あおあかドンデン返しダディさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.3

認知症を患ったベテラン暗殺者が、最期に正義を貫こうと人身売買組織の黒幕に挑む物語。普段は温厚で弱々しい外見… 豹変したら、超凄腕のアクションに驚愕!… という設定を演じたら右に出る者がいないL•ニーソ>>続きを読む

ラストサマー3(2006年製作の映画)

3.0

前2作から約10年が経過し、映像質感は格段に進化してはいるものの、少し趣きが異なる傾向に対して驚愕でした。ミステリー性のある犯人捜しも本シリーズの醍醐味でしたが… 終盤の展開にも疑問が湧き、空いた口が>>続きを読む

シックス・デイ(2000年製作の映画)

3.1

バイオ技術の進歩により、遺伝子操作でペットさえも複製可能なクローン社会の恐怖を描く物語。期待を裏切らないアクション満載で驚愕でしたが、やはりシュワちゃんにはレーザー銃よりも機関銃の方が似合っている気が>>続きを読む

フェノメナス(2023年製作の映画)

3.2

超常現象を調査するベテラン女性3人が、恐ろしい試練に苦闘する物語。良し悪しは別として… コメディ、ホラー、ミステリーの三要素が微妙に絡み合う展開でした。これで幕引き?… と思った矢先、今までの流れを大>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.3

イケメンで礼儀正しくて頼り甲斐のある兄貴タイプの青年… 何か裏がある事は想定内。かなり物語は盛り上がったのですが… 終盤の展開に少々残念な空気が漂いました。単なるサイコキャラと異なり、ある程度好感を持>>続きを読む

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.5

人口の2割が中毒患者となった近未来の麻薬社会を舞台に、自らの容姿を隠蔽して囮捜査をする男の物語。実写の動きを残すアニメーション描写が見事。現実と妄想の間で苦悩しながら、既にヤク中となってしまった主人公>>続きを読む

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

3.7

実話ベースと思えない程のどんでん返し連射に驚愕しっ放しでした。全体的にコミカル描写でしたが、ハラスメントが横行していた時代背景だった事もあって憤りを感じました。結末は爽快にして企業の倫理性を問う良質な>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.6

ピンク貴調のジャケ写とタイトルから、SFファンタジー青春恋愛劇を想像して鑑賞を後回しにしてましたが、さすが東野圭吾原作!… 意図的なミスリード⁉︎。冒頭から設定と時系列が交錯しながらの進行に戸惑いまし>>続きを読む

ラストサマー2(1998年製作の映画)

3.4

王道の青春系ホラーシリーズ第2弾。随分前にWOWOWで流し見した程度だったので改めて鑑賞。先ずは前作と比べてフィッシャーマンがパワーアップ(⁉︎)していた事に驚愕。ミステリー的要素や、どんでん返しの演>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.2

予備知識薄めで鑑賞。冒頭で描かれるような近未来アクションスタイルで進行するかと思いきや… いきなりの驚愕。全体を通して小さなどんでん返しが繰り返されていくパターンでしたが、韓国エンタメ作品としては極上>>続きを読む

ヴィドック(2001年製作の映画)

3.4

世界初の探偵といわれるヴィドックの死亡を機に、彼が最期に追い詰めた鏡仮面の殺人犯を解明するミステリー。約20年前にDVDで観たものの、殆ど記憶に無いので再鑑賞。確かに最近の作品と比べるとイマイチ感を否>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

とある集合住宅での怪現象を調べるうちに過去の因縁が複雑に絡んでいく物語。苦手なJホラーあるあるのジャンスケが無く、謎解きミステリー調和だったので好感が持てました。が… 主人公の女性作家が、誰かに引き継>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.2

“超人的剣客”の浪人を中心に、恐るべき災いを引き起こす新興宗教団体の討伐をを巡って繰り広げられるエンタメ時代劇。宮藤官九郎氏の脚本により、なかなか豪華な俳優陣によって描かれる大いにブッ飛んだ展開に思わ>>続きを読む

