あの子らさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

3.1

登場人物の設定上仕方がないんだとは思うけど、スパイものとしての気持ちよさが皆無だったのが残念……
アニメだけ観て原作は読んでないんだけど、元々はこんな典型的なハニトラ引っかかり展開なの……?

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.1

隅々まで格好良いし、登場人物も魅力的であちこちで痺れさせてくれるし、ラスプーチンとのバトルシーンなんかずっと観ていたくなったんだけど、自分がキングスマンに求めてるのはコレじゃないんだな〜と思った。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

車窓にビール瓶を持って駆け寄ってくるシーンで号泣してしまった

励ましの言葉(2004年製作の映画)

3.0

主人公がすごく良いことをしているはずだけど、なんだか切なくなった。
「他人にしてもらったら嬉しいこと」を自分で代わりにやってるからだと思う。
「自分で自分を励ます」って、もっと他の方法はないのかなあ…
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

「ほどよい不自由」っていうのは安心とか愛とか居場所の別名だと思った

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

トリアー監督が「本作には『人は誰でもシリアルキラーになれる』というメッセージを込めている」といった旨の発言をされたそうだが、私の感想は「そんなわけないだろ……」です。
そんなわけないだろ!
エンドロー
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雨のまにまに(2020年製作の映画)

3.0

煙った雨の中で、女の子の傘の色が鮮やかで綺麗だった。

よき仕事(2020年製作の映画)

3.7

ドイツ語の原題だと「Kollegen(同僚)」。英題は「Good German Work」。
コミカルなテイストのシーンが多いけれど、業界ならではの職人ほのリスペクトが詰め込まれているように見えたのは
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.4

本シリーズらしいオチではあったけれど、メイン課題が結構しんどめの現実問題&存在だったので、アンネリとオンネリも大人になっちゃうのかも……という寂しさがあった。

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

3.0

「現実見ながら夢見る」というリリックがよかった。
監督のインタビューなんかを読むと意図的に様々なテイストを混ぜているらしくたまについていけなくなったけど、そういう落とし穴感も楽しめた。

朝をさがして(2023年製作の映画)

3.9

彼氏と公園飲みの彼との距離感にモヤモヤするものはあるんだけど、舞台挨拶で「白黒はっきりつけられない曖昧なもの」を描こうとした面があると聞いてちょっと納得。

YouTubeドラマも観賞していたけれど、
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山の上のダリ(2021年製作の映画)

3.3

川の水が冷たいこと、カラフルな子山羊が可愛いこと、ちょっと気恥ずかしいけどおばあちゃんに名前を呼ばれるのはやっぱり嬉しいこと……
縁もゆかりもない土地の物語なのに、そういうのが手に取るように伝わってき
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函館珈琲(2016年製作の映画)

2.9

「コーヒーも飲める古本屋」なのに一般客の弾き語りOKにするのキツいな……流しを受け入れる飲み屋か……?
コーヒー以外のフードとかあるの…?だからあんな客層が広いの…?

エモ重視すぎてストーリーに現実
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.1

どんな人生にも穏やかなピクニックのような日はあるんだけど、ピクニックの最中なのになぜか「ずっとこんな時間が続くわけじゃないんだ」ってハッとしてしまうことがある……という感想。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.2

西部劇にもアメリカンドリームにもこういう切り口があるんだ…。
牛を見るのではなく、牛に見守られてる話だったのかもしれない。
セリフも少なくあらゆるものがシンプルで、ポンジュノが「私には決して真似のでき
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.1

監督の加藤さんの劇団が好きで何度か拝見していますが、演劇も映画もいつも見終わるとうっすら人間というものが嫌いになっています

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

あの友人夫婦をハムにしようよ!

邦題は好きだけど「人狩り行こうぜ!」はセンスないと思う

オービタル・クリスマス 聖夜を祝う全ての人に(2021年製作の映画)

4.0

物語は時にこのくらい優しくていいのだ……
子どもを尊重しながら子ども扱いしてくれる大人、最高

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.0

リズに着いてってる人たち、有能を認められて嬉しいのか、DV男みたいに「たまに優しく認めてくれる」という中毒に溺れちゃってるだけなのか分かんない。

さよならみどりちゃん(2004年製作の映画)

3.0

「みどりちゃん」の名前を呼ぶのは逃避とか祈りとかみたいで良かった

最後まで行く(2023年製作の映画)

2.4

元ネタは韓国のクライムサスペンスだけど、悲壮感と説得力が足りないのか、ところどころコメディに見えちゃった。

「危機回避できたぞ! …と思ったら実はもっと酷いことが起きていた!」
「やばいやばい、どう
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白いブランケット(2022年製作の映画)

3.2

あらゆる意味で過酷な場所でも、子どもたちは「初めてのおつかい」をするんだ……

白いものは立ちはだかるけど守ってくれる……雪もブランケットも髪飾りも……

ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)

3.2

キャップとSTメンバーが桃太郎とおともたちの図に見える
ずっと仲良しでいてね

355(2022年製作の映画)

3.2

女性スパイチームものだけど、諜報シーンよりはアクションがかっこよかった。

終わらない週末(2023年製作の映画)

2.9

不気味な要素は多くてワクワクするんだけど、いつ火がつくんだ……!?ってソワソワしてるうちに終わっちゃった……

街のあかり(2006年製作の映画)

3.1

ほとんど劇伴が流れないのが、孤独で感情に鈍感になってる主人公の心情そのものみたいだった。
かといって欲望はそれなりにあるし、はけ口にする相手も選んでる。ズルい部分ばかり伸びてしまうのは、自分から捧げな
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ウィッチクラフト 黒魔術の追跡者(2019年製作の映画)

3.2

あの携帯電話魔法、電子端末よりよほど子どもの安全を守れそう。

わたしのお母さん(2022年製作の映画)

2.8

インタビュー記事に「2人の関係は、どの目線で見るかで違う。見る人が経験を重ねられると思います」というのがあった。
私はこのお母さんのような「人」が苦手だし、こういう「親」に苦しめられている知り合いが多
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

「相変わらず泣き虫ね…」のとこで息止まるほど泣いてしまった。

あとは長田が最後「奥様!乙米様!」って叫んだのがしんどかった…乙米様は酷いことをする悪役だが、因習の犠牲者でもあったんだ…

作者の水木
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プールサイドで(2022年製作の映画)

3.5

これプールの視点だったんだ……
プールが語る「あのころ私は綺麗だった」の切なさよ……

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.0

ジャンルは「恋愛」「ミステリー」になってたけど、どっちつかずなのが残念かも。ラブと謎解きがまったく別軸でしか進まないから、面白くなり始めたところでずっこけちゃうというか…
でも「宮崎あおいと吉沢亮のカ
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.3

映画のキャッチコピーが「隕石も草笛も私にとっては奇跡」といった内容だったので、「幸せは奇跡」という話かな……
作品の雰囲気は「ありふれた幸せが素敵」というテンション感なんだけど、日常生活の延長で幸せを
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

身も蓋もないんだけど、裏社会に戻る運命の気質だったんだな……と思う……
この復讐スイッチの入り方からすると……

あと帰れる「家」ってなんなんだろうね。これも裏社会ゆえの幻想なのかな。

冬時間のパリ(2018年製作の映画)

3.2

原題の方が粋なのでは?と思うけど、何か劇的な展開があるのではなく、そういう界隈の人々の日常を描いてるから邦題もアリはアリなのかな…

ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.2

特別すぎないけど確かな優しさが良い。
大人のための絵本みたい。