く使って、お人形感無く人間やロボットを描いているところは見事。背景美術は従来の手描きアニメ風という工夫も面白く、映像的には興味深い作品。

ただシナリオは割とありふれた設定で、
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