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.5

海兵隊員とその妻が、二人揃って何者かに殺害されたものの、男は秘密組織の科学技術で蘇生し、超人的な人造人間となって復讐を遂げる物語。…と思って鑑賞していたら、ほぼ序盤にて目標達成。不思議に思い始めていた>>続きを読む

ドニー・ダーコ2(2009年製作の映画)

3.4

ドニー•ダーコが死亡してから7年後、更なる謎の出来事を通し、今回は彼の妹の運命を飲み込んでゆく物語。相変わらず理解困難な哲学的空気が漂っていて、大雑把な展開では前作との類似性を感じました。SFホラーの>>続きを読む

16ブロック(2006年製作の映画)

3.2

N.Y.市警の窓際刑事が、裁判の証人を護送をするだけの簡単な任務を押しつけられたものの、何者かによって命を狙われ続ける刑事アクション。驚愕する程のレベルではないにしても、確かに終盤ではどんでん返し。物>>続きを読む

アサルト13 要塞警察(2005年製作の映画)

3.4

吹雪で孤立した田舎の警察署が謎の武装集団の襲撃に遭い、包囲された警官と凶悪犯達が共に立ち向かう姿をスリリングに描いた物語。小規模のB級アクション映画でありながらも、E•ホークとL•フィッシュバーンの競>>続きを読む

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.1

かなりブッ飛んだ人々が集まった謎の病院を舞台に、頑固でワガママな老人が、事故の後遺症で記憶が1日しか持たない少女と出会った事で始まる奇妙な物語。なかなかの豪華俳優陣による馬鹿馬鹿しさの中にシュールな笑>>続きを読む

ビューティフル・ダイ(2010年製作の映画)

3.7

脱獄し殺人を繰り返しながら元カノの所へ向かう殺人鬼の現在と、二人が恋人同士だった過去の姿を交錯させながら描く物語。ハンディ撮影の手振れ映像が中心なので、慣れるのに一苦労…。なかなか踏んだり蹴ったりの人>>続きを読む

トランク ~走る密室~(2024年製作の映画)

3.4

彼氏とのヒッチハイク旅行中に自分だけ拉致され、乗用車のトランクに閉じ込められて苦闘する女性医師の物語。何とかスマホ利用は可能なものの… 外の連中による胸糞対応を通し、肉体的にも精神的にも追い込まれる主>>続きを読む

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

4.6

お馴染み“ピタゴラスイッチホラー”第5弾。旅客機、高速道、遊園地、サーキットと続いて、今回は“吊り橋”。冒頭での事故シーンは、今までにない大迫力の描写で大いに驚愕でした。今回のイチオシは中国マッサージ>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

4.8

各レビューで評価が割れてますが、どんでん返しファンとしては一先ず高評価としました。普段から設定の理解力が乏しいので、映画館での鑑賞を避けて正解でした。恐らくポカ〜ンと一人で取り残されたと思います。恥ず>>続きを読む

笑の大学(2004年製作の映画)

3.1

第二次大戦前夜で娯楽検閲が厳しい頃、警視庁検問係と若い劇作家の二人が、喜劇上演を巡り熱い攻防を繰り返す物語。暗い時代背景の中でも笑いのスタイルを崩さない… さすが日本が誇る脚本家としての三谷流反戦メッ>>続きを読む

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

2.8

お馴染み“ピタゴラスイッチホラー”第4弾。旅客機、高速道、遊園地と続き、今回はサーキットが舞台。さすがにマンネリ感は否めませんが… 其れなりに楽しめました。今回のお気に入りは美容室のくだり。… 最後に>>続きを読む

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.4

離婚して間も無い男が、再び恋愛を始めようと出会い系サイトを利用した事で起きた不幸を描くドキュメンタリー。ネトフリ新作紹介で“衝撃のどんでん返しが待ち受ける…”との文言が目に付いたので早速の鑑賞。関係者>>続きを読む

サボタージュ(2014年製作の映画)

3.2

麻薬取締局の特殊部隊数名が、密売組織のアジトに突入して密かに大金を手に入れた事を機に、メンバーが次々と謎の死を遂げていく物語。シュワちゃん主役のドンパチ系ですが、珍しくミステリー色の濃い展開が続き、飽>>続きを読む

シャッター ラビリンス(2009年製作の映画)

3.9

旅先の船内で失踪した幼い息子を捜索する母親を描いたスパニッシュ•サスペンス。あの王道どんでん返し某作品と見紛うジャケ写&邦題に驚愕!… 思わず続編かと勘違いしました。意味深で断片的な回想シーンを交えた>>続きを読む

クリミナル(2004年製作の映画)

4.6

ベテラン詐欺師と若い新米詐欺師のコンビが大仕事に挑んでいく物語。アルゼンチン映画『NINE QUEENS』の米国リメイク作品。元版では“切手”を巡る駆け引きだった内容が“銀証券”に変えられる等、随所に>>続きを読む

NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち(2000年製作の映画)

4.7

敏腕のベテラン詐欺師と、新米の青年詐欺師がコンビを組んで大きなビジネスに挑んでいくアルゼンチン発の犯罪サスペンス。ラストのパターンとして、昔からありがちなスタイルなので、勘の鋭い人はオチが読めてしまい>>続きを読む

ファイナル・リベンジ/バンチ・オブ・バスタード(2021年製作の映画)

2.8

閑静な邸宅に住む有り触れた3人家族の元に謎の強盗が押し入ったことから、家族の知られざる過去の秘密が徐々に明かされていく物語。ジャケ写の雰囲気だと、もう少し盛り上がるのかと思いましたが、驚愕レベルのどん>>続きを読む

キーファー・サザーランド IN ガンブラスト(2002年製作の映画)

4.1

行きずりの女性を言葉巧みに誘い込み、要人暗殺の手助けをさせては用が済み次第に殺害… という卑劣な方法を繰り返す殺し屋の顛末を描いた物語。主演にK•サザーランド、制作をM•ライアンが担当した2002年の>>続きを読む

サバイバル・イン・ザ・ルーム(2009年製作の映画)

3.4

深夜の山道を運転中に脱輪させてしまった女性が、自ら手配したロードサービスの作業員に拉致監禁され拷問を受けてしまうバイオレンス•ホラー。全体的にあまりテンポが良くないので、深夜の映画鑑賞では睡魔との格闘>>続きを読む

裁断分裂キラー スライス(2009年製作の映画)

4.0

警官殺害で服役中の元刑事が、猟奇的連続殺人事件の容疑者となった幼馴染みの旧友を捜索していく物語。何とも安っぽい放題が示すように、単なるタイ制作B級スプラッター•ホラーかと思いきや… 終盤になかなかの驚>>続きを読む

題名のない子守唄(2006年製作の映画)

4.4

殆ど前情報無しで鑑賞しました。静かで大人しい展開が続き、ラストに小さな感動が訪れるというありがちなストーリーだと思っていたら… なかなかのサスペンス調和で進行していき、R-15指定の作品である事にも大>>続きを読む

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.1

お馴染み“ピタゴラスイッチホラー”第3弾。旅客機、高速道と続き、今回は遊園地が舞台。少しグロさがアップしてましたが、物語の流れに娯楽性も増していたので、飽きる事なく最後まで楽しめました。今回のお気に入>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

4.8

4月1日を迎えた東京の街を舞台に、個性豊かな登場人物達が各々の嘘で繰り広げる群像劇を描いた物語。数年前に地上波放送を流し見した程度だったので、今回は腰を据えてジックリと再鑑賞しました。さすがは古沢良太>>続きを読む